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July 15, 2026

FIFAワールドカップ2026 フランス対スペイン
梅本健司

 スペインの見事なビルドアップについては、言葉であれこれ説明するより、2点目ペドロ・ポロの得点につながった56分30秒あたりの場面を見るのが一番わかりやすい。あえて言葉にするなら、スペインの8番ファビアンが最初はピッチ左側にいて、そこからゆっくり右へ流れていき、フランスの8番チョアメニを引き寄せる。すると、チョアメニ本来の持ち場にスペースが空き、そこに入れ替わるようにスペインの10番オルモが顔を出...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:19 PM

July 11, 2026

FIFAワールドカップ2026 フランス対モロッコ
梅本健司

 FWの位置にいながら中盤まで下りてくる、いわゆる偽9番的な役割を担っていたモロッコの攻撃の要サイバリが前の試合でケガをしたため、その代役に誰を置くかがモロッコにとっての最初の課題。そのままワントップに収まるなら、サイバリのように下りてボールをさばくタイプではないにせよ、ラヒミが無難な選択肢だろう。だがこの試合では、もともと左WGだったエル・カヌースをワントップに、エル・カヌースがいた位置にはドリ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:10 AM

July 6, 2026

FIFAワールドカップ2026 ブラジル対ノルウェー
梅本健司

 本来ならハーランドの控えとして使われてもおかしくないセルロートを、内に絞らせるでもない、比較的オーソドックスな右WGとしてスタートさせるのが今大会でのノルウェーの定石。狙いはまず後ろからショートパスを繋いで前進することだが、そのうえでセルロートを前に置いておくことで、パスが詰まった際のロングボールという保険ができる。CBではなくSBと競り合う形になれば、大体はセルロートがボールを収められる。さら...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:04 PM

June 30, 2026

FIFAワールドカップ2026 ブラジル対日本
梅本健司

 この試合で守備時に左WG、攻撃時には中に絞って左IHの位置を任されたパケタだが、ワールドカップ直前の親善試合(対エジプト)とグループリーグ初戦のモロッコ戦では、逆の右WGで起用されていた。それまでその位置を担っていたのは、この試合では怪我で不在のハフィーニャ。ハフィーニャは所属クラブのバルセロナでは右にヤマルがいる関係で左WGを務めているが、本来は右WGを得意とする選手。素朴に考えればハフィーニ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:12 PM

June 21, 2026

FIFAワールドカップ2026 ドイツ対コートジボワール
梅本健司

 後方からのビルドアップ時、コートジボワールの両SBは低い位置で幅をとるため、なかなか逃げ場がない状況でドイツのプレスを引き受けることになるのだが、瞬間的なスピードで個人で剥がしてから、今大会で再注目のディオマンデ、マンチェスター・ユナイテッドの右WGディアロ、そしてケシエとウライのIHコンビが長い距離をグングンとドリブルで上がり、チャンスを作り出す。さらにロングボールで前線に蹴り込んで回収する手...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:36 PM

June 18, 2026

FIFAワールドカップ2026 イングランド対クロアチア
梅本健司

 「電話番号のようなもの」で、それ自体に意味はないが、便宜上、イングランドは後ろから4-2-3-1、クロアチアは3-4-3(あるいは5-2-3)の並び。イングランドはビルドアップ時、DFが4枚のまま横に広がり、時折ボランチ2枚が最終ラインを助けに降りる。両SBはクロアチアの第一プレス隊3枚を超えた位置に構えているため、そこにボールが入るとクロアチアはWBが食いつかざるを得なくなり、そのことで空いた...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:58 PM

June 17, 2026

FIFAワールドカップ2026 フランス対セネガル
梅本健司

 セネガル陣営の後方サイドラインにボールを蹴り出してキックオフするフランス。流行りのパリサンジェルマン型(ルイス・エンリケ曰く最初にやったのはリヨンらしい)。つまりフランスは非保持のプレスからゲームに入る。  フランスの前線は2チーム組んでも余るほどのタレントが揃うが、やはり中心はエンバペ。残りの2〜3枚でバランスを取らなくてはならない。今日の配置は右にオリーセ、トップ下にデンベレ、左にドゥエ。ど...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:21 AM

June 16, 2026

FIFAワールドカップ2026 スペイン対カーボ・ヴェルデ
梅本健司

 主力の両翼(ヤマルとニコ)、サブのムニョスもコンディション不良でベンチスタートとなったスペイン。左WGに入ったガヴィが内に絞り、空いたスペースを左SBのククレヤが使う形をとる。逆の右WGのフェラン・トーレスは常に絞るわけではないが、絞ったときは同サイドのSBヨレンテが押し上がる----もっとも彼は基本的にカウンターケアとして後方に留まっており、前半の立ち上がりはとりわけ中央からの崩しを軸に攻める...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:28 AM

March 16, 2026

WBC 2026準決勝 ドミニカ共和国対アメリカ1-2
隈元博樹

 予選の4試合、それから準々決勝の試合内容を考えれば、かなりの確率でドミニカ共和国に軍配が上がると思っていた。打順はトップからフェルナンド・タティス・ジュニア、ケテル・マルテ、フアン・ソト、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア、マニー・マチャド、ジュニオール・カミネロとメジャー屈指の強打者がずらりと線をつくり、1試合平均の得点は10点を越えている。投手陣も先発から救援に至るまで、それほど大崩れしてい...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:31 PM

July 15, 2024

ユーロ2024──スペイン対イングランド(2−1)
梅本健司

 イングランドの守備は歯痒い。ワントップのハリー・ケインはこの試合守備が緩慢で、そのせいで後続の選手たちがどのタイミングでプレスに行くべきか迷っていた。ハイプレスにとって重要なのは、ファーストディフェンダーがプレスの方向性を決めることだ。中央に誘導するのか、サイドに追い込むのか、それならどちらのサイドなのか。最初のプレスの仕方で、後続にメッセージを発する。スペインのワントップ、モラタは今までそんな...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:03 PM

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