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August 11, 2007
原爆は物語を拒絶する ——〈東京日仏学院での対話録〉舩橋 淳
8月4日、広島原爆投下の2日前、長崎原爆投下の5日前に、「映画においてヒロシマを表象することの不可能性を超えて」と題される座談会が東京日仏学院で開催された。オペラ「蝶々夫人」のメーキングビデオ、『吉田喜重 オペラ「マダム・バタフライ」と出会う』上映に続き、ミシェル・ポマレッド氏、吉田喜重監督、岡田茉莉子氏、青山真治監督によるトーク。鋭利な知性が集った濃密な時間であった。ここではその内容を紹介する...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 04:03 PM
June 15, 2007
Ashes and snow展(グレゴリー・コルベール)@ノマディック美術館梅本洋一
一枚一枚の写真──巨大な和紙の上に印刷している──やそのコンセプト──象など動物や魚と「人間」の文字通りの「触れあい」によって自然との共生をはかる──がPCとして正しいのだが、グレゴリー・コルベールによるこうしたインスタレーションには、余り興味が持てない。ぼくが、この展覧会に赴いたのは、その内容ではなく、坂茂がお台場に「仮構」したノマディック美術館を見るためだ。巨大なコンテナが積まれ、それを構造...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 11:45 PM
April 04, 2007
"TOKYO"マグナムが撮った東京@東京都写真美術館梅本洋一
マグナム創立60周年を記念して、東京都写真美術館で「マグナムが撮った東京」展が開催されている。第2次大戦後から現在に至るまでのマグナム所属の写真家たちの東京の映像がここに終結している。それぞれの写真家にはそれぞれのエクリチュールがあり、この時代は「写真家」というメティエが誕生してからすでに百年近い年月が経過しているのが感じられる。そして、写真家たちが一様に東京という、常に変化する街に好奇の眼差し...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 12:30 AM
March 26, 2007
広瀬始親撮影写真「横浜ノスタルジア──昭和30年頃の街角」梅本洋一
旧横浜郵便局をリノヴェーションした横浜都市発展記念館で開催されているこの写真展を見ると、本当に困ってしまった。ぼくは、ノスタルジーはよくない、かつてあったものを懐かしむことは保守的な感性だ、と言い続けてきたし、今もそう思っている。だが、この写真展に展示されている写真を見ていると、もうどうしようもない喪失感に襲われて、それをノスタルジーだと言われてしまうと、納得せざるを得ないのだ。本当に困った。
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投稿者 nobodymag : 01:20 AM
March 14, 2007
神奈川県立近代美術館 鎌倉「畠山直哉展」梅本洋一
小町通を大股で歩いて近代美術館に着く。この多様に組み合わされた「白い箱」は坂倉準三の真の傑作であり、撤去されずに残ることになったことはとりあえず嬉しい。だが建物のところどころに古さや歪みが目立つ。同じ建築家の東京日仏学院が何度かのリノヴェイションを繰り返しつつ、しっかり今という時を呼吸しているのとは対照的だ。モダニズムは時を経ても生き残るべきものであり、そのためには資金と知恵が必要なのだ。
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投稿者 nobodymag : 06:25 PM
March 10, 2007
TNプローブ レクチャー・シリーズ「建築と写真の現在」第1回 多木浩二結城秀勇
今夏に行われる予定の同題の展覧会へ向けての連続レクチャーの第1回は多木浩二。写真史のはじまりから現代にかけて、写真と建築の出会いについての概論が語られる。それは「建築写真の歴史」とはまた別のものだ。
ダゲレオタイプが発明された年とされる1839年に、ダゲールはルーブル美術館を一枚の写真に写している。それはあえて彼が建築の写真を撮ろうと試みたというよりも、当時の写真の感光時間の長さから、目に入る...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 06:06 PM
February 28, 2007
ニッポンのデザイナー展@ShiodomeItaliaクリエイティブセンター梅本洋一
「AERA」のムック本と協賛して、「ニッポンのデザイナー展」が開催されている。建築家、プロダクトデザイナー、アートディレクター、インテリアデザイナー、デザインカンパニーなどデザインに関わる「ニッポン人」の多種多様な作品が展示されている。先日見た「柳宗理生活のデザイン展」の通り一遍の展示ではなく、それぞれの展示にも適切な解説が加えられ、ひとつひとつの展示物が興味深い。それに、もしレヴェルという言葉が...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 10:29 PM
February 14, 2007
柳宗理 生活の中のデザイン展(東京近代美術館)梅本洋一
家具や食器など生活必需品で気に入ったものを探すのはすごく大変なことだ。椅子ならば、座れれば良い。ナイフなら切れれば良い。それを基準に据えれば、選択は簡単だ。どこにでもそうしたものは置いてある。でも、面倒なのは、椅子もナイフもなかなか壊れないことだ。ひょっとすると、孫子の代までそれらは引き継がれるかも知れない。だから、自分のしょうもない美観を頼りに、いろいろなカタログを見たり、実際にショップを訪問...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 10:23 AM
January 24, 2007
「シアタープロダクツの現場」@パルコミュージアム結城秀勇
設立5周年を迎えたシアタープロダクツの展覧会が、渋谷パルコミュージアムで1月29日まで開催されている。「シアタープロダクツの現場」と題されたこの展示では、事務所やアトリエをこの会期中会場の中に設け、まさにその場で、デザインがなされ、パターンがひかれ、工場とのやりとりがあり、営業、そして打ち合わせが行われる。一枚の布から引きはがされた断片がTシャツになり売買される、そんな方法で、流通の末端にある「買...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 05:46 PM
October 27, 2006
「パラレル・ニッポン 現代日本建築展1996-2006」東京都写真美術館梅本洋一
写真と建築との関係はとても興味深い。いわゆる建築写真は、周囲の人々をなるべく写さず、建物そのものを写し出す。建築雑誌の掲載されている多くの写真は建築写真だ。この展覧会──ちょっと小振りで残念だったが、ひとつのテーマに2枚ずつの写真が展示されていて、「パラレル・ニッポン」と呼んでいる頑張った展示──に展示されているのも、ほとんどがそうした建築写真だ。確かに建物そのものを理解するためには建築写真は合...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 11:34 PM
photo, theater, etc...
- ・ 原爆は物語を拒絶する ——〈東京日仏学院での対話録〉舩橋 淳
- ・Ashes and snow展(グレゴリー・コルベール)@ノマディック美術館梅本洋一
- ・"TOKYO"マグナムが撮った東京@東京都写真美術館梅本洋一
- ・広瀬始親撮影写真「横浜ノスタルジア──昭和30年頃の街角」梅本洋一
- ・神奈川県立近代美術館 鎌倉「畠山直哉展」梅本洋一
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- ・ニッポンのデザイナー展@ShiodomeItaliaクリエイティブセンター梅本洋一
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