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July 23, 2010

スポポリリズムvol.12 プレ録音映画祭
渡辺進也

[ cinema, cinema]

 今回の録音映画祭にも縁がある、『SR サイタマノラッパー』の音楽のP.O.P ORCHeSTRA(「1」「2」に出演のSHO-GUNGやB-huckも姿を現す)、『ライブテープ』の前野健太とDAVID BOWIEたちのライブが(映画をなぞるように『天気予報』から『東京の空』へと。ステージ上で暴れてた。)が終わると、暗くなったステージ上で厳かにセッティングが始まる。  真ん中に簡易的なスクリーンが...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:08 AM

July 17, 2010

『クレイジー・ハート』スコット・クーパー
梅本洋一

[ cinema, cinema]

 落ちぶれたカントリー&ウェスタンの歌手の巡業、そして人生の最後の輝きと再生──ありふれた物語だろう。もちろんこのフィルムを見に行ったのは、このフィルムで主演してオスカー主演男優賞を獲得したジェフ・ブリッジズのことを俳優として大好きだという理由もあるけれども、このフィルムを監督したスコット・クーパーのインタヴューを読んだからでもあった。  今年40歳になるスコット・クーパーにとってこのフィルムが初...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:16 AM

つかこうへい追悼
梅本洋一

[ book, theater]

 つかこうへいが亡くなった。アングラ御三家(唐十郎、佐藤信、寺山修司)の活動が、戯曲の内容の面でも、上演形態の面でも反=新劇という枠組みで語られることよりも、それぞれの演劇上の個性として分析されるようになった時代に、つかこうへいが登場した。70年代初頭のことだ。平田満や故三浦洋一の演技と共に、『郵便屋さんちょっと』『熱海殺人事件』などごく初期の舞台が懐かしくなった。強烈な通俗性と同時代へのパロディ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:14 AM

July 7, 2010

『あの夏の子供たち』ミア・ハンセン=ラブ
松井宏

[ cinema, cinema]

 処女長編『すべてが許される』に引き続いて、自殺する男を仮の中心に据えたミア・ハンセン=ラブの長編第2作目は、やはり前作と同じく「どのように不幸を描くか」ではなく「どのように幸福を描くか」をまずもって問題にする作品だった。弱冠30歳のこの女性監督は、たぶん不幸を描くための前段として幸福を描いておこうなんて、そんなチャチなことは考えていない。幸福は否定されない。幸福はこの作品のルールそのものだ。だか...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:57 PM