August 27, 2026
見ている間ずっと『アンダー・ザ・シルバーレイク』のときに書いたことをぼんやり思い出していたのだが、最後まで見て、やっぱそうじゃん、となった。よくこの題材でそこまでいくね、と。 繰り返しになるが、デヴィッド・ロバート・ミッチェルは「欲望」を描き続けている作家だ。オークストリートという界隈がまるごと恐竜が住んでる時代にタイムスリップな本作で、どんな欲望がクロースアップされるかと言えば、もちろん恐竜...
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August 25, 2026
『A Window of Memories』は、多孔質の映画だ。少し長いタイトルであるため『窓メモ』と略されているようなので以下ではそのように略すが、言ってみれば、『窓メモ』は、ポコポコと孔の空いたスポンジに似ている。この映画における孔とは、まずはタイトルにあるように窓なのだが、そればかりではない。2人の俳優がテクストを朗読するガランとした部屋には、大きな開口部のある窓があるばかりでなく、足元に...
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August 24, 2026
以下は『急に具合が悪くなる』の撮影監督を務めたアラン・ギシャウアへのインタビューである。元記事はAFC(フランス撮影監督協会)のウェブサイトに掲載されたもので、ギシャウア氏および聞き手のマルゴ・カヴレ氏の許諾を得て、ここに訳出する運びとなった。 ギシャウアが濱口監督とどのように出会い、言葉を交わしていったかに始まり、撮影準備、カメラやアスペクト比の選定、撮影の手順、照明、現場が進行するにつれて生じ...
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August 22, 2026
「路上」とは一体何のことで、誰のものなのだろうか。路上は自由であり、不自由でもある。人々が出会う場であり、排除が行われる場でもある。路上とは、常に揺らぎの中にあるとも言えるかもしれない。現在、金沢21世紀美術館で開催中の『路上、お邪魔ですか?』は、さまざまな角度から路上を捉え直し、「路上とは何か」を可視化することで、鑑賞者にその答えを考えるためのヒントを与えてくれる。 本展では、変容する路上の...
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August 14, 2026
清原惟自身のふたりの祖母、砂子旭子さんと清原磋智子さんの言葉を文字起こしし、共同制作したテキストを、清原と同年代の女性が朗読する形式で制作された『A Window of Memories』。本インタビューでも語られている通り、同じ時代を別の場所で生きていたはずのふたりの言葉が響き合い、それはどこかで自分も経験したこと、感じたことがあるような、不思議な感触を持って私たちのもとに届く。 そして『A...
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