4月20日(木)〜23日(日)、渋谷のユーロライブで、ドイツ映画祭 Horizonte 2023が開催。2021年と2022年に発表された7本の新作をラインナップ。戦後ドイツの女性政治家たちの歩みに焦点を当てた『フェモクラシー 不屈の女たち』など、多様な〈道を拓く女たち〉の視点から、ドイツ社会の声を新鮮なパースペクティブで送る。
日程:2023年4月20日(木)〜23日(日)
会場:ユーロライブ
主催:ゲーテ・インスティトゥート東京
共催:German Films
協力:ドイツ連邦共和国大使館、ユーロスペース
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アサイヤスによる新旧『イルマ・ヴェップ』の他、フイヤード『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団』にミュジドラ『ドン・カルロスのために』を加えた特集上映
日程:2023年3月24日(金)〜4月2日(日)[5日間]
会場:東京日仏学院(旧アンスティチュ・フランセ東京)エスパス・イマージュ
ゲスト:オリヴィエ・アサイヤス(オンライントーク)、柳下美恵(ピアノ伴奏)
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<上映作品>
・『イルマ・ヴェップ』(2020年/全8話)監督:オリヴィエ・アサイヤス
・『イルマ・ヴェップ』(1996年) 監督:オリヴィエ・アサイヤス
・『レ・ヴァンピール 吸血ギャング団』 (1914-1915年) 監督:ルイ・フイヤード
・『ドン・カルロスのために』(1921年)監督:ミュジドラ
東京藝術大学大学院映像研究科主催にて後閑広監督作品『ゴトーさん』/廣原暁監督作品『帰ってきた少女』などを上映
日程:2023年3月29日(水)
会場:ユーロライブ ※入場無料
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映画監督の青山真治さんが3月21日、お亡くなりになりました。
小誌NOBODYは、2001年の創刊以来、青山監督の映画や数々の言葉との併走を試みてまいりました。
創刊号「nobody issue1」は公開間近の『月の砂漠』を中心に据え、『シェイディー・グローヴ』『June 12, 1998 -カオスの緑-』『路地へ 中上健次の残したフィルム』に関する論考、インタビュー、また大友良英氏との対談など、まさに「特集 青山真治」であったと言っても過言ではありません。その後も新作の特集や対談を掲載し、そして創刊から20年を迎えた2020年。「NOBODY issue48」では『空に住む』公開時にご本人へインタビューも行っております。
20年という年月のなかで、青山監督がNOBODYに投げかけたものを一つひとつ拾い集めていくとともに、『空に住む』の台詞にある「地べたで生きていれば平行線として交わらない私たちも、宇宙のずっと先に行けばいつかは交わる」ことを、これからも信じ続けていきたいと思います。
どうか安らかな旅立ちをお祈りいたします。
NOBODY編集部
爆音上映の企画や映画配給、書籍・音盤の製作を手掛けるboidがメールマガジンを配信中!
多彩な連載陣が日常の中で生み出す批評、エッセイ、日記、映像、写真など様々な作品を発表しています。
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02 Editorial
03 『あなたの顔の前に』 誠実な映画、純粋なわたし | 文=荒井南
05 『パーク』 木陰と日なたを交互に歩く | 文=松田春樹
07 『わたしは最悪。』 転がる石のように | 文=山田剛志
09 『夜を走る』 繰り返す夜と昼の歴史に、私たちはつねにまだ気づいていない | 文=結城秀勇
11 『私、あなた、彼、彼女』 揺らめく複数の「私」 | 文=板井仁
13 『WANDA/ワンダ』 ワンダ、あるいはバーバラ・ローデンの奇蹟 | 文=池田百花
15 短評
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』 | 文=梅本健司
『ドンバス』 | 文=作花素至
16 編集後記・奥付)
〈 取扱場所 〉
下高井戸シネマ
早稲田松竹
ディスクユニオン新宿中古館・ブックユニオン新宿
シネ・ヌーヴォ
石引パブリック