October 13, 2025
浅井美咲 安東来 金在源 山形到着。2日前に新幹線のチケットを取ろうとしたらつばさの席が全然空いていなくて、東北新幹線で仙台まで出て、仙山線で山形まで来るという謎の経路で来る羽目になった。今日は雨が降っていて肌寒く、駅からホテルまではそこまで遠くないといえど、キャリーケースを引いてGoogleマップを確認しながら、傘をさしつつ十数分くらい歩くのは鬱陶しかった。 山形に着いて最初に観たのは、イ...
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October 12, 2025
安東来 梅本健司 金在源 山形初日、新幹線で11時頃に着いて、腹ごしらえと一服のためオリオンカフェへ。安くておいしいキーマカレーセットに満足して、会場へ向かった。 『愛しき人々』は、チリの刑務所内で女性たちが携帯で撮影した映像をもとにしているという。冒頭では、その映像を何らかの意図(読み落としたのか、はっきりとはわからなかった)で保護するため、紙に印刷したと示される。終始、携帯の縦長の画角に...
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October 11, 2025
梅本健司 金在源 オープニング上映はダイレクト・シネマ短編集。上映前のマーク・ノーネスさん、生井英考さんによる解説が素晴らしかった。 丁寧な内容はもちろんのこと、ノーネスさんがフレンドリーな調子で話す英語を、生井さんがただ訳すのではなく、自分の言葉として再構成し、フリースタイルな感じで言い直していたのが印象的だった。その掛け合いから、「アメリカン・ダイレクト・シネマ」というプログラムが、しっか...
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October 3, 2025
複雑な人生を送る人として向き合う
パトリシア・マズィ監督の映画は、あらすじとしては簡潔にまとめられる物語であっても、どこか掴みどころのない複雑さを帯びているように思える。そうした印象を抱くのは、語りの形式が複雑だからではなく、具体的な描写を迷いなく淡々と積み重ねていくことによって、言葉にし難いさまざまな側面が立ち現れてくるからだろう。今回は『サターン・ボウリング』を中心に、そうした細部がどのように生み出されているのかを伺った。 ...
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