今日は、訳あってプレゼンをしなければならないことになった。テーマは「流行色」ということで、それほど面白いと思えるテーマでもなく、わざわざ調べてプレゼンをしたいとも思えなかったのだけれど、結論の部分を担当することになってしまい、一応それなりに頑張って準備をした。というのも、グループの結論ということで適当にやるわけにもいかず、それとこれが頑張ってしまったいちばんの理由なのだが、5、60人の前でのプレゼンでということで、あまり得意ではないことを大変自覚しているつもりなので、一応入念に準備をして行った。ところがいざプレゼンをするときになると、ほとんど読むだけで良いぐらいの原稿にしていったつもりだったのだが、実際に発表してみると、その原稿が話し言葉としては明らかにおかしかったり、まわりくどかったり、ややもすると、急に他のことも言いたくなったりと、結局、あたふたとしたまま、一応それなりに準備したことを十分には伝えられずに終わってしまった。
べつに興味を持てない「流行色」についてどうして興味が無いかを理屈っぽく説明することで無理矢理それを結論にしてしまったのだが、そんな「流行色」とそのプレゼンのために忙しい時間を割いたにもかかわらず、結局うまくプレゼンが出来なかったことに腹を立てつつも、でも、何かを伝えるのは難しいことだと、今さらながら当たり前のことを思いつつ、そう思えただけでもそれほど無駄でもなかったのだろうと無理やり思い込むことで、良しとしたい。
関亦崇尋