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March 30, 2019

三宅唱+YCAM「ワールドツアー」@第11回恵比寿映像祭 三宅唱インタビュー

[ art ]

スペースツアー

 3月30日より最新長編『ワイルドツアー』が公開される三宅唱。『ワイルドツアー』と同じく山口情報芸術センター(通称「YCAM〔ワイカム〕」)との共同制作から生まれたインスタレーション「ワールドツアー」が2月8日〜24日に開催された第11回恵比寿映像祭「トランスポジション 変わる術」にて展示されていた。両者には劇映画とインスタレーションという違いはあれど、互いに重なり合う要素があり、ふたつを並べて考えてみることは、各ジャンルの性質についての考察、あるいは三宅唱というひとりの作家の作家性への考察を与えてくれる。
 映画と異なり、インスタレーション作品は展示の期間が終了すれば作品そのものを目にする機会が無くなる。山口、京都、恵比寿と3度の展示を経て「ワールドツアー」はどのようなかたちを持つようになったのか。その一連の変化を含めて記録する機会があればと思い、三宅唱に話を伺った。

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 2018年4月~5月に山口のYCAM(そのときのレポートはこちら)、 2018年9月~11月に京都のホテルアンテルームで展示が行われた「ワールドツアー」は、恵比寿日仏会館で3度目の展示となる。今回の展示の狙いは三宅自身による(boid マガジンの解説)に詳しいが、回を重ねるごとに「ワールドツアー」はより展示環境を作品内部へと取り込むように変化を遂げてきた。

三宅 YCAMのときはスタジオBという、空間のほぼすべてを展示作品のためにコントロールできる環境だったんですが、今回の日仏会館ギャラリーは必ずしもインスタレーション展示に特化した空間ではないわけです。たとえばスクリーンやプロジェクターを吊るすポールもないし、建物の壁もコンクリートだし、それに窓からも入口からも光が差し込んでくる。それらは通常、映画や映像を見るには邪魔になる要素とされる。でも、空間の演出次第では、そういったネガティブな要素を反転させて、うまく作品の味方につけられるんじゃないかと考え、むしろ積極的に生かそうとしました。たとえば、最初は窓にも入口にもブラック(遮光壁)を立てるという案が出たんだけど、「いや、外の光を生かしましょう」と。
 今作が僕にとって初めてのインスタレーション作品ですが、これまで自分はインスタレーションというものをぜんぜん見てこなかったし、正直言って苦手だったんです。シングルスクリーンの作品が暗室で展示されている場合など、これなら映画館でいいんじゃないか、と思ってしまう。あとは、劇性の高い作品ならまだしも抽象度の高い作品だと、上映途中に他人が出入りするのがやっぱり気になってしまったり。なので、「ワールドツアー」の展示方法をYCAMで考え始める時点で、映画館という空間の凄さを改めて思いつつ、だからこそ映画館ではない空間を作る理由をちゃんと探ろうと思って、なんとか他の鑑賞者が邪魔にならないようにできないか、むしろ他の鑑賞者の存在も作品の一部に感じられるような空間作りができないかと考えてきました。
 インスタレーションが映画館とは違うのは、スクリーンの角度とか置き方とかの可変性ですよね。もちろん当然ながら完璧に自由ってことはなくて、例えば展示の会場内の通路幅は法律や条例に従う必要もあって、その中でやりくりするのが面白い。それを守りつつ、見る側のスペースもそれなりに確保するようにベストを探る。その辺の計算はYCAMのときはYCAMのスタッフが、今回はHIGURE 17-15 casさんという設営会社の方と恵比寿映像祭のスタッフがやってくれて、僕はそれをジャッジするだけですが。インスタレーションはアウトプットする空間や鑑賞者の動線をある程度作品に合わせて演出できる、むしろそこまでやって作品なんだということがわかった。映画だと、上映のたびに映画館をつくり直すなんてできないですよね。もちろんもっといろんな定義もあると思うので、これが正解かどうかはわからないんですが、映画と明確に違うのはそこだと思った。

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 山口のYCAMの展示では、ガラスが多用され、裏表のわかりにくい、会場である建築物そのものを展示の方法論として内部に織込むような設計がなされ、京都のアンテルームでは、ホテルのロビーという環境がタイトル通りの「ツアー」感を醸し出してもいた。それらを経て、恵比寿ではより積極的に、既存の環境やルールとの相互干渉やフィードバックを取り入れることで展示空間がつくりあげられていた。それはむしろ、まるで建築家が新たな建物を企画設計する方法論に近いのではないかと思えた。
 
