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「Japan Fringe」配信のご案内

12月1日よりシネマテーク・フランセーズの配信サイト「Henri」にて「Japan Fringe」と題された特集が開催されており、日本の若手監督たちの作品が紹介されています。以下、シネマテークによる同特集の紹介文を訳出させていただきます。

映画批評家・ジャーナリストの槻舘南菜子氏(元批評家週間選考委員、ヴェネチア国際映画祭ヴェニスデイズ部門コンサルタント)の協力を得て、ポスト・フクシマの日本のインディペンデント映画に焦点を当てます。2010年代以降、日本の若い映画人の何人かは国際的なシーンに登場するようになりました。彼らの独創的で時に過激な作品は、ロカルノ、ロッテルダム、FIDマルセイユなどの国際映画祭でしか見ることができず、濱口竜介のような少数の例外を除いては、海外の配給会社を見つけることができません。ジャパンフリンジは、東日本大震災、大津波と福島原発事故が発生した2011年3月11日以降に撮影されたという共通点を持つ、独立して製作された個人の作品を集めることを目的としています。ジャンルやフォーマットは、フィクション、ドキュメンタリー、ドキュドラマ、実験的なものなど様々ですが、作り手たちは意識的にも無意識的にも、また直接的にも間接的にも、自分たちが生きなければならない震災後の世界における不在感、喪失感、不安感を共有しています。ジャパンフリンジは、海外ではまだあまり知られていない日本映画の歴史を改めて知る機会となります。この9作品は、12月1日から17日まで、毎週水・木・金曜日に1作品ずつ追加してオンライン配信されます。


図1.jpgシネマテークフランセーズのサイト「Henri」より以下のスケジュールにて配信中。
NOBODYでは「Japan Fringe」に関連し、過去に掲載された作品の批評およびバックナンバーをご紹介します。

[Week 1]
図3.jpg『不気味なものの肌に触れる』濱口竜介:12/1(水)配信
Wednesday, Dec 1st : Touching the skin of Eeriness, by Hamaguchi Ryusuke, 2013
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『愛讃讃』池添俊:12/2(木)配信
Thursday, Dec 2nd : Jujuba, by Ikezoe Shun, 2018
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図4.jpg『王国(あるいはその家について)』草野なつか:12/3(金)配信
Friday, Dec 3rd : Domains by Kusano Natsuka, 2018
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[Week 2]
図5.jpg『Out there』伊藤丈紘:12/8(水)配信
Wednesday, Dec 8th : Out There, by Ito Takehiro, 2016
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『揺蕩』池添俊:12/9(木)配信
Thursday, Dec 9th : Oscillation, by Ikezoe Shun, 2020
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図6.jpg『ひとつの歌』杉田協士:12/10(金)配信
Friday, Dec 10th : A Song I Remember, by Sugita Kyoshi, 2011
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[Week 3]
図7.jpg『丸』鈴木洋平:12/15(水)配信
Wednesday, Dec 15th : Ow by Suzuki Yohei, 2014
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『朝の夢』池添俊:12/16(木)配信
Thursday, dec 16th: See You in my Dreams, by Ikezoe Shun, 2020
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図8.jpg『波のした、土のうえ』小森はるか、瀬尾夏美:12/17(金)配信
Friday, Dec 17th: Under the Wave, on the Ground, by Komori Haruka and Seo Natsumi
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