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July 31, 2004

『山本昌邦、勝って泣く』田村修一 『代表戦記』大住良之

[ book, sports]

さっき終了したU-23 壮行ゲームでは、それほどモティヴェーションのないベネズエラ代表の前にU-23がはつらつと走り回っていた。そして酷暑の重慶では、アジアカップに出場中のA代表が本当に堂々と予選を突破し、明日からはいよいよ決勝トーナメントだ。フットボールの関する2冊の本を読んだ。 まず『山本昌邦、勝って泣く』。トゥルシエとともに4年間を過ごしたのは山本昌邦ばかりではない。もっともトゥルシエの近...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:47 AM

『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』ケヴィン・コスナー

[ book, cinema]

遠くからやってくる者を見守るように、カウボーイたちが移動するのはあまりにも広大で美しい山野だ。二人が街へ入ると、上空に構えられていたカメラはぐっと彼らに近付いていく。ただ単に、遠くを見渡す必要がなくなったせいでもある。街と呼ぶにはあまりにも狭いその場所で、山を隔てて向かい合った敵の姿が、扉一枚向こうに迫っている。 軽々と大河を渡ってみせた二人が、カフェと道路の間に出来た水たまりを超えることも出来な...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:46 AM

July 27, 2004

A代表とU−23

[ cinema, sports]

アジアカップを戦うA代表とアテネへの準備に忙しいU-23。最近は代表のでるゲームばかりだ。ユーロからずっといろいろな国の代表ばかり見ている。とりあえずA代表とU-23もこれだけのマッチメイクが行われれば、それぞれクラブチームの様相を呈してくる。A代表も、ずっと俊輔をトップ下にする3-5-2で戦い続けているし、U-23は、もっと準備期間が長く、18名のオリンピックメンバーも決定したから、どういうフッ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:45 AM

July 20, 2004

ラグビー トライネイションズ第1戦 オールブラックス対ワラビーズ

[ sports, sports]

ウェリントンは寒風が吹きすさび、さらに冷たい雨が降りつけている。両チームの選手ともに震えが来ているのは、緊張感のためではなく単に寒さのためだ。こうしたゲームは何よりもミスが命取りだ。案の定、スティーヴン・ラーカムのキックオフは10メートル届かない。センタースクラム。オールブラックス・ボール。ゲーム開始のこのシーンは、このゲームの象徴だった。オールブラックスはボールをキープし続け、ワラビーズは自陣ゴ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:44 AM

July 18, 2004

『スパイダーマン2』サム・ライミ

[ cinema, sports]

前作は、「僕はスパイダーマンだ。だからいつでも君を見ている」だった。『スパイダーマン2』では、「僕はスパイダーマンだ。だから君のそばにはいられない」だ。つまり、初めてスパイダーマンになる『1』では行為と能力を見せる必要があったのに対して、もはやそれが前提となった『2』では存在と意志が問われる、ということだ。 極めて喜劇的に演出されるヒーローの苦悩は、表の顔と裏の顔のわずかな、しかし決定的な乖離を示...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:42 AM

July 17, 2004

『群盗、第7章』オタール・イオセリアーニ

[ cinema, cinema]

記憶によって歴史は語られるのかもしれない。男に食事を与える老婆の姿に、先日見たばかりの『蝶採り』を思い出してしまう。買い物籠をぶら下げ颯爽と自転車を乗りまわすあの仏頂面は、きっと大きな屋敷へと帰っていくんだろうなぁ、と考えてみたり。壁中にかけられた銃を見て、「変わった趣味」だとため息をつくまた別の老婆の言葉にも、『蝶採り』の屋敷の壁中に貼られたたくさんの絵画や写真を思い出す。私の個人的でしかない記...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:41 AM

July 15, 2004

キリン・カップ 日本対セルビア・モンテネグロ

[ cinema, sports]

カップ戦とは言いながら、見ているとどうしても「親善試合」というフィーリングがぬぐえない。かつてなら、日本が外国チームと対戦するもっとも重要なイヴェントがキリン・カップだったが、すでに2度のW杯を体験したチームであれば、これはやはり「親善試合」なのだ。つまり、ディフェンディング・チャンピオンとして望むアジア・カップへの、そして開催中のW杯予選への調整ゲームなのだ。 田嶋技術委員長が語るとおり、このチ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:40 AM

July 6, 2004

『不実な女』クロード・シャブロル

[ cinema, sports]

この映画でステファーヌ・オードランが演じるのは、「不実な女」というよりも「無関心な女」だ。映画を見ながら終始気になっていたのは、どこを見ているのかわからない彼女の瞳であり、また何を考えているのかわからないその表情だった。ミシェル・ブーケが「僕を愛している?」と彼女に聞くのは、彼女に浮気の疑いがあって、彼女が誠実さに欠けた妻だからではない。妻は無関心なのではないか。夫に対してこれといった関心もなく、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:39 AM

『不実な女』クロード・シャブロル

[ cinema, cinema]

犯罪には、いつも“見られる”ことへの恐怖がつきまとう。避けられない視線をどう利用するかという問題もまた、犯罪の一部である。田舎での犯罪はとりあえずこの問題から逃れやすい。それぞれの敷地から出なければ“見られる”危険性はないし、視線の範囲がある程度決まっているからだ。都市では視線は至る所にあふれている。だからこそ、都市と犯罪とは密接に関わりあい、その関係はいつもドラマティックだ。 シャブロルの映画に...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:38 AM

ラグビー テストマッチ ジャパン対イタリア

[ cinema, sports]

小さなパントがイタリア・ディフェンス網の裏に出て、大畑の胸に収まる。トライラインまで彼を遮るものはいない。誰もがトライだと確信し、これで15-18と3点差に追い上げると信じたその瞬間、ダイビングした大畑の手からボールが転げ落ちる。インゴール・ノックオン。「またやってしもうたな」。関西弁の冗談ですむ話ではない。大畑はプロの選手だ。こんなことがあってはならないし、「やってしもうた」という軽い言葉ではす...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:36 AM

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