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August 14, 2005

『空中庭園』豊田利晃
結城秀勇

 直木賞の候補にもなった角田光代の小説を原作としたこの映画は、郊外の巨大なマンションの一室を舞台とする。テーマパーク兼ショッピングセンター兼レストラン街であるような場所、「ディスカバリーセンター」を中心とするこの街で、主人公である絵里子(小泉今日子)は、「理想の家族」を作り上げている。  マンションの遠景から、何百という同じかたちの部屋の中の任意のひとつへ向かって一気にクロースアップするショットが...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:13 PM

August 11, 2005

『世界』ジャ・ジャンクー
梅本洋一

 北京郊外の世界公園。いながらにして世界のモニュメントを体験できる場。エッフェル塔やビッグ・ベンなどが、縮尺した模型で建ち並んでいる。いながらにして世界を体験できる、という表現は単に矛盾である。「世界」とは徹底して外部にあるものであるがゆえに、その一部──そう、私たちは常にその一部しか体験できない──を体験するためには、必ず外部への踏み出し、つまり旅行が必要になる。つまり「いながらにして世界を体験...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:18 PM

August 10, 2005

『リンダ リンダ リンダ』山下敦弘
梅本洋一

 物語としての「青春映画」の構造を明瞭に備えたシンプルなフィルムはおおかたの好評を集めているようだ。文化祭、バンド、ブルーハーツのコピー、韓国からの留学生……。もちろんタイトルを見ただけで、いろいろな出来事を乗り越えて、女の子たちは最後に「リンダ、リンダ、リンダ」と熱唱し、体育館は興奮の渦に包まれることは予想されるし、事実、予想通りなのだ。ギターの女の子の手の骨折や、ヴォーカルの子が喧嘩して韓国人...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:52 AM

『ルート1/USA』ロバート・クレイマー
田中竜輔

「語る」対象としての「死」とは決定的に「他者」のものでしかない。「自己における死」について、それはどのような場合においても語ることは不可能であるからだ。誰かにその「死」を見せるという「行為」においてそれは不可能であるとは言い切れないとしても、「語る」ことは絶対にできない。だから、語るものとしての「死」とは、すなわち「誰かの死」でしかない。「起こりうるかもしれぬ死」ではなく、「起こってしまったこと...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:50 AM

August 6, 2005

『せかいのおわり』風間志織
月永理絵

 映画が始まる前にプレスシートのあらすじを読んだ限りでは、ありがちで、陳腐な恋愛映画にしか思えなかった。  幼馴染みの男と女がいる。彼氏に振られる度に自分のもとに泣きついてくる女「はるこ」を、「慎之介」は何も言えないまま一途に思いつづけている。「はるこ」は「慎之介」の気持ちをわかっていながら、曖昧にごまかしている。そしてふたりを見つめるバイセクシャルの「店長」は、「慎之介」に思いを寄せている……。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:10 PM

August 4, 2005

サッカー 東アジア選手権 北朝鮮対日本 0-1 中国対日本 2-2
梅本洋一

 東アジア選手権の中間的なレポートを書いておこう。  初戦の対北朝鮮戦は、なによりも代表メンバーのモティヴェーションの低さが際立った。なぜこうしたトーナメントがあるのか。W杯予選の中間に、Jリーグの合間に、高温多湿の地でトーナメントを戦う必要があるのか? それを理解できないのは選手ばかりではない。中澤のミスパスから生まれた1点は選手たちのモティヴェーションの低さが原因だ。このトーナメントは、選手た...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:37 PM

August 3, 2005

『世界』ジャ・ジャンクー
藤井陽子

『世界』を見ていた最中も、『世界』を見たことから何かを言い表したり考え始めようとしたときも、自然と思い浮かんだのは「プンクトゥム(ふいに私を突き刺すもの)」という言葉だった。ロラン・バルトがかつて用いて、彼自らの手であっという間に覆してしまった言葉だが、「プンクトゥム」という言葉の響きも意味も、『世界』について何かを言うときにいちばんしっくりくる、ぴったりの言葉だという風に思えたので、私はこの言...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:53 PM

『亡国のイージス』阪本順治
梅本洋一

 この種のフィルム──こうしたジャンルをどう呼べばいいのだろう?──に極めて忠実な作りで最後まで観客を引っ張っていく。イージス艦が北朝鮮ゲリラに乗っ取られ、政府への要求が叶わないときは、1000万人以上が死亡する可能性のある武器を東京に打ち込むという物語。自衛隊の全面的な協力によって、イージス艦もジェット戦闘機も本物が稼働している。つまり、最後の最後に主人公(真田広之)の個人的な力によって、武器が...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:46 PM

July 30, 2005

『アイランド』マイケル・ベイ
月永理絵

 ここ最近カート・ヴォネガットの小説を何冊か読んでいて、そのせいかSFというジャンルが気になって仕方がない。だが「SFとは何か」という問題を考えても仕方がない。そもそもカート・ヴォネガットの小説の何がおもしろいかと言えば、その特異な言い回しや簡潔な文体の連続がつくり出すテンポのよさである。ただ、異様なシチュエーションでこちらをあっと言わせ、恐怖心や憧れを感じさせてくれるような未来の世界に出会うと、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:50 PM

July 18, 2005

『流れる』成瀬巳喜男
田中竜輔

 夫と子供を失い、ひとりで細々と生きている45歳になる梨花(田中絹代)は、とある古びた芸者置屋「つたの屋」に女中として勤めることになる。すでに抵当に入れられた家屋の内部に生活する女たちは、いつも何かに悩み、時にはその悩みを互いにぶつけ合いながら、日々を過ごしている。この家の家主である女は生活の中の些細な悲しみに全身を浸しながら、静かに時代との乖離を始めた芸者という職業に向き合っている。若く美しく奔...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:33 AM

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