パリ日記/松井浩三郎 (2/22〜3/2) 
2/22(金)  『はなればなれに』    

 

 初めての海外旅行はあこがれのパリへの一人旅。前日ちょっとしたトラブルにより徹夜する羽目になったため体調は最悪。10日ぐらいの予算で3週間滞在できるのだろうか?そしてぼくの語学能力でパリで生活できるのか?という客観的な不安をよそに、結構なんとかなるよねと成田へ向かう。向かおうと頭に描いた空港が羽田だったことに気付き、さすがにちょっと不安に。空港で手続きを済ませ、無事飛行機に乗り込むとぐっすり寝てしまった。徹夜だったのはかえって良かったようだ。  格安航空券のため名高い某空港会社を利用したのだけれど、つっこみどころ満載で面白い。サービス精神からか、日本語のアナウンスもついているのだけれど、何といっているかちっともわからない。実は英語のほうがよっぽどわかり易かったりする。
  さらに飛行場に飛行機が着陸するとどこからともなく拍手がはじまり、皆の拍手が機内に響き渡る。モスクワでトランジットをすませパリに着くときも再び拍手が。おい、着陸するのは当たり前じゃないか、たまには失敗して落ちることもあるということなのか!シャルル・ド・ゴール空港到着は八時半の予定を大幅に遅れて十時近くに到着。「予定道理八時半に到着」とのアナウンス。ロシアは広いもんね、1,2時間は気にしないんだよね。
  空港から駅に向かうシャトルバスには間に合ったものの、EREに乗りリュクサンブールに着いたのはもう夜中。メトロを出ようとしたらキップを通しても開いてくれない。夜遅いので係りの人もいなし、飛び越えたりくぐるにしてはちょっと厳しい。こまった、初日からこれか、と。しょうがないのでパリっ子のまねをして肩をすくめてみる。すると後から来たおじさんがそれを見て一緒に肩をすくめてくれた。二人で2回ほど肩をすくめあったのち、じゃあ俺の後を着いて一緒に出なよというので無事出ることが出来た。メルシー。

 

2/23(土)  『Keep it for yourself』

 

 機内で寝すぎたせいか朝早く目が覚めてしまった。朝食はセルフサービスのコーヒーとクロワッサン。このホテルにずっと泊まるのは予算的に苦しいのでまずはホテル探し。じつは蛇口を壊してしまったので、こっそりチェックアウトする。ぼくのせいじゃない、石が老朽化していたのだ。ということにする。カルチェ・ラタンのあたりを本を頼りに一つ星程度のホテルを探す。土曜の朝早くということもあって人通りも少なく、静かなパリを歩きながら徐々に自分がパリに来たのだということを実感していく。歩いてるついでにセーヌ川にでる、冷たい空気が気持ちいい。ポンヌフが見える、あとで渡ってみよう。
 安いところは結構埋まっていたりする。やっぱり航空券が安いシーズンは安いホテルから埋まるのか。4件目にあたったMAUBERT MUTUALITE駅の側で良いところを見つける。名画座も目の前だしメトロも近く、交番もあって治安も良さそうだ。Wベッドの部屋しか空いてなかったが、シャワーつきで29,15ユーロなので決定。ここを二人で寝るのはちょっと窮屈くらいの広さだし丁度いい。
 管理しているおばさんは愛想が悪くてちょっと怖い。フランス語が通じないのが気にいらないのかしら。ぼくの拙い英語のわりには何とかコミュニケーションがとれ、思っていたよりも簡単にホテルを決めることが出来たのでまずは安心。一方、旦那さんは腰が低く夫婦間の力関係が伝わってきておかしい。大きな犬を飼っていて、名前はエデンというのだという。なついてきてなかなか可愛い。
 荷物を置いてパンテオンをぐるりとまわる。近くに中古レコード屋さんが数件並んでいるのでのぞいてみる。値段は日本に比べて少し高い感じで、あまりめぼしいものはなかった。中古CD屋は試聴機がついててなかなか便利。なぜか小沢健二の『LIFE』が置いてあった、なぜかってことも無いか、森永ダースだし。
 セーヌ川方向に向かい、ジャン・ヌーベル設計のアラブ世界研究所へ。外からの見た目も凄いが中のエレベーターから見る景色も面白い。透明とか銀とか、こういう未来を感じさせるものにぼくは非常に弱い。
 夜、ほぼ入れ替わりに帰国する友人とホテルで待ち合わせる。彼らはそろそろアジア食が食べたくなっていたらしく、パリに来て初日に中華は悪いねといいつつも中華料理屋へ。ワインを頼むべきか、と思いつつも誘惑に負けて青島ビール。料理はなかなか美味しい。

