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July 29, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
結城秀勇

[ cinema, sports]

 科学の教師であるマーク・ウォルバーグが(その設定が既に驚きなのだが)、授業の中で子供たちに原因不明のミツバチの失踪について語っている姿は予告編でも見ることができる。恥ずかしながら、私は数年前から実際に世の中を賑わせているこの事件についてまったく知らなかった。Colony Collapse Disorderと呼ばれるこの現象は、『ハプニング』の中で語られるとおり、ミツバチの群れががある時突然一匹の...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:32 AM

July 28, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
宮一紀

[ cinema, sports]

 前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、驚くほど何の確証もないままに、「他のどこでもないここ・他の誰でもない君」という、あらかじめ取り決められた予定調和の世界を彷徨するフィルムだった。まるでロール・プレイイング・ゲームででもあるかのように事件が起き、物語が進展する様を、私はただじっと傍観するより他になかった。  常に「ここではないどこか」を目指し、「ここにはいない誰か」を欲している点で、『ハプニ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:16 AM

July 27, 2008

『奇跡のシンフォニー』カーステン・シェリダン
結城秀勇

[ cinema, cinema]

 予告編を見て、『ボビー・フィッシャーを探して』に近い映画に違いない、見に行かなきゃなと思いつつも、同様に予告から『スリーキングス』だと判断した『ハンティング・パーティ』がそれほどそうでもなかったので、足がなかなか向かなかった『奇跡のシンフォニー』を終了間際になってやっと見た。  チェスと音楽というそれぞれの題材の映像的な処理の面では『ボビー・フィッシャー』に及ばないとはいえ、『奇跡のシンフォニー...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:44 AM

July 12, 2008

『歩いても 歩いても』是枝裕和
梅本洋一

[ cinema, sports]

 これまで是枝裕和のフィルムとは、とても相性が悪かった。それどころか、彼のフィルムには、映画のエッセンシャルな要素だとぼくが考えてきたことを裏切る何かがあると感じられ、それを強く批判さえもしてきた。  だが『歩いても歩いても』を見る限り、かつてぼくが批判してきた彼のフィルムに関わる要素は、かなり稀薄なものになってきている。これは「『カポ』のトラヴェリングだ」と批判した死を超自然的な美意識に溢れた映...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:02 AM

July 5, 2008

レーモン・ドメネク留任!
梅本洋一

[ cinema, sports]

 イタリアではドナドーニが解任されマルチェロ・リッピが再任されたというのに、フランスでは、レーモン・ドメネクが代表監督として留任した。ユーロのグループCを最下位、しかも得点1,失点6という最悪の成績であるにも関わらず、昨日フランス・フットボール協会のジャン=ピエール・エスカレット会長はドメネクの留任を発表した。ぼくも含めて誰でもが、すんなりディディエ・デシャンにその任が任されると考えていたのに、フ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:13 AM