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2007年09月24日

It's always fair weather : ニュージーランド対スコットランド 40-0

 次戦に備えてメンバーを落としたスコットランドは、専守防衛。ボールは回されても、トライラインの一歩手前で必死に耐える。フットボールで言えば、11人全員がペナルティエリアに立て籠もったような状況。だが、それでもオールブラックスは40点取る。ハウレットの快走に比べると、もう一方の翼であるシヴィ・ヴァトゥは、さっぱりだったし、ダン・カーターのキックも調子が悪かったが、それでも40点取り、完封で勝つ。これは強い。もちろん、ハンドリングエラーはまだ多く、ハンドリングエラーがなければ60点は取れた勢いだった。
 一方のスコットランドは、ホームのマレーフィールドでのゲームだというのに、セカンドジャージに身を包み、それがオールブラックスのセカンドジャージに似ているので、低俗な猫だましにも見えるジャージの近似。ラックになると、解説の梶原も「どっちがどっちか判りませんね」と言っていた。
 
 ワラビーズもフィジーをまったく問題なく下した。北半球のチームに「問題なく」という副詞を使えるのは、いつになるのだろうか。それとも、このワールドカップは、トライネイションズの続きなのだろうか。

投稿者 nobodymag : 2007年09月24日 22:38

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