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January 3, 2004

『A Talking Picture』マノエル・デ・オリヴェイラ

[ cinema , cinema ]

船出を飾るエンリケ航海王子の像やアクロポリスの神殿やピラミッド、イスタンブールの港で船を迎えるホテルの直線的な矩体と色彩。移動と時間が積み重なれば積み重なるほど、被写体は単純な幾何学的図形に還元されていく。それはオリヴェイラ自身の歩みにも重なるなどとも言えそうだが、だとすれば彼自身が「長生きする事がそれほどめでたい事だとは思わない」とつぶやいていたような意味でのある種の憂鬱が、目に映るものの持つ途...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:01 PM

天皇杯決勝 ジュビロ磐田VSセレッソ大阪

[ cinema , sports ]

サイドの出来がチームの攻撃力を左右する。セレッソ大阪は明らかにそんなチームだ。3-5-2の右サイド酒本がジュビロ(こちらも3-5-2だ)左サイド服部に詰め寄る。センターラインを越えた辺りで奪ったボールを中央前線のバロンへ。ワンタッチで落としたところに走りこむ森島はシュート!ではなく逆サイド大久保へダイレクトパス。シュートこそ打てなかったものの、開始早々のこのシーンが、セレッソ唯一最大の攻撃パターン...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:22 AM