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January 06, 2004

『男性誌探訪』斉藤美奈子著(朝日新聞社)

[ book]

「十人十色」というように、人にはそれぞれ個性があって、ひとりひとり別々の顔があり、別の声を持っていて、ひとりとして同じ人はいない。雑誌もまた、それと同じように、大まかなグループ分けはできても、それぞれが別の個性を持っている。本書には、それぞれの男性誌の備えるそういった「たたずまい」が記されている。たとえば、「文藝春秋」は「保守でオトナな日本のセレブ」であり、「サライ」は「家庭で、病院で愛される高齢...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 09:00 PM

「息子のまなざし」ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

[ cinema]

「距離を感じる」「距離を置く」「距離を縮める」人と人との間にある距離を操作することは、いつもふたりの人間間でしか起こらない。一対一で向かいあった時、ふたりの間には直線が引かれ距離を測ることが出来る。それは決して概念としての距離ではなく、数値としての距離である。 一枚の紙を一心に見つめながら、「オリヴィエ!」という声に顔を向け走り出す。オリヴィエが少年の存在を知るのは紙に書かれた名前からである。少年...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 08:58 PM