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January 25, 2004

『サルタンバンク』ジャン=クロード・ビエット

ジャン=クロード・ビエットと『サルタンバンク』についていくつかのことを書こう。 「カイエ」の批評家だったビエットは、文章家でもあったし、何本かの素晴らしいフィルムを撮った映画作家でもあった。それに彼は、ロメールの『シュザンヌの遍歴』からよくちょい役でフィルムにも出演した俳優でもあった。昨年の夏から続いた「カイエ」の危機は、ビエットとジャニーヌ・バザンという「カイエ」の精神的支柱になった人々の相次ぐ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:49 PM

January 20, 2004

『ミスティック・リバー』クリント・イーストウッド

復讐のための帰還、それは『荒野のストレンジャー』の亡霊としての回帰や、『アイガー・サンクション』の殺人家業への復帰など枚挙に暇がない。『ミスティック・リバー』において、復讐のために帰還するのは、まず「ただのレイ」と呼ばれる男だ。冒頭の少年時代のくだりと現在の間に広がる数十年の空白の時間、この決してフィルムに収められはしない暗黒の時間の中で、ショーン・ペン扮するジェミーに殺されて、河に沈められた男で...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:46 PM

『マリーとジュリアンの物語』ジャック・リヴェット

時計職人であるジュリアンは巨大な柱時計の修理に取り掛かっている。時計の大きさは、構造の複雑さ、修理の難易度には関係しない。ただその古さだけをあらわす。常人には聞き取ることのできない2種類のリズムの間で、薄暗い空間を埋め尽くす針の音に包まれての作業は、彼の手が「肉屋の手」と形容されるにふさわしく肉感的である。そしてフレームの隅にうずくまるマリーにズームアップして、あるいはダウンして再びふたりを収める...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:41 PM

『ココロ、オドル。』黒沢清

そのタイトルとはうらはらに、踊っているのは人々のカラダだ。婚礼の儀式、太鼓と手拍子の中、輪になった3種類の人々はまぎれ入り混じり、「融合」する。融合とはいくつかのものがひとつになることだろうが、その力点はひとつになることにあるのか、いくつかのものがそれとは見分けがつかなくなることにあるのか。遊牧民のような格好の村の人々、ダウンベストを纏った街の人、レインコートを着た水辺の草原の人。次第にその外見か...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:27 PM

『マリーとジュリアンの物語』ジャック・リヴェット

緑がまぶしい公園の木陰、一人の男(イエジー・ラジヴィオヴィッチ)がベンチに寄りかかり上を向いてまどろんでいる。目を開けて視線を下げ正面を見遣ると、白いスーツを纏った女性(エマニュエル・ベアール)がふと通り過ぎる。「マリー」と呼びかければ、彼女は「ジュリアン」と答えて振り返る。かくて、二人は再開を果たすのだけれども、続くショットでにおいてブラッセリーで目覚めるジュリアンを見るに及んで、わたしたちはそ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:25 PM

January 18, 2004

ラグビー 大学選手権決勝 関東学院対早稲田

結果は33-7。これだけ見れば関東学院の圧勝。前半の0-0のゲームは忘れられる。確かに前半は0-0というラグビーには滅多にない展開だった。ハーフタイムに春口が言ったとおり、早稲田のディフェンスが良かったことと、スカウティングが完全だったことが原因だ。スクラムとラインアウトというセットプレイで優位に戦うにはこうしろというゲーム運び。前者にあっては伊藤雄大、後者にあっては両ロックの踏ん張り。そして高校...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:24 PM

January 17, 2004

『運命のつくりかた』アルノー&ジャン=マリー・ラリユー

「映像に映像を重ねる技術は何ていうの?」、マチュー・アマルリック扮する映画監督、ボリスが撮った企業PR映画を見た後で、マリリン(エレーヌ・フィリエール)はさりげなく質問する。「オーバー・ラップ=surimpression」と、ボリスは答える。マリリンが「オーバー・ラップ」に関心を持ったのも当然、二人の社員が恋に落ちるという筋書きを持つおよそ企業PRには似つかわしくないその映画では、ボリスとマリリン...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:21 PM

『1980』ケラリーノ・サンドロヴィッチ

ジョン・レノンが殺された翌日(1980年12月8日)という日付から始まり、12月31日にビルの屋上から夕暮れの「トウキョウ」を見渡すという行為で終わる、という要素だけでも、この作品のつくり手のなかに「80年代」ではなく、「1980」、あるいはむしろ「~1980」という意識があったことは想像に難くない。無数に登場する「1980的」アイテム(YMO「ライディーン」、山口百恵『蒼い時』、蓮實重彦『シネマ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:19 PM

January 16, 2004

「1st Cut 2003」

今年も「1st Cut」の季節がやってきた。1月にはいって、すっかり寒くなった東京の冬のただ中で「1st Cut」が公開される。去年も確かそうだった。部屋を出るのが億劫になる季節に、渋谷駅を降りて白い息を吐きながらユーロスペースまでの坂道をのぼる。「1st Cut」はそんな記憶と結びついている。 「1st Cut」が冬の記憶をともなうのは、それが季節との関係抜きには見られないからだろう。画面には初...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:15 PM

『コール』ルイス・マンドーキ

父と母とその娘はまずそれぞれの場所で個室に監禁される。閉められた窓にはカーテンが掛けられその外を深い夜の闇が横たわり、二重のヴェールが個室空間を包み込む。その個室に偶然誰かが訪れても誘拐犯はしたり顔で追い返す準備ができている。その密閉されたかのような個室空間を打ち破ることになるのが、娘の咳である。彼女は喘息症なのである。 父と母が誘拐犯と携帯電話で交渉し、叫び声と怒声をどれだけ響かせて犯罪の完成と...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:13 PM

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