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November 11, 2008

『赤めだか』立川談春
梅本洋一

 好評につき版を重ねている本をここで紹介するのは本意ではない。だが、誰からも、あれはめっぽう面白い本だ、と言われれば、どうしても本屋で手に取り、何ページか立ち読みしたくなるものだ。で、立ち読みしてみると、なるほど、これは面白い!と感じられ、平積みになっているその本を下の方から取って、レジに持って行ってしまうものだ。帰ってから寝る前に少しずつその本を読み進め、残りページが少なくなると、もう終わりかと...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:26 PM

November 5, 2008

『エグザイル/絆』ジョニー・トー
梅本洋一

 おそらくハッピー・エンディングは来ないだろうと誰でも思うだろう。だが、それでも、ジョニー・トーの演出は、ぼくらを捉えて放さない。究極の「型」の世界。つまり、それは演出の果てとでも呼べるだろうが、ストーリーの進行とは関係なく、銃撃戦があれば、それを磨きをかけた演出で描ききる。それぞれの登場人物に、「型」があり、その「型」と別の「型」が結ぶとき、新たな「型」が生まれ、映画は「型」から「型」へと不定形...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:11 AM

October 28, 2008

『宮廷画家ゴヤは見た』ミロス・フォアマン
宮一紀

 18世紀末、スペインで長らく廃止されていた異端審問がカトリック教会の名の下に復権する。ポルトガル移民の子孫で裕福な商人の娘イネス・ビルバトゥア(ナタリー・ポートマン)は、ある晩居酒屋で豚肉に手をつけなかったことからカトリック教会にユダヤ教徒と見なされ、異端審問への出頭を命じられる。審問とは名ばかりの拷問——全裸で後ろ手に天井から吊るされる——によって罪の自白を強要されたイネスは牢獄に収容されるこ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:39 AM

October 27, 2008

『アイアンマン』ジョン・ファヴロー
結城秀勇

 ロバート・ダウニーJr.、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロウ、そしてジェフ・ブリッジスの4人がほぼすべてのキャストなのだから、どんな風にしようと映画になる。しかしまったく子供向けではない人選……。かといって真っ当な大人向けでもない。  アイアンマンとして生まれ変わったロバート・ダウニーJr.が、今後一切自分の会社で兵器を作らないと宣言する記者会見でこんなことを言う。「自分が無責任なシステ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:01 PM

October 23, 2008

『シルヴィアのいる街で』ホセ・ルイス・ゲリン
結城秀勇

 最初に主人公の男を映し出したショットから既に監督の技量は明瞭に示されて、この作品を見て間違いはなかったことは明らかなのだ。それにとどまらず、そこから続く80分余りの時間は、まるで次第に活性化されていく自らの視覚と聴覚に翻弄されるかのような体験だった。  ストラスブールのカフェ。賑わう昼下がりオープンテラスで、それぞれの客が自らの連れと談笑し、見つめ合い、あるいはひとりで佇んでいる。建物のガラス窓...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:29 PM

October 22, 2008

『アンナと過ごした4日間』イェジー・スコリモフスキ
結城秀勇

 たとえば『ザ・シャウト』などにも見られたような、単純に語りの効率性に奉仕するわけではない時系列の交錯が、この『アンナと過ごした4日間』にもある。だが、ここで描き出されるものを物語として要約すれば、非常にシンプルなかたちにまとめることができる。すなわち、ひとりの男が隣に住む女性の部屋に忍びこむ、それが4夜の間続くということ。時折男の過去が、その間に挿入される。それら過去の出来事が、主人公の男レオン...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:09 AM

October 18, 2008

東京中央郵便局、ついに高層へ
梅本洋一

 すでに郵便局からは基本計画が発表されていて、ヘルムート・ヤーンによる現状一部保存(詳細な計画を見ていないのだが、ファッサード保存程度だろう)と38階建になるという。今回、700億円を越える金額で大成建設が落札した、というニュースを新聞で読んだ。  小泉前首相が、都心の一等地に低層で土地を大きく占めている公共物件があっていいのか?という郵政民営化のシンボルがこの建物の解体だった。その小泉の新自由主...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:57 AM

October 16, 2008

『崖の上のポニョ』宮崎駿
田中竜輔

 あまりに露骨な「父殺し」の描写があるとはいえ、少女と少年の閉塞された状況からの離脱というごくありふれた物語を、極端に平面化された――ほとんど一枚絵にまでデフォルメされた――風景の描写に、偽の空間性を徐々に導入するという発想、言い換えれば2次元の空間であるアニメーションに3次元的な偽のリアリティを導入するという発想だけに拠って解決をもたらそうとした『ゲド戦記』の凡庸な想像力の持ち主に対し、その父で...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:02 AM

October 15, 2008

『その土曜日、7時58分』シドニー・ルメット
梅本洋一

 ニューヨークのおそらくダウンタウンの一角にある古いオフィスビルにはDiamond Centerと表示されている。そのビルの中のさらに古びた一室で、傷だらけの木製のテーブルの上のダイアモンドを鑑定している老人ウィリアムがいる。「盗品を横流しいているんだろう?」アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)が尋ねる。彼を警戒する老人にアンディは、不動産会社に勤める自分の名刺を渡す。  時制が何度も行き来...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:51 AM

October 12, 2008

『La frontière de l'aube』フィリップ・ガレル
槻舘南菜子

 公開初日にして観客は四人。たぶん暇つぶしの爺さん(わざわざ挨拶までしてきて、「昼間からこんな映画見てるのか、おまえ暇なんだろ?」と言われた)、若者(途中で離脱)、妙齢……ではない女性と、私。  シンプルなオープニングのタイトルを締めくくる「キャロリーヌに捧ぐ」という言葉には、見覚えがある。そう、『白と黒の恋人たち』も同じように・・彼女に捧げられていた。さらに、映画監督であるフランソワと、かつての...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:28 AM

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