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September 5, 2005

『赤信号』セドリック・カーン
藤井陽子

[ cinema, cinema]

 プラスとマイナスの磁石の、どちらかを球に、どちらかを半チューブ状のレールにして、そのレール上に球を滑らせると、球は何の摩擦も受けずに猛スピードで滑走する。それを新幹線に応用すると、もっと速く、もっとなめらかな走行を実現できる。問題は、それを止まらせる方法がないということだ。  うそかほんとか知らないが、そんな話を聞いたことがある。  セドリック・カーンの『赤信号』はこの滑走運動を思わせる映画だ。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:13 AM

『シャーリー・テンプル・ジャポン・パートⅡ』冨永昌敬
結城秀勇

[ cinema]

 はじめに流れる「パート1」では、コマ落とし、引きでの長まわし、サイレントという要素によって、これまでの冨永作品とは異なった世界が展開される。中でもこの「サイレント」という要素については、監督自身が公式サイトにて熱く語っていることでもあるのでそちらを是非見ていただきたいのだが、とにかくもこの『シャーリー・テンプル・ジャポン』の「原型」がサイレントであったというのは(そう、「パート1」はサイレントで...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:11 AM

『ランド・オブ・ザ・デッド』ジョージ・A・ロメロ
月永理絵

[ cinema, photo, theater, etc...]

ジョージ・A・ロメロの20年ぶりの監督作である。本当はゾンビシリーズとしてひとつの年代に一本の映画を撮ろうと思っていたと語るロメロは、68年の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』でデビューし、78年に『ドーン・オブ・ザ・デッド/ゾンビ』を、85年の『デイ・オブ・ザ・デッド/死霊のえじき』を完成させた。当然のようにゾンビ達の能力や姿は、その時代を象徴するものであり、05年に現われた彼らの新しい能力...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:25 AM