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2005年3月 3日

2005年3月3日

誰だってそうだと思うけど、いちいちほめてくれるお客さんが好きだ。特にそれが、自分が意識的にそうつとめている部分なら、それを相手にうまく伝えることができたと思うし、無意識的な部分なら、それを意識し、生かしていくきっかけになるからだ。いや、そんな言い訳は本当は全部置いておいて、とにかくほめられることそれ自体がとてもうれしい。
今日のお客さんは、最近定期的にお店にきてくれるようになったお客さんで、とにかく何かにつけてよくほめる。小学校の給食センターで働く彼は、その職業柄か特に背中がこるらしく、マッサージをしていても、背中を押さえ始めるととたんに「あーそこそこ。んー」とか、「ほぉー」とか、ほとんど表記不可能な声を漏らす。わかりやすくてとてもいい。うつぶせの彼からは絶対見えないにもかかわらず、私はつい笑みをこぼす。背中を押す手に力が入る。しかし丁寧に背中をマッサージすればするほど、性感タイムはどんどん短くなる。順番的に次に性感が待っているのを、私も彼も知っている。私たちは、マッサージと性感の境界線引きにいつもまごつく。「うん、ありがと。気持ちよかった」。思い切って彼がそう口を開く。「はい。じゃあ、……ちょっと待ってくださいね」。私は手を止め、彼から離れナース服のボタンに手をかける。
白くて大きな彼のお尻に、生温いローションをゆっくりとたらす。尾てい骨の辺りから、お尻の割れ目を通って、肛門、更に玉の裏側へ、流れていくローションの動きに目を凝らす。肛門がきゅっと締まるのと同時に、ぴくぴくと小さなおチンチンが反応する。ダルンと垂れ下がる玉袋の先端から、滴るローションがシーツの上に池をつくる。四つん這いの彼から、ため息が小さくもれるのが聞こえる。私は爪を立て、指先で柔らかなお尻にいくつもの円を描く。太ももと、垂れ下がった玉のわずかな隙間に、するりと両手を差し込む。中指の先に彼のおチンチンが触れる。私はさらに手を伸ばし、柔らかいそれをぬるぬるの手のひらで包み込む。柔らかくて暖かいそれが、手の中でどんどんと芯を帯びていく。腰の辺りがひくひくと痙攣する。身体反応も饒舌だ。笑みがこぼれる。「仰向けになっていただけますか」。私は手を引き抜き、再びローションを取ってそれを自分の手に溜める。彼が仰向けになる。勃起したおチンチンが露になる。私は溜めておいたローションを亀頭へと垂らす。彼の足にまたがり、しっとりと光る亀頭に触れる。「あぁ、すごい気持ちいいよ」。彼が言葉でさらに私を盛り上げてくれる。おチンチンをなで回す。肩の辺りに手をついて、彼の乳首をなめる。見上げると、その姿を見つめていた彼と目が合う。私はニッと笑いかけ、尖った犬歯で乳首に噛み付く。「あぁ」彼が高い声を上げる。私は歯で乳首の輪郭をなぞる。もう一度見上げると、今度は彼は目をつぶっている。私は歪んだ彼の表情を見ながら、そっと手を玉へと移動させる。さっきまでダルンと垂れ下がっていたそれが、おチンチンのすぐ後ろまでシワシワに収縮している。私はそのまま手をおチンチンの裏筋へと滑らせ、親指と人差し指の間に、ぬるぬるのそれを包み込む。その手を激しく上下させる。彼の手が、足が、お腹が、一気に硬直する。彼が口を開く。「……いってもいい?」私は乳首を噛んだまま、頭をこくんと動かす。「……いいよっていって。ね」。私は手を止め、顔を上げる。彼が目を細く開いて私を見ている。自分の顔が自然とにやけてくるのがわかる。「いいよ。いっていいよ」。そして彼は目を閉じ、小さな声とともに、白い精液が飛び出す。
帰り際、彼が私におみやげをくれる。半透明の買い物袋で無造作に包まれたそれは、受け取ると手にずっしりと重たい。彼を見送り、控え室で包みを開ける。彼は、お見せにくる時はいつもセンターで自分のつくった「本日の献立」をこっそりと私に持ってきてくれるのだ。中から、白いご飯に細かく刻まれた椎茸や人参や錦糸卵が色鮮やかに和えられた、ちらし寿司のおにぎりが3つ出てくる。そういえば今日はひな祭りだ。

投稿者 nobodymag : 2005年3月 3日 16:12