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June 3, 2008

W杯アジア予選 日本対オマーン 3-0
梅本洋一

 最近のフットボールファンは、協会会長というと川淵三郎を思い出すだろう。代表監督というと岡田武史、あるいはイビチャ・オシム、あるいはジーコ。だが、50歳を越えたぼくらにとっては、そのどちらも長沼健だ。最初に買ったサッカー本も長沼健のものだった。もう本棚に残っていないが、『チームプレー』という本だった。メキシコ五輪直後に出版されたものだったと思う。銅メダルを得た代表チームの戦術や、クラマー・コーチか...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:54 AM

May 31, 2008

『PASSION』濱口竜介
宮一紀

 上映前の舞台挨拶で俳優の渋川清彦がいみじくも口にしたように「映画っつうのは映画館で観るもんです」。立ち見さえままならないほど多くの観客が詰めかけ、むせ返るような空気の中で(とはいえ次第に空調が効きすぎて寒くなってはきたが)映画が上映されるという久しく体験したことのなかったことがユーロスペースで起こっていた。しかもそれが平日のレイトショーで起こった。もちろんイベントの性格上、関係者が多く集まってい...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:53 AM

May 26, 2008

『ポスト消費社会のゆくえ』辻井喬 上野千鶴子
梅本洋一

 バブルが弾けてから、「失われた10年」を経て、いろいろなものがなくなった。バブルの時代までのリードした国土計画やセゾングループがなくなったものの代表だろう。どちらも堤康次郎が起こした西武鉄道に端を発し、一方が堤義明、他方が異母兄の堤清二によって経営されていた。苗場スキー場や軽井沢といったリゾートが国土計画によって開発され、パルコやシネセゾンがセゾングループによって経営されていた。本書は、後者の社...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:20 AM

May 2, 2008

『ショーケン』萩原健一
結城秀勇

 萩原健一がなぜ「ショーケン」なのかという理由については、一般に広く知られていることなのだろうか。私は知らなかった。本名は敬三だが聖橋中学時代友達からケンちゃんと呼ばれており、その頃朝鮮高校のOBだったダイケン、高千穂中学校にいたチューケンとの比較から、ショーケンと呼ばれるようになったのだという。ショーケンがテンプターズとして初めてステージに立ったパーティを主宰していたのが、そのダイケンだった。「...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:49 PM

April 17, 2008

『石の微笑』クロード・シャブロル
結城秀勇

 中原昌也『作業日誌2004-2007』の中では、『石の微笑』のタイトルの後ろに「★」(国内でソフト入手困難を示すマーク)が着いていた。DVDが出るのを待っていたのだが出ないらしい。ということで三軒茶屋中央劇場に足を運ぶ(余談だが二本立てのもう一本は『タロットカード殺人事件』。ウディ・アレンとクロード・シャブロル、アガサ・クリスティとルース・レンデル、スカーレット・ヨハンソンとローラ・スメット。な...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:24 PM

April 5, 2008

『中原昌也 作業日誌2004-2007』中原昌也
梅本洋一

 膨大な量の「作業日誌」を一気通読した。とても面白かった。私が登場するからか? 少しはそうだが、それがすべての理由ではない。何しろマメで行動力抜群の中原昌也が、金がない、腹が減った、小説を書きたくない、とぼやきながらも、同時にこの膨大な作業日誌を書いてしまうことに驚嘆した。どんなことでも書き付けてしまうプライヴェイトな日記と、この「作業日誌」はまったく反対の代物だ。酔っぱらっていても、疲れていても...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:10 AM

March 7, 2008

『ニートピア2010』中原昌也
結城秀勇

『ニートピア2010』が面白い。中原昌也の代表作と言ってもいい。でも中原昌也はなにも代表しない。だいたい、代表作ってなにを代表するのか。作者の考えをか。作者の技法をか。はたまた現代社会をか。人間をか。  最近、仕事について書いてない小説は読む気がしない。それはその人の職業がなんで、どんな職場環境で、いくら稼いで、どんな生活をして、などということとは根本的に関係がない。なにで金を稼ぐかを記すことと...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:22 AM

February 20, 2008

『都市住宅クロニクルⅠ』『都市住宅クロニクルⅡ』植田実
梅本洋一

 かつて長期間に渡って伝説の雑誌「都市住宅」の編集に携わっていた建築批評家・植田実の多くの文章が2冊のクロニクルにまとめられた。1966年から2006年の間に書かれた彼の文集である。『都市住宅クロニクル』といっても、彼が編集していた「都市住宅」に書かれたものは少ない。彼自身が語る通り、編集している雑誌に自らの文章を添える余裕はなかなかない。だから、この『クロニクル』には、「平凡パンチ」から「マダム...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:48 AM

January 25, 2008

『新・都市論TOKYO』隈研吾 ・清野由美
梅本洋一

 あるサイトに建築家隈研吾とジャーナリスト清野由美が、汐留や六本木ヒルズを歩きながら、対話を重ねるページが連載されていた。とてもおもしろく読んでいた。東京改造に携わる側の建築家である隈研吾にジャーナリスト(決して素人ではない)清野由美が直裁的な質問をぶつけ、ときには明解に、ときには苦渋を込めて、そしてときには悔恨を表しながら、それでも正直に清野の質問に答えていく隈の言葉が興味深かったからだ。  本...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:04 PM

January 9, 2008

『東京 五つ星の肉料理』岸朝子
梅本洋一

 かつてnobody本誌にも登場した岸朝子の新刊。もちろん「五つ星」シリーズの続刊である。だが、この本は、成功したシリーズの「続刊」という意味合いもあるだろうが、かのMichelin東京版の直後に出版された「レストラン・ガイド」である。どうしても、選択されている店や文章、そして写真の比較をしてしまう。  こうしたガイドブックには好みがあるから、当然、読者の趣味が反映されてしまうが、ぼくは、岸朝子の...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:49 PM

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