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June 15, 2005

『ある夏の記録』ジャン・ルーシュ
須藤健太郎

 いま、ジャン・ルーシュの回顧上映が開催されている。以前、彼の映画を見たときにはあまりピンと来なかったのだが、『ある夏の記録』『人間ピラミッド』と立て続けに見て、すっかりはまってしまう。めちゃくちゃ面白いのだ。つい足繁く通ってしまっている。前に見たのは『メートル・フ』と『我は黒人』だったが、そのときはたぶん無字幕で、訛りに訛ったフランス語を少しも聞き取ることができず、それで楽しく見れなかったのかも...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:49 AM

May 19, 2005

丸の内は変わる
梅本洋一

東京改造の先端的な場所は、何と言っても丸の内だろう。かつて31メートルのスカイラインが並び、それぞれのビルがその意匠を競った日本の産業界の中心が丸の内だった。そのスカイラインが崩れたのは、東京海上ビルが建った1986年だったろう。今となっては決して高くはないが、この赤茶色のビルは、当時はまだスカイラインのあった丸の内では異彩を放っていた。東京中心部の容積率の変化が、この高層ビルを生んだわけだが、当...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:56 AM

April 7, 2005

『オペレッタ狸御殿』鈴木清順
小峰健二

清順はこの『オペレッタ狸御殿』のインタヴューに答えて、内向的な映画ばかりが目に付くいま、ぜひ馬鹿馬鹿しくて楽しい映画を撮りたかった云々と語っている。つまり、このフィルムは清順流の娯楽映画になるべく製作された。1940年代から50年代にかけて人気を博したかつての「狸御殿モノ」がそうであったように、多くの観客を魅了し、ときに笑いや涙を誘う映画。そのような映画こそ清順がいまこの時代にやりたかった企画なの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:21 PM

March 24, 2005

丹下健三の死
梅本洋一

汐留の松下電工ミュージアムで「DOCOMOMO100選」を見た。汐サイトに行ったのは初めてだったので、周囲を探索しながら会場に赴いた。新橋駅の復元は最低の出来。古めかしく装った建物の中にレストランが入っているだけ。首都高から見ると、ジャン・ヌーヴェルの電通もかなり奇麗なのだが、下から見上げると単なる高層ビルにすぎない。何よりも良くないのは、歩行者レヴェルの地上にいると風景の抜けがなく、どこにいるの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:29 AM

March 3, 2005

『ビフォア・サンセット』リチャード・リンクレイター

平日の午後、ガラガラの恵比寿ガーデンシネマ。前から3列目に腰を下ろすと、ぼくの前には誰もいない。 いきなり映るシェイクスピア&カンパニー。この書店のすぐ裏にぼくは3年間住んでいた。イーサン・ホーク扮する小説家がインタヴューを受けている。彼が座っている椅子の前の棚からぼくはダシール・ハメットのポケットブックを2冊買った。そして、この書店が舞台になっている一章があるヘミングウェイの『移動祝祭日』(ペン...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:21 PM

February 13, 2005

三信ビル

2月11日付けの朝日新聞朝刊によると日比谷の三信ビルが老朽化によって取り壊されることになったということだ。日比谷、丸の内地区に残されたモダンなビルのうちのひとつがまた取り壊されることに反対はもちろん多く、この記事にも建築関係者の意見を聴取しながら、このビルをどうするか決めるとある。 まず結論から書こう。交洵社ビルのようにファッサードの一部だけを「記念碑」のように残したり、横浜・関内のビル群のように...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:44 PM

February 8, 2005

アーセナル、諦めるな!

ミッドウィークの対マンU戦に2-4の惨敗をきっし、今シーズンのプレミアシップを諦める旨、発言したヴェンゲル。そして、次節の対アストン・ヴィラ戦の前半は3点取り、後半はバタバタしたが、結局3-1でアウェイの勝利を飾ったアーセナル。このゲームには、久しぶりにGKにレーマン、ミッドフィールダーにエドゥーを起用。前半は完全にゲームを支配し、アンリが好調なら、あと2点は入っていたゲームだった。4-0に持ち込...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:17 PM

January 25, 2005

「The Archigram Cities」TNプローブ・サロン

1月24日、先週末から水戸芸術館現代美術センターで開催されている「アーキグラムの実験建築1961-1974」という展示の連動企画として、「The Archigram Cities」と題されたアーキグラムのメンバーによる講演会が品川インターシティの大林組のホールで行われた。 当初参加予定だったピーター・クックは、次の仕事のためにすでに日本を発ったとのことで、デニス・クロンプトン、デヴィッド・グリーン...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:34 AM

November 25, 2004

大学ラグビー
早稲田対慶応

今年は慶応が明治を敗ってここに到達しただけに、もう少しマシなゲームが見られると思ったが、内容もスコアも早稲田の圧勝。73-17というスコアも11-3というトライ数においても圧勝だが、後半33分で五郎丸が不可解なシンビンを食らってから、2トライ奪われたわけで、その意味では早稲田の完勝だろう。FWの素早い仕掛けと絡みでボールを支配し続け、何度か近場をついてから、ラインにボールが渡ると、慶応のディフェン...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:44 PM

November 20, 2004

『建築文化』休刊

建築の勉強を始めた1994年頃は、『建築文化』はなにしろあこがれの雑誌だった。芸術分野を学ぶには、あまりにフツウな僕を含めた大多数の日本の建築学生にとっては、3000円近い建築雑誌は高くてなかなか手がでないのだけど、何号かに一冊、とても気に入った特集号を吟味した上で買ってみたりした。とりわけ個人の作家を特集した号が、仲間内ではいつも評判だった。買って読んでみると、丁寧につくられていることが本当に感...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:31 PM

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