4月27日(水)

 08:30起床。マンションのエレベーターが異音とともに急に止まり死ぬかと思いふと見ると、懐かしのシンドラー社製であった。美術館にアラーキーの写真の展示が。18:00に会場へ。

 

ゲスト歓迎会、ニッポンコネクションのスタッフとゲストが集う。『我武者羅應援團』という日本からのパフォーマンス集団が3・3・7拍子を披露。スタッフ挨拶では、やはり震災の話題が出る。19:30「ニッポンシネマ」の会場でオープニングセレモニー。約500人ほど入るホール、満員。ついにニッポンコネクション、開会。開会式と上映が直結らしく、気付くとセレモニーは終了し矢崎仁司監督『スイートリトルライズ』(10)が始まっていた。本編が始まる前に、フィルムに焼かれた映画祭の予告編が流れ、妙に感動。「ニッポンビジョンズ」の会場では平波亘監督『青すぎたギルティー』(10)。定員120名程のところを、ほぼ満員。アフタートークも質問がたくさん出て盛り上がっている。正直、極東日本のインディーズ映画にどれだけの観客が来るのだろうかと思っていたのだけれど、驚く。人数もさることながら、観客の層も、友達連れやカップル、学生らしき若者から老人まで幅広い。雰囲気としてもふらっとやって来たような気楽さがあって、あまり日本の劇場では感じられない雰囲気だなと思う。時刻はすでに22時を過ぎていたが、会場は多くの人で溢れている。ビールや、会場で売り出されている日本酒を飲む人々など、多数。地下鉄。乗り方を平波監督と俳優の土屋壮さんに教わり、なんとか帰る。