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July 17, 2015

『海街diary』是枝裕和
若林良

『そして父になる』に続いてカンヌ映画祭コンペティション部門に出品された、是枝裕和監督の新作である。日本の美を色濃く残すような"古都"鎌倉で、四姉妹が織りなす一年間の日々をじっくりと描いている。鎌倉を舞台にした映画と言えば、小津安二郎の『晩春』『麦秋』など「家族の静かな別れ」を描いた作品が有名であるが、本作で描かれるのはそうした作品群とは対照的な、「家族の再生/誕生」である。それは『誰も知らない』『...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:04 AM

July 10, 2015

『サイの季節』バフマン・ゴバディ
グフロン・ヤジット

重い扉の開く音がする。不穏な影に、冷たい水。白く老いた髭。そして目に射し込むのは、暖かさを失った太陽の光――ある男の企みによって不当に逮捕されたクルド系イラン人の詩人サヘル・ファルザンが、30年間の獄中生活から釈放される場面で物語が幕を開ける。 時代はイスラム革命のさなか、サヘルは反革命的な詩を書いた罪を問われ投獄されてしまう。投獄中、政府の嘘によりサヘルは死んだことにされていた。釈放後に彼は愛す...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:55 PM

July 9, 2015

『チャイルド44 森に消えた子供たち』ダニエル・エスピノーサ
高木佑介

数年前に『デンジャラス・ラン』という映画が公開されていたダニエル・エスピノーサの新作。デンマークの国立映画学校にキャリアの出自を持つというこの南米系スウェーデン人監督のことは詳しくは知らないが、彼の前作『デンジャラス・ラン』は、CIAの「裏切り者」のベテランと新米の師弟関係を軸に、法と無法、行動と待機のあいだを絶えず行き来する人物や物語がそうした主題を最も得意としていたかつてのアメリカ映画への尊敬...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:41 PM

July 6, 2015

『冷たい水』オリヴィエ・アサイヤス
白浜哲

映画がエンディングを迎え川の流れる音が短くフェードアウトしていくと同時に、わたしの身体は再びいつもの重さを取り戻していた。『冷たい水』を見ることとは、まるで水のなかにいるようにふわふわと浮遊するような体験であり、また深く息つぎを繰り返すような重々しさを受け入れ、そこからの解放を伴なう体験であると言えるかもしれない。鬱屈を抱えた少女と、それに付き合おうとする少年の青春時代を描いたこの映画は、それがそ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:35 PM

『約束の地』リサンドロ・アロンソ
渡辺進也

new century new cinema やfilm commentで紹介されているように、数少ないリサンドロ・アロンソのフィルモグラフィーで繰り返し描かれてきたのは、孤独な男が、孤独な場所で、孤独に時を過ごすその様である。『La libertad』における木こりの男の1日の時間。『Los muertos』における刑務所を出た男のその後の時間。『Fantasma』における自分の出た映画(その劇...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:56 PM

June 20, 2015

『アクトレス ~女たちの舞台~』オリヴィエ・アサイヤス
坂本安美

シルス・マリアの雲とともに 電車の中でいくつもの携帯やコンピューターを使い、何人もの人たちとやり取りしている女性ふたり。世界的に活躍する40代のフランス人女優マリア(ジュリエット・ビノッシュ--おそらくこれまででもっとも素晴らしいビノッシュをこのフィルムでは発見できるだろう)と、そのアシスタントである20代前半のアメリカ人ヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワート--もはや演技を越えた何かに到達し...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:27 AM

June 11, 2015

『だれも知らない建築のはなし』石山友美
長島明夫

建築家および建築関係者へのインタヴュー映像を主につなぎ合わせて作られた73分間のドキュメンタリー。ところどころで実際の建築の映像が短く挿入される。話者は安藤忠雄、磯崎新、伊東豊雄、レム・コールハース、ピーター・アイゼンマン、チャールズ・ジェンクスら合計10名。インタヴュアーが中谷礼仁、太田佳代子、石山友美。もともとはヴェネチア・ビエンナーレの展覧会場で流しておくために作られた本作の制作の経緯は、石...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:14 PM

June 10, 2015

『パプーシャの黒い瞳』ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ
長谷部友子

冒頭、けたたましいソプラノがジプシーについて歌い出し、一体何がはじまったのかと思った。どう考えたってこれはジプシーの音楽ではない。多分これはオペラなはずで、しかし何故こんなことになっているのだろう。この不自然さ、なにかおぞましいおどろおどろしい不穏なものがはじまっていく感覚こそがこの映画をもっとも端的にあらわしているように思う。 このオペラの歌詞を書いた人物は、「パプーシャ」(人形)という愛称で呼...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:16 AM

『パロアルト・ストーリー』ジア・コッポラ
四倉諒太郎

ジア・コッポラは『パロアルト・ストーリー』の監督を、職人的にこなしている。この作品は、ジアのセンスを堪能する映画ではない。『ヴァージン・スーサイズ』(1999)や『ガンモ』(1997)のような、ソフィア・コッポラやハーモニー・コリンの処女作にあった被写体への愛情を期待すると、大きく評価を損ねてしまう。ここでジアに対する評価を「ソフィアやハーモニーよりセンスがない」としてしまったら、それこそ不...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:08 AM

June 8, 2015

『ローリング』冨永昌敬 
渡辺進也

 小金をうまいことせしめた元高校教師とその元生徒たちは、東京の弁護士に何もないただ広い荒野に連れていかれ土地を買わされようとしている。この土地にソーラーパネルを置いて一儲けしないかと提案されているわけだ。そこで弁護士は次のような言葉で彼らの購買欲をかきたてる。 「想像してください。この土地にソーラーパネルが並ぶ様を」 「見てください。この眩しい太陽を。なぜ眩しいのか。それは電気だからです」  まる...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:46 AM

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