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April 18, 2008
「音楽に批評は必要なのか」佐々木敦vs湯浅学with南部真理宮一紀
[ talk]
佐々木敦によって95年以降に書かれた数々のライナーノートがこのたび一冊の書籍に纏められ(『LINERNOTES』、青土社)、その刊行を記念したトークイベントがジュンク堂新宿店内のカフェにて開催された。
次から次へと紡ぎ出される魅力的な固有名詞の数々と、話者たちの口ぶりの軽やかさも相まって、危うくそこにある切実さが耳からこぼれ落ちていきそうになるのだが、「音楽に批評は必要なのか」と題されたこのト...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 05:02 AM
April 17, 2008
『石の微笑』クロード・シャブロル結城秀勇
[ cinema]
中原昌也『作業日誌2004-2007』の中では、『石の微笑』のタイトルの後ろに「★」(国内でソフト入手困難を示すマーク)が着いていた。DVDが出るのを待っていたのだが出ないらしい。ということで三軒茶屋中央劇場に足を運ぶ(余談だが二本立てのもう一本は『タロットカード殺人事件』。ウディ・アレンとクロード・シャブロル、アガサ・クリスティとルース・レンデル、スカーレット・ヨハンソンとローラ・スメット。な...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 06:24 PM
April 15, 2008
アーセナル、この10日間梅本洋一
[ sports]
アーセナルの今シーズンはほぼ終えてしまった。日曜日のマンチェスター・ユナイティド戦に1-2で敗れ、重要なゲームが4ゲーム続いた中で、2分2敗。先々週の水曜日と先々週末の対リヴァプール戦を連続して引き分け、そして、先週水曜の対リヴァプール戦を4-2で敗れた。このゲームに敗れて、チャンピオンズリーグ敗退が決まり、マンU戦に敗れて、プレミアシップもほぼ3位が決定した。つまり、水曜と週末のゲームは、今シ...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 11:17 PM
April 10, 2008
『ポストマン』今井和久結城秀勇
[ cinema]
長嶋一茂はちょっとシルベスター・スタローンに似てるかも、というただそれだけの理由で見に行った。
始まってすぐに「バタンコ」と呼ばれる自転車にまたがる長嶋一茂の姿は、あの発達した上半身の筋肉のせいで既に異様なのだが、しかしなにかそれだけにとどまらない違和感を感じて見ていたところ、線路脇の道路を鈍行列車と併走するシーンではたと気付いた。
「自転車がすげえ速い!」
ちなみにもうこの一言で、この映画...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 09:35 PM
GAL presents 「PR vol.2」2008.4.6 @代官山UNIT渡邉進也
[ music]
トクマルシューゴ&ザ・マジックバンド、toeといった面々が演奏を終え、フロアを溢れる群衆をかきわけ、group_inouのパフォーマンスを見通すことができる位置を確保した僕に、横からニヤニヤした声で田中君が話しかけるのである。どこどこでのライヴのgroup_inouのパフォーマンスが凄かったとか、今日のcpさんはやたら気合が入ってるだとか、imaiさんの機材がいつもより増えているだとか。CDで聴...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 09:32 PM
April 09, 2008
『ノーカントリー』ジョエル&イーサン・コーエン梅本洋一
[ cinema]
『ノーカントリー』は、それまでぼくらが持っていたコーエン兄弟についての先入観を払拭してくれた。確かに多くの人たちが言うようにコーエン兄弟の多くのフィルムは、とても出来の良い映画学校の卒業生の作品のようだった。ひとつひとつのショットが適切で、物語を過不足なく語る技術が秀でていて、何よりも映画には歴史があることを心得ていて、その中の最良の部分を自らの作品に取り入れてきた。それは別の言い方をすれば、コ...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 12:05 AM
April 05, 2008
『中原昌也 作業日誌2004-2007』中原昌也梅本洋一
[ book]
膨大な量の「作業日誌」を一気通読した。とても面白かった。私が登場するからか? 少しはそうだが、それがすべての理由ではない。何しろマメで行動力抜群の中原昌也が、金がない、腹が減った、小説を書きたくない、とぼやきながらも、同時にこの膨大な作業日誌を書いてしまうことに驚嘆した。どんなことでも書き付けてしまうプライヴェイトな日記と、この「作業日誌」はまったく反対の代物だ。酔っぱらっていても、疲れていても...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 07:10 AM
2007-08チャンピオンズリーグ準々決勝 1st Leg アーセナル対リヴァプール 1-1梅本洋一
[ sports]
疲労について考えている。同日に行われた別の準々決勝シャルケ対バルセロナでは、それぞれのチームが走った距離は、約100キロずつ。つまり選手ひとりが10キロずつ走った計算になる。それに対してこのゲームではそのおよそ1,5倍、つまりひとり15キロ走っている。ショートパス、ミドルレンジのパスが組み立ての中心になるアーセナルのゲームでは、ひとりの選手が走る距離はいつもこの程度だ。アーセナルの得点シーンが後...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 07:07 AM
April 02, 2008
『きつね大回転』片桐絵梨子(「桃まつり」より)松井 宏
[ cinema]
『きつね大回転』はその名の通り「回転」に満ちている。回転こそが内部を作り出す。ここにあるのは内部だけだ。きつねの住まう世界と人間の住まう世界は内部と外部に別れてはいない、そのどちらもが内部であり、ふたつの世界は分身なのだ。彼ら彼女らがともに都市(東京)に巣食い、闘いを挑み、そのリヴェット的遊戯が都市の分身さえも生み出す。だがまた冒頭とラストに映し出される上下のエスカレーターが示すように、『きつね大...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 01:23 AM
『granité(グラニテ)』大野敦子(「桃まつり」より)松井 宏
[ cinema]
『granité』の映し出す三浦の海岸と広大な畑の風景は、どこまでも重く鈍い鉛色だ。空も、そして海さえも登場人物にとっては逃げ場とならない。このフィルムが土、水、火、大気の四大元素からなるフィルムだとすれば、それはその四元素がひとりの若者にとって、歓びに満ちた保養材ではなく、あくまでも切迫した何かとしてあり(その切迫さは大野のもう1本『感じぬ渇きと』でも明瞭だ)、膨張しながらいまにも彼に襲いかかろ...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 01:21 AM
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