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January 15, 2026

『外と』金子由里奈

[ cinema ]

 2025年12月28日、満員のポレポレ東中野にて上映された『外と』。本作はドキュメンタリーとも劇映画ともつかない、それらのあわいにあるような形式の作品と言える。金子由里奈さんと二井梓緒さん、実際に本作の監督とプロデューサーを務める二人が会話するシーンでは、「12月28日」に上映する作品について話している。二人が突然フレームを飛び越えて、客席に座っている自分と繋がってしまったような感覚を覚えてドキ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:00 PM

「会って、話し、驚く」──映画の勉強会について
濱口竜介・三宅唱・三浦哲哉
『演出をさがして 映画の勉強会』刊行記念鼎談
2025年12月26日 紀伊國屋書店 紀伊國屋ホール

[ book , talk ]

 12月下旬、フィルムアート社出版の『演出をさがして 映画の勉強会』の刊行イベントが新宿の紀伊國屋ホールにて催された。本書は映画監督の濱口竜介と三宅唱、そして映画研究者であり批評家の三浦哲哉の3人が、巨匠と言われる作家たちの作品の演出に焦点をあて、集い、話し明かした「勉強会」の記録だ。いまや世界でも注目される映画監督2人が参加する「勉強会」なるものが、現在まで7年ほども続けられてきたことにまず驚く...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:14 AM

January 11, 2026

『水の中で』シン・ソクホインタビュー 「思いもよらないことを信じ、委ねる」

[ cinema , interview ]

同じ俳優の起用、似通うシチュエーションでの差異と反復を好むホン・サンス監督の作品群において、しかしそれでもある種の作家性の分岐点と言える瞬間がある。『正しい日間違えた日』でのキム・ミニとの出逢いと、同じく彼女を主演に迎えた『夜の浜辺でひとり』で揺らぐ女性の再出発を描いたこと。『あなたの顔の前に』『小説家の映画』などでイ・ヘヨンを熟達した創作家に据え、ホン・サンス映画に長らくつきものであったそもそも...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:44 PM