journal

メイン

<< previous next >>  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  |  67  |  68  |  69  |  70  |  71  |  72  |  73  |  74  |  75  |  76  |  77  |  78  |  79  |  80  |  81  |  82  |  83  |  84  |  85  |  86  |  87  |  88  |  89  |  90  |  91  |  92  |  93  |  94  |  95  |  96  |  97  |  98  |  99  |  100  |  101  |  102  |  103  | all

February 23, 2004

『この世の外へ クラブ進駐軍』阪本順治

不在によって集団が作られていく。街のそこら中に人があふれているにもかかわらず、不在は常につきまとう。バンド「ラッキー・ストライカーズ」の結成も、ドラマーの不在によって突然放り込まれた、オダギリジョーの騒々しさによって始まる。誰かがいなくなるたびに、彼らは集められ演奏が始まる。彼らのためにステージは用意されている。酒場というステージで、いくつもの儀式が行われる。そこでは、集まる人々の数が減っていく、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:15 AM

February 19, 2004

サッカー アジア地区1次予選 日本対オマーン

ジーコ・ジャパンの長いドイツへの道の開始。盛り上がらないのはいつも通り。埼玉スタジアムにも空席が見られる。周知の通り、小笠原の「なんとなく」上げたクロスがディフェンダーに当たり、それが俊輔に当たり、ペナルティ・エリア内で偶然ポツンとひとりでいた久保がシュートをダフり、それが幸いしてゴール・マウスにボールが転がっていった。92分の出来事。1-0。勝ち点3。予選は戦い方がどうあれ、勝てばいいのだ、と思...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:12 AM

February 12, 2004

『あなたの隠された微笑はどこにあるの?』ペドロ・コスタ

この映画の主要な登場人物は3人である。ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレ、そして『シチリア!』に等価な視線が注がれているからだ。 この映画は、ストローブ=ユイレについてのドキュメンタリーであり、彼らと同じ時間と空間をともにすることで得られた貴重な映像資料と言ってもいいかもしれない。研究者にとってもおいしい映画かもしれない。 ストロ-ブ=ユイレの姿をペドロ・コスタの撮ったこのドキュメンタリ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:06 AM

February 8, 2004

『エレファント』ガス・ヴァン・サント

事件が起こったとき、それを事後的に語ることができるのは、そこにいなかった人々である。そこにいた人々は、そこにいたからこそ生き残ることができなかったのだから。学校の中に入らないで済んだ者、そしてそこから逃げだせた者たちによって、それらは語られる。『エレファント』で死んでいった者たちは、事件を語ることはできない。幾人かの生徒たちの名前が画面に登場する。同じ時間を過ごした彼らの行動を、個々の時間に分け隔...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:04 AM

February 6, 2004

『のんきな姉さん』七里 圭

テアトル新宿で現在レイトショー中の『のんきな姉さん』。不勉強で監督・脚本の七里圭氏について前知識がなかったのだが、撮影がたむらまさきさんと聞いて見に行く。七里圭監督は1967年生まれで『のんきな姉さん』が長編劇場映画監督デビュー作。篠崎誠監督『犬と歩けば』(03,4月公開予定)では脚本を担当しているのだそうだ。   オフィスで残業中の安寿子のもとに、弟の寿司夫が書いた1冊の本『のんきな姉さん』が届...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:00 AM

February 1, 2004

1st CUT 2003『海を探す』小嶋洋平

夏の田舎(どうやら茨城県らしい)で、日本ではあり得ないようなロメール的ヴァカンスをつくり出すには、35分は短すぎたのかもしれない。あるいは、少女の成長を記録するには35分は短すぎただろう。しかし、すべてのショットが何かの「象徴」でしかない1st Cutのフィクション作品のなか『海を探す』の忠実さはとても際立っている。では何に忠実なのか。ある男と少女がスクーターに乗るさまに、少女が自転車に乗るさまに...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:21 AM

January 31, 2004

「旅をする裸の眼」多和田葉子(「群像」2月号)

近年の多和田葉子の小説は「ざわめき」のなかにある。そこでは能動的な聴取は行われず、いくつもの音がそれぞれ等価なものとして差異なく耳にまとわりつく。たとえばあなたが駅のターミナルに立っているような気分がするとしたら、それはただ汽車での移動が頻繁に行われるためだけではないのだ。「翌朝になると四枚の壁すべてから物音が聞こえた」。その(この)耳はそこにあるすべての音に晒されている。 サイゴンで暮らしていた...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:52 PM

January 25, 2004

『サルタンバンク』ジャン=クロード・ビエット

ジャン=クロード・ビエットと『サルタンバンク』についていくつかのことを書こう。 「カイエ」の批評家だったビエットは、文章家でもあったし、何本かの素晴らしいフィルムを撮った映画作家でもあった。それに彼は、ロメールの『シュザンヌの遍歴』からよくちょい役でフィルムにも出演した俳優でもあった。昨年の夏から続いた「カイエ」の危機は、ビエットとジャニーヌ・バザンという「カイエ」の精神的支柱になった人々の相次ぐ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:49 PM

January 20, 2004

『ミスティック・リバー』クリント・イーストウッド

復讐のための帰還、それは『荒野のストレンジャー』の亡霊としての回帰や、『アイガー・サンクション』の殺人家業への復帰など枚挙に暇がない。『ミスティック・リバー』において、復讐のために帰還するのは、まず「ただのレイ」と呼ばれる男だ。冒頭の少年時代のくだりと現在の間に広がる数十年の空白の時間、この決してフィルムに収められはしない暗黒の時間の中で、ショーン・ペン扮するジェミーに殺されて、河に沈められた男で...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:46 PM

『マリーとジュリアンの物語』ジャック・リヴェット

時計職人であるジュリアンは巨大な柱時計の修理に取り掛かっている。時計の大きさは、構造の複雑さ、修理の難易度には関係しない。ただその古さだけをあらわす。常人には聞き取ることのできない2種類のリズムの間で、薄暗い空間を埋め尽くす針の音に包まれての作業は、彼の手が「肉屋の手」と形容されるにふさわしく肉感的である。そしてフレームの隅にうずくまるマリーにズームアップして、あるいはダウンして再びふたりを収める...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:41 PM

<< previous next >> all |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  |  67  |  68  |  69  |  70  |  71  |  72  |  73  |  74  |  75  |  76  |  77  |  78  |  79  |  80  |  81  |  82  |  83  |  84  |  85  |  86  |  87  |  88  |  89  |  90  |  91  |  92  |  93  |  94  |  95  |  96  |  97  |  98  |  99  |  100  |  101  |  102  |  103