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February 27, 2006

『人生なんて怖くない』ノエミ・ルヴォヴスキ
須藤健太郎

[ cinema]

 ノエミ・ルヴォヴスキはデプレシャン『キングス&クィーン』にマチュー・アマルリックの姉役で出演していた。99年に製作されたそんな彼女の3作目の長編である。『キングス&クィーン』繋がりで言えば、舞台女優を目指していたエマニュエル・ドゥヴォスがそもそも映画の世界に入ることになったのは、ノエミのFEMIS卒業制作に出たことがきっかけだったようだ。ドゥヴォスはこの作品でも謎の哲学の先生として登場し、見る者...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:38 AM

ラグビー日本選手権決勝 東芝対NEC 6-6
梅本洋一

[ sports]

 雨の秩父宮ではこんなゲームになるのだろうか。究極のフォワード戦。両チームの全選手のユニフォームがあっという間に泥まみれになり、モールでは湯気が立っている。秩父宮に足を運んだ人たちにはすまないが、こういうゲームはテレビに限る。微視的で局地的な戦いも、この天候を考慮すれば仕方がないだろう。  攻める東芝と守るNECという構図はキックオフからノーサイドまで不変だった。東芝はキープしながらFWで攻め──...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:29 AM

トリノ・オリンピック観戦記──最終回
梅本洋一

[ photo, theater, etc..., sports]

男子回転  個人的にもっとも注目していたのはこの種目だ。世の中では荒川静香のゴールドで盛り上がっているが、フィギュアはどうも好きになれない。体操もフィギュアと同じように好きになれない。技を取り入れた採点種目は、いくらコンピュータによる採点と部分点を加点する方式にしたところで、ぼくの考えるスポーツではない。ゴールに何点入ったかとか、タイムが速かったとは異なるジャッジによる採点──ボクシングもそうだが...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:25 AM

February 24, 2006

『マイ・アーキテクト』ナサニエル・カーン
梅本洋一

[ architecture, music]

 ルイス・カーンの私生児として生まれたナサニエルが、父の姿を追うドキュメンタリー。だが、このフィルムはいかにも中途半端なものとして終わっている。一度にふたつのことを実現しようとして、そのどちらにも失敗してしまったからだ。ふたつのこととは、まずルイス・カーンの建築、そしてナサニエル自らの出自。このふたつのことは実のところほとんど関係がない。カーンの建築の凄さと彼が愛した3人の女性の物語には関係がない...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:10 PM

チャンピオンズリーグ チェルシー対バルセロナ 1-2
梅本洋一

[ sports, sports]

 デルノルノがメッシを倒して一発レッド。前半40分を経過したところ。この判定がレッドに値するかどうかは分からない。メッシの役者ぶりが話題になっているが、この類の判定はこのゲームに多かった。どちらかに有利になったことはないだろう。それぞれPKになってもおかしくない判定が一度ずつ。モウリーニョはジョー・コールを下げ、ジェレミを右サイドに入れ、パオロ=フェレイラを右から左へ。  だが、ひとり少なくなった...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:02 PM

February 23, 2006

『激情の嵐』ロバート・ジオドマーク
須藤健太郎

[ cinema, sports]

 刑期を終えて出所したグスタフを待ち受けているのは、非情で残酷な世界なのだ。2年ぶりに会う恋人はすでにほかに男をつくり、嫉妬に駆られた彼はそれから破滅へと一直線に向かっていく。主演はエミール・ヤニングス。スタンバーグの『嘆きの天使』でも、ディートリッヒに惑わされ、破滅していく男を彼は演じていたが、『激情の嵐』で彼が虜になるのは、アンナ・ステンである。アンナ・ステン演じるアニーアは、男たちの注目を浴...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:41 PM

『レッツ・ロック・アゲイン!』ディック・ルード
黒岩幹子

[ book, cinema]

 ラモーンズのドキュメンタリー映画『エンド・オブ・ザ・センチュリー』のなかで、一番印象に残ったのは、インタヴュアーの質問に対して、ジョニー・ラモーンが沈黙するさまだった。そんなに長い時間ではないけれど、めちゃくちゃ重い沈黙。この人はこの沈黙でもって長い間ラモーンズを続けてきたのだと思わされた。 『レッツ・ロック・アゲイン!』でのジョー・ストラマーは常に声を出し続けている。ただ歌い、ただ喋るのではな...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:24 PM

February 22, 2006

チャンピオンズ・リーグ レアル・マドリー対アーセナル 0-1
梅本洋一

[ sports, sports]

 満員のサンチャゴ・ベルナベウ。下馬評は圧倒的にレアル。それもそのはず、ここ10ゲームで負けなし。それに対してアーセナルはまったく調子が出ていない。ベルカンプは、今、チームの転換期にある、と述べている。確かに。負けなしでプレミアを乗り切った2年前のメンバーで先発しているのは、アンリ、ジウベルト、ユングベリ、トゥーレのたった4人。バックラインには、センターにトゥーレ、センデロス、両サイドにエブエとフ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:51 PM

February 21, 2006

トリノ・オリンピック観戦記──4
梅本洋一

[ sports, sports]

男子大回転  やはりソルトレイクに比べてセストリエールのスキー場は綺麗だ。アルプスも、フランスサイドとは異なり急峻ではなく穏やかな表情をしている。森林限界を超えていて、しかも、ゆったりした山塊。つまり、スキー場にうってつけの場所だと言うことだ。この大回転コースも実に快適で、上部の急斜面、中間の緩斜面、そして急斜面、緩斜面と続いてゴール。適度にうねりがあり、本当に強いものが勝ちそうなコース。その証拠...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:44 PM

『ミュンヘン』スティーヴン・スピルバーグ
月永理絵

[ cinema, cinema]

 1972年、ミュンヘンオリンピックに起こったテロ事件と、それによって引き起こされた暗殺事件がこの映画の題材となっている。ミュンヘン事件とは、オリンピックに出場していたイスラエル人選手たちが、パレスチナ過激グループ「黒い九月」のメンバーによって監禁され、11人全員が殺害された事件である。その後、イスラエル機密情報機関「モサド」は、暗殺チームを編成し、この事件の犯人であるパレスチナ人11名の暗殺を企...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:20 AM

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