三宅 父親が住宅などの設計をやっているのもあって、むしろ自分は「建築と映画」みたいなことに距離を置こうとしていました。建築の労働の現場をほんの少しだけ知っているぶん、門外漢であることを強く自覚しているので、なるべく黙っておこうと。でも鈴木了二さんに出会ってから刺激されたことがたくさんあって。面白いことなんだから自粛するのも勿体無いな、と開き直りました。『ユートピアへのシークエンス』(LIXIL出版)という本は、たとえば淀川長治さんがすでに失われた映画を具体的に語るのにもどこか似た、建築の中に実際に歩いて入っていくシークエンスを物語にしたような本で、めちゃくちゃ面白かった。
 それに、劇映画を作る際に、空間で役者がどのように動くか考えていることの延長線上で、今回の展示ではお客さんに対して動線やシークエンスを演出することになる、とも言える。だからまったく新しいことに挑戦しましたってわけじゃなくて、映画の撮影現場とやってることは一緒。そういう接続が今回の恵比寿の展示ではわりとスムーズに整ったから、すごく手応えがありました。
 
 3度の展示の細かな違いを示すと、下記のような表になる。

会場音声スクリーン空間内設備、特徴
山口YCAM 6.2ch (3.1chを60分ループごとに交互に再生)、吊りおよび床置きスピーカー前方3面、後方3面自立スクリーン暗室、中央に吊りガラス、スクリーン裏壁面に窓
京都アンテルーム 3chモニタースピーカー4面モニターホテルのロビーカウンターと同一空間
恵比寿日仏会館 3ch床置きスピーカー自立3面スクリーン+1モニタースクリーン間にスリット、場内窓は潰さずカーテンで塞ぐ

 会場ごとに細かな仕様の変更が重ねられているが、恵比寿版「ワールドツアー」の主な特徴と言えるのはスクリーン間に設けられたスリットであり、それによって3つのスクリーンがより横に広がった配置になった印象を受けた。一方で、山口では前後ふたつのスクリーンの間で自然と観客がスクリーンから取りうる距離が制限されていたのだが、恵比寿では(会場の広さが許す限り)好きなだけ後ろに下がって眺めることができるし、さらにスクリーンとスピーカーから"ちょうどいい"位置にクッションが投げ出されていて、観客が寝転んで見ることを促していた。
 
三宅 いろいろ工夫してきましたけど、ようやく素直な形に落とし込めましたね、マスターなんかいないぞということが(笑)。というのも、もともと「何かを見逃してしまっている私たち」という感覚は「ワールドツアー」のテーマにあるわけです。(「ワールドツアー」の出発点となったと言える)「無言日記」は、「ああ、俺は今までこんなもの見逃してたんだ」っていう感覚を得ることがつくっているときの面白さだったから、それと似た感覚をこの展示空間で見た人が体験できれば、と。それでYCAMの空間の時は、マスターポジションが生まれないように積極的に設計していたんです。3面同時に把握できないようにしていた。マルチスクリーンに潜む「監視するマスター感」をどう払拭するか、というのがポイントでした。恵比寿では、マスターポジションじゃなくてもリラックスして過ごせるポジションを誰でも緩やかに発見できる形になったかな、と。
 YCAMでは、滞在が始まってすぐにスタッフにも「無言日記」を撮ってもらうことをお願いしたんです。最初の頃は一週間ごとに撮った映像をまとめてみんなで見る機会も設けていました。そこで意外と面白かったのは音でした。普段自分が聞いていると思っている以上に、この世界にはいろんな音が鳴っているんだって驚きを、YCAMスタッフの撮った素材から与えられた。録音の面白さって、自分の耳が聞いた音とも違う音が録れたりすることだと思うんですが、iPhoneはそれが際立つ感じがします。今回のマルチスクリーンの配置や音の設計では、フレーム外の音、つまり別の世界の別の音が重複してくる感じを目指しました。

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 3面のスクリーンに同時に映し出される映像は、基本的に同日同時刻に撮られたものだ。過ぎていく映像と共に日が変わり、季節が変わり、年が変わる。しかし「ワールドツアー」の時間経過は、普段私たちが体感する「一日」や「一年」とは違った時間の流れをもたらしてくれる。

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三宅 普段「無言日記」をつくってるときにわかったことですが、昼の場面があって次に夜の場面、そしてまた次に昼の場面とつないでいくと、確かに正しい時間の進み方なんですが、その反復を映像で見るとなんだかすごく疲れるんですよね。昼、夜、昼、夜という連鎖よりも、昼、夕方ときたら次は朝とかいう連鎖の方が、なぜか物語がより進んでるように感じる。移動カットがあった方が物語として面白い時と、そうじゃない時がなぜかある。
 ここで言う「物語」というのは......うーん、なんて言うんですかね。映画というのは「こうきたら、こうきて、こう」みたいなある種の語り方、喋り方みたいなものがある。古典映画というのは、すごくうまい喋り方ができる監督たちの仕事だと思うんですが、「無言日記」ではそれとは別の「いい喋り方」を発見できるのではと思っています。いや、もしかすると別じゃないかもしれない。なんにせよ、「映画語」とでもいうような言語体系がやっぱりあるようです。
 映像の中の時間経過は、日常の時間感覚とは当然違いますよね。カット内は日常と同じ時間が流れているけど、カットとカットの間にはとんでもない時間の飛躍がある。「ワールドツアー」は一周60分で、映像の内容は約一年の時間が過ぎる。だからそこに座っていれば地球の公転が60分で体験できるという、タイムマシン的な仕組みになってます。「世界旅行」どころか、実はもうほとんど「宇宙旅行」みたいなものですからね。
 