 

2/24(日)  『天国の日々』

 

 朝起きて、六星シェフも御用達というBOULANGELIE KAYSERにパンを買いに行く。人気店らしく既に6人ほどの列が店の外にはみ出している。兄は中華料理屋の善し悪しはチャーハンでわかると豪語していたが、ならばパン屋の腕はバゲットとクロワッサンにあらわれる。順番が回ってきたのでクロワッサンを指さすと、後ろの棚の焼き上がったばかりのクロワッサンを袋に詰めてくれた。なんだか得した気分。バゲットとアップルパイも頼み、まだまだ頼みたい気持ちを抑え、残りは次回にする。映画で見てはいたものの実際にバゲットを裸で手に持って歩いてる人を見るとびっくりする。ていうか食べながら帰ってるし、家まで我慢しろよー。ぼくもそのままバゲットを小脇に抱えてホテルに戻る。ちょっと得意げ。
 クロワッサンは外はパリッとしていて、中のはふんわりとしていて美味しい。あまりのおいしさに日本で売っている三日月形のパンには何か別の名前を付けるべきでないかと真剣に思う。それから堅いバゲット。かじると口を切りそうなくらいパリっとしている。日本のふにゃふにゃバゲットとは比べ物にならない歯ごたえ。やっぱりバゲットは堅さが命。気付くとテーブルの上からまるまる1本消えてなくなっていた。アップルパイは葉っぱみたいな形をして、控えめな甘さとサクッとしたパイ生地が絶妙。これなら本当、毎日パン食べててもいいや。
 日曜はどこもお休みなのでポンピドゥーセンター行く。ひどく列が長いな、と思っていたら裏口の図書館に並んでいる列で、正面に回るとわりとすんなり入れた。壁に張り付いたチューブの様なエスカレーターで上に。常設展示のコーナーにはブラック、ピカソ、ミロなど豪華な顔ぶれがならぶ。歩き疲れたのでゴダールの映画史がかかっているコーナーで一休みする。地下ではブライアン・デ・パルマの特集がなされている。それにしてもデ・パルマが美術館で熱く語られるというのは日本ではちょっと考えがたく、やはりフランスなのだと感心してしまう。
 特集展示は建築家ジャン・ヌーベル。実際に建てられた建築の紹介の他に、CGによる建築のイメージ画が展示してある。そこで彼がお台場を舞台に提案している四季によって色の変わる、木に埋もれた山のような建築は実際に誰か建ててくれないかなぁと。
 ホテルに戻って寝るにはまだ早かったので、斜め向かいに あるACTION ECOLESという名画座に行く。今夜9時からのメニューはハワード・ホークス『赤ちゃん教育』。日曜の夜だというのに、というか日曜の夜だからなのか開場は満員。ケーリー・グラントとキャサリン・ヘップバーンの細かいギャグに場内は一々反応し、爆笑に次ぐ大爆笑につつまれる。日本で映画を見るときには大抵場内は静まりかえっているのが普通なので、この異様な雰囲気に驚く。けれどもそんな状況にもすぐなれてしまい最後の方は一緒になって笑っていたりする自分に気づく。それにしてもホークスは面白い。

