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ラグビー 2005年シックス・ネーションズ
ウェールズ対イングランド
フランス対スコットランド

2005年のシックス・ネーションズ第1週は、アイルランドがイタリアを順当に下した他は、もつれたゲームの連続になった。その原因が、両チームの最高のパフォーマンスゆえのものではなく、ミスの連続という最高峰のラグビーとは程遠いものだった。優勝候補のイングランドはウェールズに11-9で敗れ、フランスは70分までスコットランドに6-9とリードを許したが、ようやくトライユのトライ(ゴール)で16-9で逃げ切っ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:10 PM

February 3, 2005

『ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方』スティーヴン・ホプキンス

「主人公は明確な自己を持っていない。素朴な人間で空っぽの器だ。」 ブレイク・エドワーズやスタンリー・キューブリックのフィルムで活躍し、『博士の異常な愛情』では一人三役を、『マダム・グルニエのパリ解放大作戦』では一人七役というキャラクターを演じわけたコメディ・スター、ピーター・セラーズ。その彼の人生をジェフリー・ラッシュが演じているのがこの映画だ。ピーター・セラーズはその仕事の中で生みだされ演じられ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:51 AM

February 1, 2005

『侵入者』クレール・ドゥニ

この映画のなかに溢れかえっている異物は、それが紛れ込んだ場所とのあいだに摩擦を起こし、ふたつのものの存在の肌触りや温度の異質さを不気味なほどに浮き立たせている。例えば、ルイ・トレボール(ミシェル・シュボール)が湖で心臓発作を起こしたとき這い上がった陸で握り締めた砂利の中から、煙草の吸殻が出てくること‥あるいは、静寂の風景の中にとつぜん銃声が鳴り響くこと‥あるいは、二匹の犬を置き去りにする場面で突如...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:06 AM

January 29, 2005

クサルな! 佐々木明

一昨日オーストリアのシュラドミングで開催されたスキーW杯スラローム第7戦をライヴで見る。セストリエール、フッラハウ、シャモニ、ヴェンゲン、キッツビューエル、そしてシュラドミング……。開幕戦のビーヴァー・クリークを除くとさながらヨーロッパの冬季リゾート地めぐりだ。もちろんW杯の目的にはリゾート地振興も含まれているから当然なのだが、どこも本当に景色がよい。ヨーロッパ・アルプスでもう何年スキーをしていな...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:35 AM

January 26, 2005

『巴里の恋愛協奏曲』アラン・レネ

アホな邦題は呆れるだけだ──原題がPas sur la boucheだから『唇はダメよ』ぐらいにしておけばいいだろう──が、やはり、この手のフィルムは、日本で興行的なヒットは望めないのか? 戦前のオペレッタで大ヒットしたが、今では忘れられた作品を、映画によって再現する試み──『メロ』以来アラン・レネは、そうした実験を繰り返している。『ゲルニカ』、『ゴッホ』といった初期の短編の実験、そしてその集大成...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:16 PM

January 10, 2005

ラグビー大学選手権決勝
早稲田対関東学院

早稲田の清宮監督が就任以来4回連続同じカードになった決勝。結果から書けば31-19(トライ数5-3)。下馬評から考えれば関東が健闘した。法政にリーグ戦で敗れてからメンバーを入れ替え、特に田井中をFBに、有賀をセンターにコンバートした春口の采配が、このゲームでもある程度功を奏した。早稲田も決してアルティメイト・クラッシュではない。紙一重の勝利だ。まずは勝因、そして問題点を書こう。 勝因は、誰の目にも...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:35 PM

January 6, 2005

ラグビー大学選手権準決勝
関東学院対法政
早稲田対同志社

リーグ戦で一敗血にまみれた関東学院が法政にリヴェンジ。1PG差で逃げ切った(24-21)。田井中をFBに、有賀をCBに据えた春口のオプションが功を奏した。それに対して法政はリーグ戦の同じ戦い方をした。学生のゲームは、「伸びしろ」がものを言う。戦術の洗練よりも、可能性の賭ける方が結果を出しやすい。法政の敗因もそこにある。確かに森田は学生レヴェルを越えるが、森田の調子に左右されるゲームメイクはまずい。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:05 PM

December 31, 2004

2004年12月31日

12月に入ってから、母親から何度も電話をもらっていた。内容はいつも帰郷の日程に関するもので、その最後にこぼれた「はよ帰ってきてや」という珍しく寂しげな彼女の言葉に、例年なら2、3日の小旅行ですませていた帰郷を、今年は思い切って2週間に引き延ばした。風俗の仕事を始めてから、お金にも時間にも余裕ができた...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:23 PM

December 28, 2004

ラグビー大学選手権2回戦
早稲田対大東文化

後半30分過ぎまで27-12で推移したゲームは、大東の健闘と言えるのではないか。最終的なスコアが49-12になったとはいえ、そして、フィットネスは極めて重要な要素であることは確かなことだが、逆に言えば、早稲田はアルティメイト・クラッシュできていないということだ。 点差が開かなかった原因のひとつは、五郎丸のキックの不調だ。この日、2/7という確率は、このキッカー──それまでは絶好調だっただけに──の...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:38 AM

『犬猫』井口奈己

『犬猫』は今年の日本映画における最大の収穫である。『子猫をお願い』や『珈琲時光』に勝るとも劣らぬ傑作だ、などと言うと大袈裟にきこえるだろうか。井口奈己の8ミリ版『犬猫』で既にその才能と出会っている方は反対に「なにをいまさら」と思うかもしれない。 『犬猫』が傑作であることを証明するためには、まず音について述べなければならないだろう。この映画では、ロングショットの後景にいる役者の台詞がワイヤレスマイク...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:27 AM

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