journal

メイン

<< previous next >>  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  | all

June 16, 2006

『ママン』クリストフ・オノレ
結城秀勇

今年のカンヌ映画祭で最新作『Dans Paris』が高い評価を得たというクリストフ・オノレの長編二作目『ママン』。 冒頭からカメラは登場人物に肉薄し、ほとんど背景が見えないほどに人物を大きく映し出す。舞台となるのはスペインの避暑地で、海と広大な砂漠が広がっている抽象的な空間だ。そうなれば当然、そこに映し出される人物の身体が非常に重要な役割を持つはずなのだが、しかしこのフィルムがその点で特筆すべき成...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:38 AM

June 6, 2006

ラグビー パシフィック・ファイヴネイションズ ジャパン対トンガ 16-57
梅本洋一

 対マルタ戦に辛勝したフットボールの中田が怒っているようだが、大黒のシュートが決まっていれば3-0のゲームだった。マルタの体を張ったディフェンスとカウンター狙いにうまく引っかかった。でも勝てた。そんなゲームもある。重要な瞬間はまだ先だ。  それに対して同日開幕したラグビーの公式戦パシフィック・ファイヴネイションズ(トンガ、フィジー、サモア、オールブラックス・ジュニア、ジャパン)のジャパンは重傷だ。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:03 AM

June 2, 2006

ドイツ対日本 2-2
梅本洋一

 すでに多くの記事が示しているとおり、基本的に日本代表は悪くないゲームをした。ショートからミドルレンジのパスを交換し、バイタルエリアでスルーパス。高原の久々の2点も良かったが、このゲームでは、日本代表の長所はやはり中盤にあることが証明された。ヒデ、俊輔、福西の3人はバラックを中心とするドイツの中盤よりもずっと良かった。  だが、勝ちきれない。簡単なセットプレーから2点を献上し、結局ドロー。善戦した...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:41 AM

May 19, 2006

『ヨコハマメリー』中村高寛
梅本洋一

 ぼくもヨコハマ・ネイティヴだから、白塗りの街娼メリーさんのことは知っていた。そして、それがドキュメンタリーとして撮影されたと聞いて見に行った。横浜で見たのではない。池袋だ。  もちろん監督の中村高寛が語るとおり、メリーさんの消息を求めていくドキュメンタリーの通常のスタイルを期待していない。白塗りだから彼女は伝説になったのだろうが、白塗りでなければこんな女性はたくさんいたろう。問題は「ヨコハマ」だ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:14 PM

チャンピオンズ・リーグ決勝 バルセロナ対アーセナル 2-1
梅本洋一

 オークションで信じがたい値段がついたという決勝。スタード・ドゥ・フランスは満員。  立ち上がりは、気合いの入ったアンリのカウンターがさえ渡り、いきなりバルデスにショッツ・オンを2本お見舞い。ウィガン戦に勝ってから10日あまり。コンディションの良さがうかがえる。だが、問題の前半19分。エトオの足をレーマンの手が引っかけ、レーマンは一発レッド。ピレスを下げ、アルムニア投入。他に選択肢はなかろう。  ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:28 PM

May 16, 2006

『訪れた女』ジャン=クロード・ギゲ
田中竜輔

 つい先日まで名前も知らなかった映画作家の、さらにはわずか10分ばかりの短編、しかも字幕もなく台詞の内容もほとんど理解できないような「会話劇」の作品に、なぜここまで揺さぶられたのだろう。  上映前に目を通した会話シナリオでおおよその筋はわかっていた。不倫相手に捨てられた女と、その女を家に迎え慰める女の会話劇。映画が始まると、まずひとりの女がベッドに横たわっているのが目に入る。その傍らには猫がいる。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:59 AM

代表23人の選出
梅本洋一

 4年前にも同時期にW杯の選手選出について書いた。あれから4年経った。いろいろあった。久保が選ばれなかった。松井大輔が選ばれなかった。久保は体調不良を理由に選出されなかった。スコットランド戦の後半で遠藤が代えられたので、てっきり松井が選ばれるかと思ったが、ジーコの寵愛の厚い遠藤は選出された。しかし、大したサプライズはない。  本当にジーコはブラジル人の監督だ。チームというものは──とか、代表という...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:58 AM

May 12, 2006

『ジーコ・スタイル 進化する日本代表』中小路 徹
梅本洋一

 W杯開幕までもう1ヶ月を切ったせいか、どの書店にもフットボール関係の書物のコーナーが作られている。だが、日本が初出場した98年のフランスや日韓共同開催の02年のW杯に比べて気分が盛り上がらないのはなぜだろうか? その間にフットボールへの関心が衰えてしまったからか? いや、その逆だ。このサイトを見てくださる方なら理解していただけるだろうが、フォローするゲームの数はどんどん増えている。今シーズンもW...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:23 PM

May 10, 2006

アーセナル対ウィガン 4-2
梅本洋一

僥倖とはこのようなことなのか。 スパーズは勝ち点1差で4位。アーセナルは5位。したがって、アーセナルの来期チャンピオンズリーグ出場は、17日に決勝でバルサに勝つか、この日に勝利を収め、スパーズが敗退するか引き分けるかしかあり得ない。しかもプレミア最終日であると同時に93年の歴史を持つハイバリー最終戦。 展開は必ずしもよくない。ウィガンのいつものパワーフットボール。手数を少なくし、ロングボールを前戦...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:26 AM

May 8, 2006

『ニュー・ワールド』テレンス・マリック
田中竜輔

『シン・レッド・ライン』の舞台で『天国の日々』を撮ったようなフィルム。この映画のことを聞いてからというものそんなイメージを漠然と思い浮かべていたし、実際にそのような感想も聞いていた。確かにそれは間違ってはいないだろう。だが、『ニュー・ワールド』は決してテレンス・マリック自身のリファレンスによってのみ作り上げられただけのフィルムではない。  たとえば、原住民の一人が地面に荷物を置くという些細なアク...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:35 AM

<< previous next >> all |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55