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June 30, 2012

ユーロ2012──(5)セミファイナル イタリア対ドイツ 2-1
梅本洋一

 イタリアの完勝! テレビでゲームを見ていると、「こいつダメじゃん!」と思える選手名を口にすると、次のゲームからそのダメ男くんが頑張り始める。それがこの日のバロテッリだ。確かに身体能力はすごいけど、ここでシュート!と思えばパスするし、ここはパスでしょう、と思えばシュートを外す奴だった。でも、カッサーノからのクロスをドンピシャで合わせ、モントリーヴォからの一発のパスをシュートに繋げるカウンターを炸裂...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:03 AM

June 28, 2012

ユーロ2012──(4)セミファナイル スペイン対ポルトガル 0-0(PK4-2)
梅本洋一

 ワントップにネグレドを起用したデル・ボスケ。この奇策は功を奏することなくネグレドはピッチを去る。彼が力不足かどうかは問題ではない。問題なのは、彼の力量を確かめる術を与えられないまま彼がピッチを去ったことだ。フォワードにパスが出ないとき、フォワードは空しくピッチに立っているだけだ。そのくらいパウロ・ベントの戦術が効果的だったということだ。アタックは、CR7とアウメイダに任せ、他の8人は、徹底したプ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:50 PM

June 26, 2012

ユーロ2012──(3)クォーターファイナル
梅本洋一

 結局まったく予想通りの4チームが残った。ポルトガル対チェコも、ドイツ対ギリシャもアップセットがなかった。スペインが順当に勝利し、イタリアがしぶとく残った。  4ゲームのうち最低だったのが、スペイン対フランス。ローラン・ブランのレブルーは、前半を0-0で終えるつもりだったのだろうが、シャビ・アロンソの一発でそのゲームプランが狂うと、ほとんど無抵抗。外していたナスリを入れたりしたが停滞したゲームに変...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:10 AM

June 14, 2012

ユーロ2012──(1) オランダは古くなった!
梅本洋一

 ユーロのグループ・リーグも2巡目に入った。すべてのチームが1ゲーム以上消化したことになる。ポーランド=ウクライナという馴染みのない場所での開催。毎ゲーム開催場所を地図で確かめている。ワルシャワやキエフといった大都市名は知っているし位置も分かるが、ハリコフとかリビウなんて初耳でいったいどこにあるのか確かめてみるとハリコフはハリキウだったりするし、ポーランドにしてもグダニスク、ボズナニという場所は知...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:06 PM

May 6, 2012

『刑事ベラミー』クロード・シャブロル
梅本洋一

 クロード・シャブロルは、この遺作で映画をかつてないくらいに抽象的な場に導いた。もちろん、形態はいつもの刑事物である。丁寧なことに、このフィルムのタイトルには、このフィルムをシムノンとブラッサンスに捧げるという言葉まで見つかる。つまりベラミー警視とは、メグレ刑事なのであり、キャリアも晩年に達したジェラール・ドゥパルデューは、メグレ=ベラミーのメランコリーをを演じるにふさわしい存在なのだろう。妻の出...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:58 PM

April 24, 2012

バルサの連敗
梅本洋一

 たとえば「Number」誌ならバルサの特集を何度も組んでいる。昨シーズンのチャンピオンズリーグの決勝で、マンUに圧勝し、文字通り「世界最高のフットボール」を実践してきた。セスクの加入によって3-4-3と4-3-3を使い分けながら、今シーズンもフットボールの新たな実験を続けているバルサ。だが、チャンピオンズリーグ準決勝のファーストレグでのチェルシー戦、そしてその終末のエル・クラシコで、バルサが連敗...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:31 AM

February 17, 2012

11-12チャンピオンリーグ決勝トーナメント ACミラン対アーセナル 4-0
梅本洋一

 しばらくアーセナルについて書かなかった。ゲームを見なかったわけではない。全ゲームをしっかりフォローしているが、どうもしっくり来ない。プレミアでは勝ったり負けたり。勝負弱いのは今日に始まったことではないが、簡単に敗れる原因になっているディフェンス・ラインの脆さは、ヴェンゲルが監督に就任してから初めてことだろう。なにしろ最初の頃は、フェイマス・バック・フォーが堅守を誇っていたのだから。昨シーズンのデ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:28 PM

January 30, 2012

『J・エドガー』クリント・イーストウッド
梅本洋一

 イーストウッドは、あるインタヴューで、ものごころついたときからFBIの長官はずっとフーヴァーだった、と言っている。49年間も同じ地位になった人物なので、イーストウッドの感想も当然のことだろう。だが、ぼくはこの人をまったく知らなかった。この人の名前を知ったのも、イーストウッドが、ディカプリオ主演でこの人についての伝記映画を撮影中だというニュースを聞いたからだ。つまり、ぼくは、まったくの白紙でこのフ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:04 PM

December 9, 2011

『カルロス』オリヴィエ・アサイヤス
田中竜輔

 このフィルムが5時間半という時間を通じて映し出すカルロス=イリイッチ・ラミレス・サンチェスとは、もちろんかつて世界を揺るがした極左テロリストのことだ。膨大な一次資料に目を通し、俳優の国籍や使用言語にも固執し、 いくつかのシーンでは現存する資料の中に再構築されたカルロス自身の言葉をそのままに使い、実在の関係者たちと面会するにまで至ったというオリヴィエ・アサイヤスの史実に接する態度は、きわめて誠実な...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:37 PM

December 8, 2011

関東大学ラグビー対抗戦 早稲田対明治 18-16
梅本洋一

 ちょっと遅きに失したが備忘録として今年の早明戦について。  早慶戦でツボにはまった早稲田のワイドに振る方法とキックパスだが、早明戦の明治では毎年のことだが、ここ一番のディフェンスをシャローで仕掛けてこられると、ふたつともうまく行かなかった。もちろん強風の影響がキックパスをためらわせたかもしれない。だが、SOが狙いを定めたキックをする余裕が明治のディフェンスで与えられていなかった。さらに明治のシャ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:38 AM

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