 

2/25(月)  『パリでかくれんぼ』

 

 バスティーユのあたりで、たまに住人に不振な目で見られつつも、カメラ片手に中庭に入り写真を撮って回る。誰もいない中庭はアジェの撮った写真を思い出させる。通りに面した入り口からは中庭がどうなっているかわからないので、ある入り口をくぐると家具の工房やおしゃれなインテリアショップということもあるし、ゴミ箱がころがってる古い住宅街に出たりもする。四角い入り口をくぐるたびに小さな世界がその中に広がっていているのをみると、自分が何処にいるのかわからなくなって不思議な気持になってくる。
 バスティーユという街は日本で言うと裏原(宿)のような所だろうか、曲がりくねった道にミッドセンチュリーの家具屋があったり、ブティックやレコード屋、バンド・デシネの店があったりする。壁は色とりどりで、若者文化の中心はオベルカンフに移っていってるらしいのだけれどこのごちゃごちゃ感は楽しい。ところどころで道が工事されていたり、ビルが建設予定だったりして工事の音が響き渡っている。
 バンド・デシネのコーナーの前にいると彼女の前でマンガ片手に『セイントセーヤは最高だ』みたいなことを彼女に口走っているパリジャンがいる。おそるべしジャパニーズポップカルチャー。普通に最近の日本のマンガも仏語版がおいてあるし。フランスのマンガはタンタンなら知ってるよ、コンコンチキショーのバーロー岬!ってね。

 

2/26(火) 『ミリオンダラーホテル』

 

 ぼくの泊まっているホテルは毎朝その日の夜の料金を払うシステムになっている。23日には30ユーロだしたら85セントお釣りがかえってきた。24日は2ユーロ20セントのお釣り。25日は2ユーロ50セントのお釣り。そして今朝は2ユーロ55セントのお釣りである。長くいれば安くなるのはわかるとしても、いったいどんな料金システムになっているのだろうか、ひょっとしておばさん適当にお釣り渡しているのかしら。数列の問題にするなら

 問1、次の□にあてはまる数字を入れなさい。
 29,15→27,8→27,5→27,45→□
といった感じだ。(解く気力がある人はやってみてください、ぼくは嫌です。)さて、明日いくら返ってくるか楽しみである。

 午前中はオルセー美術館に。印象派の作品もここまで大量にあるとちょっと食傷気味に。気に入ったのはパステル画のコーナーで、薄暗い部屋に並べられたルドンの作品に感激。彫刻なんかはさらっと流してでる。それからメトロでトロカデロへ。読みづらいな。映画博物館は移転中だし、シネマテークは閉まっていたのだが、『夜霧の恋人達』を連想させてそれはそれで良かったり。シャイヨー宮のテラスにあがりエッフェル塔を眺める。この眺めは『暗殺の森』か、、とどうしても映画とパリの風景を重ね合わせて見ずに入られない。
 ちょっとべたな観光ルートだと思いつつもそのままセーヌを渡りエッフェル塔の下を歩く。東京タワーのほうが高いはずなのだが、ビルの隙間から見える印象が強い東京タワーに比べエッフェル塔は高くそびえ立っているように見える。テロの影響だろうか、肩から物々しいライフルを抱えた兵隊がうろうろしている。でも飛行機が飛んできたらどうするんだろう、まさか打ち落とすつもりなのかしら。勢いどんどん歩いていきシャン・ド・マルス公園を直進する。向かいからはアヌビス神のような黒い犬を連れて颯爽とあるく人が。風を切って歩くあの犬は何と鳴くのだろうね。

 

2/27(水)  『めまい』

 

