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September 27, 2008

『東南角部屋二階の女』池田千尋
梅本洋一

 若く才能のある映画作家たちが小さな世界に身を落ち着けてしまうのはいったいどうしてなのだろうか?  壊れかけた木造アパートの脇に庭付きの日本家屋があり、その縁側で老人はタバコを吸っている。会社を辞めた男はそのアパートの一室に住み、同じ日に会社を辞めた同僚と男と見合いをした女性が同じアパートに転がり込む。アパートのオーナーで小さな飲み屋を営む女性が老人の世話をする。男は老人の孫であり、父の残した借...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:03 AM

September 22, 2008

『私のハリウッド交友録 映画スター25人の肖像』ピーター・ボグダノヴィッチ
結城秀勇

 まるで辞書みたいな外観の書物だが、百科辞典的な効用を期待してはいけない。網羅的な事実が必要なら、その用途によってもっと大勢の人が記載された名士録のような本や、ここに書かれた人たちのひとりひとりについてもっと詳しく書いた本がいくらでもある(ジェリー・ルイスも自伝を出版したし、ベン・ギャザラも執筆中だそうだ)。『私のハリウッド交友録』という邦題が示すとおり(原題は『Who the Hell's in...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:39 AM

September 18, 2008

08-09チャンピオンズリーグ第1戦 ディナモ・キエフ対アーセナル 1-1
梅本洋一

 かつてディナモ・キエフはそのスピード溢れるフットボールでチャンピオンズリーグを席巻したことがある。シェフチェンコを擁した98-99シーズンのことだ。コーチのロバノフスキーは、中盤をやや省略し、あっという間に敵ゴール前に攻め込むフットボールで強豪を次々になぎ倒し準決勝まで進出した。シェフチェンコがこのシーズンの得点王になった。  アーセナルの緒戦の相手はこのディナモ・キエフだ。いくらプレミアで調子...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:27 PM

September 12, 2008

村野藤吾──建築とインテリア展
梅本洋一

 村野藤吾の建築やインテリアはかなり多く見てきたし、実際にその内部を使用したことも多い。建設中の横浜市役所を小学校に通う市電の中から何度も見たし、同じように東横線の中からは千代田生命ビルも何度も見た。箱根プリンスホテルも新高輪プリンスホテルも行ったことがあるし、日生劇場には何度も足を踏み入れた。立派で豪華で特徴に溢れているのだが、どうも好きになれない。その存在感が大きすぎて、それがぼくらに課す重さ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:18 PM

September 8, 2008

『ハンコック』ピーター・バーグ
結城秀勇

 ドリュー・バリモア、ルーク・ウィルソン主演の『100万回のウィンク』を見て、ラヴコメというジャンルから八割がた逸脱したその脚本にちょっとびっくりしてしまった。その脚本家ヴィンス・ギリガンが『ハンコック』にも参加しているというので見に行った。全体的に大味な印象は否めないが、この映画もまた歪な回路をたどって家族の物語へ至る。  あるいはこれはスーパーヒーローものというより、怪獣ものといったほうが近い...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:50 AM

August 31, 2008

『ダークナイト』クリストファー・ノーラン
松井 宏

 バットマン出来の善し悪しは悪役にかかっている、というのがティム・バートンの教訓だったとすれば、ノーランの前作『ビギンズ』はそれを破ったゆえに駄目だったのわけかと勝手に納得していたものの、どっこい本作はジョーカー登場である、さてどうなるものかと期待は膨らむ。  で、やはりこのフィルムはジョーカーの肩にかかっていた。で、ジョーカーの存在に対して妙な感覚を持ってしまったので、このフィルムに対しても妙な...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:38 AM

August 8, 2008

北京オリンピック・サッカー男子 アメリカ対日本 1-0
梅本洋一

 天津はすごく暑そうだ。ゲーム開始当初、気温は35度。画面が引いたときバックスタンドがぼやけて見える。湿気も多いのだろう。公害のせいもあるか。解説の山本昌邦は、アテネでの自らの体験を「オリンピックというのは、ユーロとはちがうんです。ピッチは綺麗ではないし、気温だって高い。綺麗なサッカーをして勝とうとしてもダメなんです」と語る。メキシコ・オリンピックの銅メダルは5バックで5-2-3という布陣だった。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:08 AM

August 1, 2008

『告発のとき』ポール・ハギス
高木佑介

 ダグラス・サーク特集にせっせと通う傍ら、気がつけば終了間際になってしまっていた『告発のとき』を見に行く。トミー・リー・ジョーンズの息子がイラク戦争から帰還したのち、謎の失踪を遂げたことが冒頭で知らされ、物語は終始その事件の捜査という一点に絞られる。ほどなくして失踪事件は息子のバラバラ焼死体の発見によって殺人事件へと発展し、元軍警察トミー・リー・ジョーンズの異常な活躍ぶりで事件の真相が明らかにされ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:23 PM

July 29, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
結城秀勇

 科学の教師であるマーク・ウォルバーグが(その設定が既に驚きなのだが)、授業の中で子供たちに原因不明のミツバチの失踪について語っている姿は予告編でも見ることができる。恥ずかしながら、私は数年前から実際に世の中を賑わせているこの事件についてまったく知らなかった。Colony Collapse Disorderと呼ばれるこの現象は、『ハプニング』の中で語られるとおり、ミツバチの群れががある時突然一匹の...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:32 AM

July 28, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
宮一紀

 前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、驚くほど何の確証もないままに、「他のどこでもないここ・他の誰でもない君」という、あらかじめ取り決められた予定調和の世界を彷徨するフィルムだった。まるでロール・プレイイング・ゲームででもあるかのように事件が起き、物語が進展する様を、私はただじっと傍観するより他になかった。  常に「ここではないどこか」を目指し、「ここにはいない誰か」を欲している点で、『ハプニ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:16 AM

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