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November 27, 2013

『フラッシュバックメモリーズ 4D』松江哲明+GOMA&The Jungle Rhythm Section@立川シネマ・ツー
田中竜輔

[ cinema, cinema]

『フラッシュバックメモリーズ 3D』は見逃してしまっていた。だから『フラッシュバックメモリーズ 4D』が、3Dヴァージョンからどう変化したものなのかということは(特に音響の側面において)言えない。けれども今のところ二夜限りのこの「作品」に圧倒され、そして感動した。なぜなのだろう。まだ全然まとまっていない考えを、ひとまず言葉にしてみようと思う。ここには、現在の映画をめぐっての、そして現代の上映をめぐ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:07 PM

November 25, 2013

『悪の法則』リドリー・スコット
高木佑介

[ cinema, cinema]

 もちろん、『ノーカントリー』(07)をすでに見ている者としては、リドリー・スコットの手によるこのコーマック・マッカーシー脚本の映画に少し物足りなさを感じもするが、それでもとても面白く見た。麻薬ビジネスに足を踏み入れた野心溢れる弁護士=カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)の転落と、彼が支払うその代償。この物語は、たしかに色気あるさまざまな登場人物たちが交錯するものの、ほぼそれだけしか語っていな...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:26 AM

November 21, 2013

ALC CINEMA vol.4 『やくたたず』三宅唱
隈元博樹

[ cinema, theater]

青春映画に流れる時間には、絶えず終焉の影が潜んでいる。徴兵を間近に控えた若者たち、ひと夏のバカンスがもたらす出会いと別れ、結婚や葬儀による通過儀礼もそのひとつだろう。その必要不可欠な「終焉=リミット」とは、時代とともにさまざまな方法で語り継がれてきた。もちろんそれは、若者時分のものだけではない。老若は関係なしに、青春は己の記憶として生き続けていく。 作り手が青春映画というジャンルを選ぶならば、「終...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:57 PM

November 6, 2013

『眠れる美女』マルコ・ベロッキオ
隈元博樹

[ cinema]

たがいに交わり合うことのない3つのマリアの物語は、テレビに映る植物状態のエルアーナ・エングラーロとつねに伴走している。昏睡状態の妻を安楽死させたウリアーノ(トニ・セルヴィッロ)とその娘マリア(アルバ・ロルヴァケル)、かつて舞台女優だったディビナ(イザベル・ユペール)、そして医師のパッリド(ピエール・ジョルジョ・ベロッキオ)と名もなき精神疾患者ロッサ(マヤ・サンサ)。彼らはエルアーナの尊厳死を巡る2...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:41 PM