 「宇宙旅行」? まるでSFみたいな単語が飛び出す。
 
三宅 YCAMという施設自体、SF映画のロケ地みたいな場所ですからね。いわゆる「SF映画」は予算がものすごくかかるイメージがあるけど、YCAMには特別に用意しなくてもいろんな道具が最初からあるからそれを取り入れない理由はないだろうと。
 たしか『ターミネーター4』(2009、マックG)の舞台設定は2018年でしたよね。我々はもうそれを越えて生きてる。でも実際に2018年の山口という場所に来てみたら、これまでSF映画が描いてきた風景とはちょっと違ったわけです(笑)。サイバーパンク系の風景でもないし、ナウシカとも違う。人口は減っていて、廃村は様々な植物が繁茂していて、でもiPhoneを持った中高生がいて、DNAの抽出も出来ちゃうみたいな未来だった。
 
 身近なSF、身近な未来という要素は『ワイルドツアー』にも共通するもののように思える。少年少女はあたりまえのように皆スマートフォンを手にし、なんでもないことのように植物のDNAを採取する。
 
三宅 空想的なSFではなく、実地的なSFですかね。東京で構想してたら今回のシナリオは思いつきもしてないと思う。滞在製作の面白さってこういうところですよね。先達はたくさんいて、身近なところでは濱口竜介さんもそうだし、空族もそうだし、小森はるかさんも滞在以上のことをしている。『ワイルドツアー』をつくるにあたって、小川紳介監督の『1000年刻みの日時計 牧野村物語』(1987)を参考試写したりしたんですけど、何年も住み込んでつくられた作品とは目指せる地点、目指してもいい地点が違う。今回の自分たちのできる範囲というか節度みたいなものを意識しつつ、形にしていきました。

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 滞在する環境を作品の力へと変えていきながらも、一時的に滞在するだけでしかない環境への節度も保つ。その節度は、漠然と作品全体に現れるだけでなく、個々の具体的な細部としてもうかがえるように思う。たとえば「ワールドツアー」の映像のひとつひとつは、たまたまものすごい状況に遭遇してそれを盗み撮るような態度とも、監視カメラのようにすべてを見渡す万能感とも、かけ離れたものだ。当たり前に目の前にあるにもかかわらず、もしかしてちゃんと見ていなかったかもしれないものたちを、改めて発見する視線。
 
三宅 「無言日記」を撮り始めたときから課題としているのは、盗み撮りをなるべくしたくない、そのように感じさせたくない、ということなんです。ひとつ編み出した方法は、撮影するときには、ちょっと股を開いて、カメラを胸の前で構えて撮る(笑)。撮っていますよ、と無言でアピールする(笑)。盗み撮り・隠し撮りを感じさせるカットを一切使ってないかというと必ずしもそうではない気もするけど、基本的には避けたい。その考えはYCAM滞在を始めるときにはもう明確になっていたので、撮影してくれるスタッフにも伝えていました。他にも、いくつか一応の原則を共有させてもらいました。たとえば、対象に近づきたければズームは使わないで自分が近づくこととか、あんまり激しく画面を動かさないでってこととか、一度カメラを回したら10秒以上は撮ってほしいとか。あとは気分を優先して欲しい、そんなに頑張らないで撮って欲しい、撮影するためだけにわざわざ遠出したり道路を渡ったりしなくていい、みたいなことは伝えたかな。
 でもそういう一応の原則も、さっきのiPhoneで撮影するときの姿勢の話も、「それが正しい」って言いたいわけじゃなくて。別に俺は先生でもなんでもないし。
 誰もがカメラを使って撮影することができるようになったいまの状況には、ある意味で怖い部分もたくさんあります。そういう時代に(『ワイルドツアー』で)中学生や高校生と映画をつくることも、「無言日記」をつくることもどこか似たところがあって、結局、カメラという機械の使い方を一緒に学ぼうよ、ってことかもしれない。
 そうだ、いい姿勢で堂々と撮ることの大事さを教えてくれたのはトニー・スコットですよ! 『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)で監視してたやつはどうなったか? どえらい目にあってましたよね。『デジャヴ』(2006)だと監視のための機械を、使い方を変えることでタイムマシンに変えちゃう。基本的には権力側の道具であるカメラの、それとは違う使い方を探すことが、いま映画を撮るということだと思う。そうじゃないと何も変えられない。
 