 朝起きると、なんだか軽い頭痛がする。部屋全体が傾いて見えるのは頭痛のせいではなくって、実際このホテルの部屋はかなり傾いている。見て分かるくらいだから大したものだ。どうやら、いくら美味しいとはいえ毎日パンを食べ続けたのがたたったみたいだ。大学1年の頃に、ホットケーキにはまって毎日食べてたら一週間後に友達の家で熱を出して倒れたことがあったのだが、われながらまったく反省がみられない偏食ぶりだ。
 とりあえず ビタミンCを補給すべくメトロの前の朝市でグレープフルーツを買ってきて食べる。それから水曜といえばパリスコープの発売日。午前中はのんびりパリスコープと睨めっこして一週間の予定を立てる。  さて、昨日のクイズの答えを知るべくおばさんに30ユーロ渡すと2ユーロ50セントお釣りが帰ってきた。って値上げかよ!ひょっとしたら今度はだんだん高くなっていくのか?まったく不思議なホテルだ、、。
 ACTIONCHRI-ODEONでロバート・アルトマンの『ロング・グッドバイ』を見る。エリオット・グールドのいい加減ぶりに原作のチャンドラーファンは怒ったと言うけど。松田優作の『探偵物語』(角川映画ではない方の、)とか見て育ってるぼくらにはかっこいい!と思えるのでした。っていうか工藤ちゃんのほうがパクリなのでしょうが、、。でもハンフリー・ボガードの『三つ数えろ』と同じ探偵とはとても思えない。

 

2/28(木)  『センチメンタル・アドベンチャー』 

 

 今日のお釣りは2ユーロ50セント。どうやらこれで固定らしい。
 今日はいつも行かない方向に行ってみる。メトロを近代的な作りのビブリオテークで降りるとミッテランの建てた国立図書館が大地に突き刺さっているのが見える。ここからは街が生まれ変わっている様子がよく見える。クレーンが鉄骨を持ち上げ、ドリルがガガガガガ、、あちらこちらから音が聞こえる。セーヌ川沿いの古い建物がどんどん壊されて新しい建物がそびえ立っているのを見ると少し感傷的な気分になってしまう。もはや目の前に流れている橋の下流にサン・ルイやシテ島があるとはちょっと想像しがたく、ここもパリ市内なんだよね、と呟いて見る。空き地にはまだやってるのかどうか定かではないメリーゴーランドがぽつんと置いてあり、その向かいの古い住宅施設には壁一面グラフィティがペイントされている。   トルビアック橋を渡りベルシー公園をぬけ、ゲーリー設計の旧アメリカンセンターまで行ってみる。ここに映画博物館が移転するはずなのだがまだ工事中でいつのことになるのやら。ふと見るとジャン・ルノワール通りというのがすぐ脇に。それからリヨン駅まで行き、大好きなバスの旅。パリのまわりをぐるりと回る環状線に乗り込みぼうっと風景の移り変わりを楽しむ。
 カルト・オランジェという一週間パスさえあれば、パリの毎日は楽しい。バスにメトロに乗り放題なのだ。窓から流れる景色を見るのは何ともいえず幸せで、ぼくはこのためだけに旅行をしてもいいとさえ思っている。ぼくの育った長崎は坂道が多くて信じがたい場所までバスの路線が通っているのだが、小学生の頃からバス通学をするのは楽しくてたまらなかった。ウォークマンを買ってもらってからは好きなテープをつくっては流れる景色と音楽に耳を傾けていた。横浜から長崎まで鈍行列車で二日に渡って帰ったことだってある。流れる景色を見ている間ぼくの頭の中はぼんやりとまどろむ。はっきりと何かを考えるのでもなくただただ身を任せているだけで良かった。
 パリについてからしばらくはウォークマンはいらなかった。バスの音や人々の会話、街の音がサウンドトラックの代わりをしてくれる。そろそろいいだろう、とCDのスイッチを入れるとだいぶ見慣れてきたはずの景色にまた新たな色がつき始めた。

 

3/1(金)  『スリ』

 

