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juin 14, 2010

ぜんぜん大丈夫じゃないよね

 ドイツはすごかったね。オーストラリアと「格の違い」。セルビアもガーナに敗れた。つまり、セルビアに完敗し、オーストラリアにも煮え湯を飲まされている(ジーコ・ジャパンのとき)日本代表は、南アフリカにいるのが間違っている感じ。それに対カメルーン戦は、魔のブルームフォンテーン! 何で「魔の」かって? 決まっているでしょう。95年のもうひとつのワールドカップ。『インヴィクタス』だよ。あのフィルムでも、ブルームフォンテーンでのジャパンの大敗が台詞になっていたよね。まだテストマッチのレコードになっているのかな?ジャパンがオールブラックスに大敗したゲーム。145点取られたからね。相手はまるでラン・パスの練習。それで次々にトライ。まだ目に焼き付いているよ。出場した選手たちは未だにトラウマだろうね。梶原がひとりでタックルに行っていたね。よく覚えているよ。
 何かの因縁だ。とにかく良い材料はまったくない。代表戦4戦連敗、ジンバブエとの練習マッチでも30分3本で1点も取れていない。イングランドとは好ゲームをしたと言っても、4年前はドイツと引き分けているからね。4年前のドイツはホームだったし、高原が切れていたからね。このところ岡崎は自信喪失、本田は口だけ、俊輔は不調、遠藤も好調からは遠い。何をやっても誰を出してもうまく行かないジャパン。そして、岡田武史の最初の頃のキャッチフレーズが「接近、展開、連続」でしょう!つまりラグビーじゃん。今の岡田武史の日本代表と95年のラグビーのジャパンが重なるように感じられるのは、ぼくだけじゃないだろうね。ブルームフォンテーンで大敗したラグビーの日本代表のキャッチフレーズは「タテタテヨコ」だったよね。結局、ほぼすべての時間、相手ボールだったので、「タテ」にも「ヨコ」にもボールが動かなかったね。日本にとって好材料は、カメルーンのアンカー、アレクサンドル・ソングが欠場するくらい。今シーズンのアーセナルのソングはすごかったからね。よかった。でも、エトーは出場でしょう。監督もルグエンだよ。今のフランス代表の監督を無理矢理続けているお馬鹿さんがもし辞めていたら、最右翼はルグエンだったはずだよね。リヨンをチャンピオンズリーグの常連にしたのは彼だよ。
 もう一回書くね。良い材料はまったくない、と。ルグエンも「われわれはすべての面で日本を上回っている」と言っている。事実だ!オランダ対デンマークが楽しみだね、と皮肉でも書けばいいのかな。

投稿者 umemoto youichi : 04:38 PM