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2008シックスネイションズ フランス対アイルランド 26-21
梅本洋一

[ architecture , sports ]

 ヴァンサン・クレールの快走で26-6になった後半、マルク・リエヴルモンは、フロントローをふたり代える。第1戦でスコットランドFWに押し込まれた左プロップのジュリアン・ブリュニョーとフッカーのセルヴァの投入だ。それまでは1番がフォール、2番が百戦錬磨のスザルゼフスキ。直後にアイルランド・ボールのスクラム。案の定押し込まれるフランス。アイルランドの逆襲はここから始まった。ほぼ勝敗は決まったからもしれ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:44 AM

February 6, 2008

ジム・オルーク アコースティック・ライブ@横浜国立大学 2/2
宮一紀

[ cinema , music ]

 かつて『ユリイカ』誌上のインタヴューで「ソロはもうやらない」と語ったジム・オルークだが、どういう風の吹き回しか(後に語ってくれるのだが)、この日はアコースティック・ギターを抱えておよそ一時間半のパフォーマンスを披露してくれた。  オルークは、静寂の中にそっと弦の揺れを響かせると、何度も同じフレーズを反復させながら、彼自身の言葉を借りれば「自問」するように、少しずつ音楽を前進させていく。幾度も重ね...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:42 AM

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
宮一紀

[ cinema , sports ]

 それにしてもティム・バートンは徹底的に大人たちに死を与え、子供たちに生を与える。それが彼のファンタジー作家としての倫理であろう。先日テレビで放映された『チャーリーとチョコレート工場』(2005)では、様々に残虐な機械に回収されていった子供たちが、最後の最後でどういうわけか〈生〉だけは奪われずに帰還するのであった。結局のところ、文字通り〈子供〉の頃からティム・バートンを見てきたあなたや私のような若...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:56 AM

February 5, 2008

2008シックスネイションズ スコットランド対フランス 6-27
梅本洋一

[ sports , sports ]

 このゲームを見た人なら、明らかな変化が分かる。ベルナール・ラポルトのグローバリズムのラグビーと、マルク・リエヴルモンのフランス・ラグビーの変化が分かる。ラポルトは確かにコレクティヴなディフェンスを導入し、なかなか負けないチームを作るには作った。だが、W杯で、それは決してよい結果をもたらしてはくれなかった。深夜、眠い目を擦りながらライヴの映像を眺める眼差しには、朦朧とした反復しか見えなかった。ディ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:37 PM

February 1, 2008

日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ 3-0
梅本洋一

[ sports , sports ]

 冒頭、日本のパスが繋がらない。連動性が乏しい。動き出しが遅い。やっぱり岡田武史はダメか! ダメな原因はフォーメーションだ。大久保のトップ下は機能していない。ダイアモンドの中盤は、ディフェンスラインからトップまでの距離を長くしている。右サイドの内田が良いが、まだまだ弱気でシュート・チャンスにパス。もっと強気! ひとり中村憲剛が気を吐いている。こいつはどんどん伸びているようだ。フロンターレのゲームは...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:58 AM

『ジェシー・ジェームズの暗殺』アンドリュー・ドミニク
結城秀勇

[ cinema , sports ]

 伝説的な偉大さと凡庸な卑小さ。その対決が見られるものと思い足を運んでみたものの、期待は裏切られる。ブラッド・ピット演じるジェシー・ジェームズは、異様な人物ではあるものの偉大な英雄などではない。彼の行動自体は、後に「coward」の烙印を押されるロバート・フォードのとった行動とまったく同じだ。では何が彼を英雄に仕立て、ボブ・フォードを臆病者に貶めるかといえば、それはジェシーの生前は小説やジャーナリ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:19 AM

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