 複数の撮影者が、各々自分の身の回りを撮影した「ワールドツアー」には、当然ながら劇映画的な意味での登場人物や物語は存在しない。しかし同時に、この作品でしかありえないかたちで、「登場人物」や「物語」と呼ぶほかないものも存在している。
 
三宅 「ワールドツアー」みたいな方法で半年くらい撮影をやってると、中には髪を切る人もいれば、出張する人もいる、結婚式を迎える人もいる、赤子だって成長するし、誕生日を迎えた84歳もいる。そのあたり、実はやりすぎない程度に細かく前振りはしているんです。初見でそれを全部把握するのは難しいと思うんだけど、いちおう自分の中では群像劇を紡ぐようなつもりで編集しています。
 たとえば、この作品を誰から始めようかと考えて決めたのは、ベビーカーに乗っている赤ちゃん。ファーストカットのセンターに、彼を上から撮った映像を配置することで「いま少年が地球に降り立った!」みたいなことをこの映画のオープニングにしたつもり。ラストカットは、彼が自分の足で立って喋っているカットです。見事に成長してくれた(笑)。
 
 「ワールドツアー」と『ワイルドツアー』は、たんにYCAMという同じ場所で制作されたという理由だけではなく、どこか当たり前のように共有されているものがある。時間のあり方、草木や動物たちに注がれる視線。あのときのあの人が作品を越えて映っていたり、映っていなくてもこの同じ街のどこかにいるんじゃないかと思えたり。そしてそれはもしかして『密使と番人』『きみの鳥はうたえる』など、まったく異なる条件や環境で製作された作品にも通じてさえいるのではないか。Miyake Cinematic Universe? そんなバカげた質問を投げかけてみると。
 
三宅 ああなるほど、じゃあ「無言日記」が「アベンジャーズ」みたいなものだってことですかね。毎年「無言日記」を見れば、それぞれの長編映画の仕事、ハルク仕事とかマイティ・ソー仕事の過程が垣間みえるみたいな(笑)。無言日記を始めろって言ってくれた樋口(泰人)さんってすごいなと心から思いますね。無言日記撮ってなかったら全然違う人生になってたと思うもん。
 でもね、樋口さんがこないだ日記に書いていたんです。5年やってそろそろやることないんじゃないか、って。いやあ、確かにマジでそうなんですよ。バレてるなあ、と思って読み進めていたらそのあとに続けて「いったい何のためにこんなことをやっているのか誰にも分からない作業を30年続けられるかどうか」とも書いてあった。よし30年やってやろうじゃねえか、と今は思ってますね(笑)。


 取材・構成・写真 結城秀勇、田中竜輔

 
YCAM Film Factory vol.4 三宅唱+ YCAM「ワールドツアー」
会期:2018年4月21日(土)~5月27日(日)
会場:山口県山口市 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB

三宅唱+YCAM ワールドツアー in Kyoto with AMP
会期:2018年9月29日(土)~ 11月18日(日)
会場:京都府京都市 ホテル アンテルーム 京都 GALLERY9.5

第11回恵比寿映像祭「トランスポジション 変わる術」 三宅唱+YCAM《ワールドツアー》
会期:2019年2月8日(金)~ 2月24日(日)
会場:東京都渋谷区 公益財団法人 日仏会館ギャラリー


『ワイルドツアー』
2018年/67分/カラー
監督・脚本・撮影・編集:三宅唱
出演:伊藤帆乃花、安光隆太郎、栗林大輔 ほか
音楽:Hi'Spec
ワークショップ制作・監修:YCAMバイオ・リサーチ
製作:山口情報芸術センター[YCAM]
3月30日(土)より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー
https://special.ycam.jp/wildtour/


三宅唱(みやけ・しょう)

1984年北海道生まれ。映画監督。初長編作品『やくたたず』(10)を発表後、2012年に劇場公開第1作『Playback』を制作。同作は第65 回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品された。2018年の長編『きみの鳥はうたえる』にて、第73回毎日映画コンクール男優主演賞(柄本佑)・音楽賞(Hi'Spec)、第92回「キネマ旬報」ベスト・テン主演男優賞(柄本佑)・日本映画ベスト・テン第3位、「映画芸術」2018年日本映画ベストテン1位など、数多くの映画賞を受賞。他の作品に、全編iPhoneで撮影されたビデオダイアリー「無言日記」シリーズ(14-)、建築家・鈴木了二との共同監督作品『物質試行58 A RETURN OF BRUNO TAUT 2016』(16)などがある。

 


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