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May 28, 2015

『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』シャウル・シュワルツ
常川 拓也

[ cinema]

100万人が住むメキシコのシウダー・フアレスは、年間4000件近い殺人事件があり、警察は麻薬組織からの報復を恐れて黒い覆面を被って事件現場に向かう。この「世界で最も危険な街」フアレスからひとつの川を挟んだ国境の向こうには、年間殺人件数5件の「全米で最も安全な街」エルパソがある。イスラエル出身で米ニューヨーク在住のフォトジャーナリストであるシャウル・シュワルツ監督は自ら撮影も務め、シニックな視点...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:09 AM

May 24, 2015

映画『ローリング』完成披露試写会@水戸芸術館ACM劇場(2015.4.11) 
鈴木洋平

[ cinema]

 4月11日に水戸芸術館ACM劇場にて行われた完成披露試写会で、2002年の水戸短編映像祭グランプリを経たのち、映画監督という職を得ることができたことへの感謝を述べつつ、監督の冨永昌敬は「また水戸芸術館で上映できたことが嬉しい」と観客の前で素直に語った。主演の三浦貴大は1年のロケの大半を茨城で過ごしているほど北関東に親しいらしく、ヒロインを演じた柳英里紗は映像祭で監督と初めて出会い、かねてから冨永...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:19 PM

カンヌ国際映画祭2015リポート Vol.02 
槻舘南菜子

[ cinema]

5月14日 今朝は監督週間の開幕上映作品、フィリップ・ガレルの新作『L'ombre des femmes』+『Actua I』からスタート。 『Actua I』は当時のゴーモンやパテによるニュース映画批判として、68年5月ザンジバールのメンバーとともに撮影されたが、長年消失されたとされていた作品だ。昨年シネマテーク・フランセーズにより修復され、パリの短編映画祭 Côté court を皮切りに上映...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:34 PM

May 23, 2015

カンヌ国際映画祭2015リポート Vol.01 
槻舘南菜子

[ cinema]

5月13日 パリ・リヨン駅7時19分発のTGVで出発。つまり朝5時半起き。いつも通り電車の中で眠れるはずがないので、印刷した上映スケジュールを睨みつけながら予定を立てていく。コンペティションを中心に監督週間部門や批評家週間部門の気になる作品をピックアップし、移動時間と待ち時間を計算する(私のプレスパスは青色、どの上映にも易々と入れてしまう魔法のピンクパスよりランクは下で、プレス上映は最低1時間半...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:03 PM