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September 12, 2008

村野藤吾──建築とインテリア展
梅本洋一

 村野藤吾の建築やインテリアはかなり多く見てきたし、実際にその内部を使用したことも多い。建設中の横浜市役所を小学校に通う市電の中から何度も見たし、同じように東横線の中からは千代田生命ビルも何度も見た。箱根プリンスホテルも新高輪プリンスホテルも行ったことがあるし、日生劇場には何度も足を踏み入れた。立派で豪華で特徴に溢れているのだが、どうも好きになれない。その存在感が大きすぎて、それがぼくらに課す重さ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:18 PM

June 27, 2008

成城コルティ
梅本洋一

 成城学園駅で降りたのはほぼ30年ぶりのことだ。目的は世田谷美術館分館清川泰次記念ギャラリーで開催されている、抽象画家・清川泰次が学生時代に撮影した「昭和十五年十一月十日.東京,銀座」の写真展を見るためだった。  だがせっかく成城学園で本当に久しぶりに降りたのだから、まずここで昼食を、と考え、「とんかつ椿」へ。東京の5指に入るこのとんかつの名店は、北口から徒歩10分ほどの完全な住宅地の中。おかげで...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 08:01 PM

June 01, 2008

バウハウス・デッサウ展@東京藝術大学大学美術館
梅本洋一

 すでに世界遺産にも登録されているからデッサウのバウハウスの校舎は、誰でもその姿を知っているだろう。シンプルなモダニズムの建築物でその縦型の広い窓からは自然光が降り注いでいる。いかにも居心地が良さそうな校舎。  ヴァルター・グロピウスの指揮の下に、カンディンスキーが、クレーが、シュレンマーが、そしてミース・ファン・デル・ローエがこの校舎に集い、この校舎周辺に新たに設計された宿舎に住まい、世界中から...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 07:50 AM

February 12, 2008

建築の記憶展@東京都庭園美術館
梅本洋一

 建築が人々の記憶に留まるためには、写真が必要である。挿絵や図版以上に写真と建築の関係は色濃い。「建築の記憶」と題された写真展の発想は正しい。東京都庭園美術館という、まるで空間それ自体が「建築の記憶」のような建物で、この写真展が開催される意義は大きいだろう。旧朝香宮邸のアールデコ建築は、その歴史的な意義はともあれ、それほど好きになれる空間ではないが、目黒区のど真ん中にこれほど静寂観溢れる場所は他に...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 02:48 AM

January 12, 2008

三越日本橋本店
梅本洋一

 運転免許の更新を東陽町の試験場でやった帰りに、久しぶりに人形町や日本橋を歩いた。  人形町から日本橋への道は、川を隔ててずっと三菱倉庫のビルがかなり長く続いている。正面からの写真は何度も見たが、背後も側面もかなりの意匠を凝らしてある。レンタル倉庫の大きな看板が「うざい」し、もっと有効活用できそうだ。周辺には日清製粉のビルが数棟あるが、一番人形町よりのビルは、使用率が低いようだ。だが、シンプルなモ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 04:17 PM

November 15, 2007

下吹越武人 恵比寿の集合住宅
梅本洋一

 日曜日の曇天の下、恵比寿に出かけた。キムカツの前を通り、Osteria La Gemma──もと学芸大学にあったイタリア料理店だ──の前を過ぎ、右に曲がって坂を上がっていくと、メタリックに光っている五角形の9階建で銀色の建物が見えてくる。下吹越武人の恵比寿の集合住宅だ。その6階と7階を見せてくれた。  五角形の中央にエレヴェーターと小さなロビーがあって、五角形のそれぞれの辺に沿って、ワンルームタ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:42 PM

September 28, 2007

教文館ビル@銀座
梅本洋一

 秋の到来を告げるような雨の中を銀座に向かった。『東京遺産』というDVDを見て、その中にバー「ボルドー」という短編を見たからだ。ボルドーは、新橋駅側の銀座中央通りから2本昭和通り側にある通りにひっそりと建っていた。この蔦の絡まる古い古いバーでゆっくりアルコールをいつか楽しんでみたいと思う。この辺にも銀座の再開発の波が本当にすごい勢いで訪れている。YAMAHAも解体され、工事中の塀に囲まれていた。5...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 02:33 AM

September 22, 2007

アントニン&ノエミ・レーモンド展@神奈川県立美術館鎌倉
梅本洋一

 レーモンド夫妻が特に日本の建築に果たした役割の大きさは知られている。何も前川圀男、吉村順三のふたりがレーモンド事務所に在籍していたからばかりではない。ライトの大きな影響下から出発し、モダニズムへ傾斜していき、日本の風土や社会・歴史環境の中でヴァナキュラーな建築を実践していった姿は、本当に興味深い。  今回の展覧会の特徴はアントニンの妻のデザイナー、ノエミにスポットが当てられていること。だが、多く...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:58 PM

August 30, 2007

伊東豊雄 建築|新しいリアル@神奈川県立美術館葉山
梅本洋一

 東京オペラシティ・ギャラリーでの展覧会を見逃してしまったので、たまたまヴァケーション先の葉山で開催されていたこの巡回展を見た。  まず佐藤総合計画による設計のこの美術館について。ずいぶん話題になっていたので、楽しみにしていたが、いざ訪れてみると、立地の素晴らしさを建物が十分に活かしていないように思えた。御用邸を過ぎ、一色海岸の上に建つという立地は、もちろん、ここにどんな建物が建とうとも、そこから...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 08:02 AM

June 15, 2007

ル・コルビュジエ展@森美術館
梅本洋一

 ノマディック美術館が「仮構」されたお台場から「りんかい線」と「埼京線」を乗り継ぎ、恵比寿で東京メトロ日比谷線に乗車し、六本木で降りて、「ヒルズ」に向かう。ル・コルビュジエ展を見るためだ。6月の晴天の日は蒸し暑い。お台場も蒸し暑かったが、六本木ヒルズはもっと暑い。それに高層建築物の間に吹きすさぶ突風でぼくのキャップが吹き飛ばされそうだ。53階にある森美術館に上がる。ここはノマディック美術館の「仮構...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:47 PM

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