 ドアも閉まってるし、ブザーを押しても人が出てこない。かるーく不安に思っていると中からうさんくさいお兄さんが出てきて案内してくれた。いや、ちゃんとした人なのだけれど。普段スーツ姿の人を見かけないので、(日本みたいなビジネスマンってパリにいるのだろうか?)端正な顔でスーツ着てるとなんだかうさんくさく見えてしまう。コルビジェ財団本部ことラ・ロッシュ邸は、白さがまぶしく、中に吹き抜けのある建物で、中に彼の絵などが展示してある快適な空間である。彼がデザインした?デッキチェアがあり寝て良いものかしらとおそるおそる寝てみたけれどおこられなかった。なかなかくつろぐ。    夕方メトロに乗っていると、山手線とまではいかないまでも車内は込み合っている。ドアの上の路線図で降りる駅はまだ先であることを確認してふと目をおろすと、目の前のおじさんの手がするりと隣のおじさんのコートのポッケットに滑り込み、それからすっと引き抜かれる。!!噂には聞いていたけれど、目の前でスリの技をみてしまう。手は見えたけどその影でサイフは見えず、ブレッソンの映画さながらの鮮やかな手つきであった。まもなく車両は駅に着き、スリ、被害者ともに降りてしまったのだけれど、スリの後を目で追うと被害者が降りたのを確認したのか、ぐるりと回って1両先の同じ電車に乗り込んでいった。生活にもなれ、緩みがちだった気持ちとトートバックをやや引き締める。別に盗られるものなんか無いけど。  夜にサークルの後輩でパリが実家という(何ともうらやましい!)商社マンの娘の家へお呼ばれ。16区にあるという時点で既にリッチな感じではあるのだが、ちょっとしたパーティ。ママさんの控えめな解説に続き、明らかに高そうなシャンパンやワインが開けられるのを見るにつけ恐縮。昨日の晩御飯とのギャップが恐ろしい豪華な晩餐であった。パリの日本人社会というものを伺い知ることが出来た。パパさんの高級車でパリの夜景をみせてもらったのだが大感激。しかもBGMがオペラ!しかし明日からはまた普通の暮らしがまっているのでした。

 

3/2(土)  『映画史』

 

 メトロでちょっと楽しい、たまには鬱陶しいのは流しのミュージシャン。普通はアコーディオンやらバイオリンとかで上手さもピンキリなのだが、なんと琴ひいてる日本人女性発見。しかもル・サムライショー!とかやってるレベルではなくメトロの通路内に張りつめた空気が流れるほどに上手い。自販機で思わず買ってしまったスニッカーズを食べながらしばし足を止めたのでした。この日彼女に与えた流しナンバーワンの称号は後日、エレキギターを抱えて歌っていたクールなレゲエシンガーに抜かれて第2位になるのだけれど。
 IMAGE D AILLEUUSでフィリップ・ガレル『ワイルドイノセンス』を見る。ヌーヴェルバーグの重要な点の一つはパリにカメラを持ち出したことだ、確かに瑞々しい映像は心を打ってやまなかった。しかしぼくが『勝手にしやがれ』や『大人はわかってくれない』を初めてみたのは渋谷や池袋のスクリーンであった。この『ワイルドイノセンス』のパリはさっきまで歩いていたパリの街がスクリーンに映し出されているのである。この感動は、今まで見たどの映画よりも新鮮だった。字幕がないことによりいっそう、音と映像に集中できたせいもあるだろう。ガレルの美しい作品と、ジョン・ケイルの心を打つ、それでいてひかえめな音楽は、1ヶ月前に銀座で見た『夜風の匂い』を遙かに越える物であった。
 で、さらにゴダール『ELOGE DE L AMOUR』を見る。やっているのは小さな映画館で美しいモノクロームの映像に映し出されるのはパリ!後半のデジタルのカラーといい、驚かされる。日本でも封切るからかえったらもう一回見よう。パリ映画の一日でした。

 

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