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June 30, 2003

《再録》さまよう時間たち

『秋聲旅日記』青山真治

[ cinema ]

(2003年6月30日発行「nobody issue8」所収、p.56)  「そこの庭の向うに、その遠く下に犀川が流れるのを見ていると少なくともこの町にいる人間が時間をたたせるのではなくてたつものであることを知っていてその時間が二つの川とともに前からこの町に流れているという気がした」(吉田健一 『金沢』)  金沢シネモンド映画講座ワークショップの一貫として撮られた本作は、そういった制作背景を別にし...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:38 PM

《再録》犬が吠える

『月の砂漠』青山真治

[ cinema ]

(2003年6月30日発行「nobody issue8」所収、p.50-52)  ティエリー・ジュスは「青山真治と以後の映画」(「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」XV 所収)と題する文章を次のように始める。「まずニーチェの言葉。『砂漠が大きくなる』」。  その砂漠の中で『EUREKA』(01)の3人の人物は「内部と外部の区別をすることなどない。内部が外部を覆いつくしているか、外部が内部を覆いつくし...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:25 PM

《再録》上原知子の顔

『あじまぁのウタ 上原知子ー天上の歌声』青山真治

[ cinema ]

(2003年6月30日発行「nobody issue8」所収、p.53) ※WEB掲載及び著者の意向にあたり、タイトル含め初出より加筆修正したものとなります 「動かぬこと。/自ら任意の定点となって周囲を回転、または交錯させること......」(青山真治「交響」)  去年、新聞を読んでいてだか、テレビを見ていてだか、とにかく唐突に沖縄が「本土復帰」してから30年が経ったということに気付いて、意外に感...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:08 PM