journal

メイン

next >>  1  |  2  |  3  |  4  | all

January 22, 2010

『アワーミュージック』相対性理論+渋谷慶一郎
田中竜輔

 ピアノ、エレクトリック・ギター/ベース、ドラムス、そして様々な電子音。普段はまったく忘れてしまっていることだが、そもそもの音の大きさが異なる楽器たちがごく「自然」にひとつの楽曲を奏でているということは、本当はものすごく「不自然」なことで、音の増幅を制御する技術が存在しなければ、それら楽器の数を量的に調節するか、もしくは物理的に距離を取るしか、本来その音楽を実現する術はないはずだ。遠く離れた場所か...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 01:01 AM

October 18, 2009

『RAIN』堂本剛
黒岩幹子

堂本剛という人が作る音楽には、単なるアイドルの余暇活動として切り捨てられないものを感じる。そのナルシスティックな言動やファッション、「自分探し」の一貫として書かれたような歌詞、あるいは「剛紫」(前作のアーティスト名義)といったネーミングセンスなど、凡人の私には受け入れがたい部分を持った人ではあるのだが、彼の音楽には何か考えさせられるものがある。近田春夫は以前、彼が前シングル曲の「空†美しい我の空」...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 07:36 AM

August 27, 2009

Aimee Mann JAPAN 2009 @ SHIBUYA-AX
宮一紀

 4年ぶりとなるエイミー・マン単独来日ツアーの東京公演が8月25日に行われた。前回のツアーは恵比寿リキッドでのバンド編成だったそうだが、今回は3人による変則的なアコースティック。ほとんどがスタンディングのフロアで、7,500円というやや強気な価格設定。何となく開始前からイベントのオーガナイズに対して不信感が募る。とはいえ当日はけっこうコアなエイミー・ファンが集まって、イントロでは即座に大きな歓声が...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 06:02 AM

June 05, 2009

直枝政広ライヴ@爆音映画祭’09
結城秀勇

 爆音映画祭にて6/3、直枝政広セレクションによる『アイム・ノット・ゼア』の上映に先駆けて直枝自身によるワンマンライヴが行われる。彼の著書『宇宙の柳、たましいの下着』の中には、キャプテン・ビーフハート、フランキー・ミラー、アレックス・チルトンなどについて書かれた「あらくれ者にまつわるいろいろ」という章があったが、ギターを引っ下げたったひとりステージ中央に出てきた直枝の姿はそうしたコンテクストでの「...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 05:41 PM

May 04, 2009

『FAN』にせんねんもんだい
山崎雄太

 音の断片が新たに重ねられる度に、いままでその音が鳴っていなかったことが不思議になるのだが、その体験が35分間も続く。にせんねんもんだい約1年振りの新譜『FAN』は、表題曲一曲が収録されたものである。CDをかけると、ギター高田さんの短いギターフレーズがひたすら繰り返される。およそ3分間もの間繰り返されるモチーフに変化はなく、金属的なギターの音が響く・・・。「FAN」は、ホントにもうすごいのだけれど...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:00 PM

May 03, 2009

忌野清志郎追悼
山崎雄太

 昨夜、忌野清志郎が死んだ。58歳。  武道館で復活ライブを敢行したのは去年の2月だった。超満員の武道館、観客の平均年齢はいままでに行ったどのライブより高かったが、若いお客さんもちらほら見かけられた。安くはないチケット、「死ぬまでに一度は見たい」と嘯き買って……そういえば武道館にライブに行ったのも初めてだった。お客さんはみなニコニコしながら、しかし時折仔細らしい顔をして連れに耳打ちしたり、気忙しい...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 03:34 AM

April 08, 2009

『ESCORT』group_inou
鈴木淳哉

group_inouが艶めいている。だけど思い返せば「怪しい(妖しいではない)お色気」とでも言うべき魅力は今作で突然でできたわけではなく、以前からcpのリリックとimaiのトラックの音色の組み合わせによって十全に味わうことができたわけだけれど、このアルバム冒頭の「E・S・C・O・R・T〜」の「T〜」のヌメっとした感じでもってそのなんといいますか、、、ぶるっときました。 この、決して身体に良くはない...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 01:49 PM

February 16, 2009

“Let’s Stay Together”Live @ the 51st Grammy Awards
黒岩幹子

 8日に行われたグラミー賞授賞式のライヴ・パフォーマンスを動画サイトであれこれチェックして、T.I.+JAY-Z+リル・ウェイン+カニエ・ウエスト+M.I.Aの競演やらロバート・プラントの後ろで湿った音をかき鳴らすTボーン・バーネットの存在感やらを堪能していると、アル・グリーン先生が何故かジャスティン・ティンバーレークと“Let’s Stay Together”をデュエットしている動画を発見。  ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 08:03 AM

October 17, 2008

『SOUNDTRACK FOR D-BROS』阿部海太郎
宮一紀

 阿部海太郎の2枚目のアルバム『SOUNDTRACK FOR D-BROS』がシアタームジカから発売されている。渋谷PARCOなどに直営店を持つシアタープロダクツのショー音楽や、溝口健二の無声映画『東京行進曲』上映の際の伴奏、最近では第9回東京フィルメックス・コンペ部門への出品も決まったばかりの映画『PASSION』の音楽(★1まったく新しく見事な解釈によるガーシュウィン)を担当するなど、実に多岐...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 01:57 AM

June 27, 2008

にせんねんもんだい in “nhhmbase presents13”@SHIBUYA-O nest 6/21
山崎雄太

 にせんねんもんだいで踊れない(“にせんねんもんだい”は、上手にギターの高田さん、下手にベースの在川さん、真ん中にドラムの姫野さんという、女性だけのスリーピースという編成)。  高田さんの、短いモチーフを慎重に重ねていく姿は、聞こえてくる電気的な音とは裏腹に非常に肉感的な、職人的な「作業」を感じさせる。それは建具師が丁寧に金箔を並べていくような張りつめた「作業」であり、にせんねんもんだいが演奏を始...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:42 PM

next >> all |  1  |  2  |  3  |  4