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February 28, 2007

ニッポンのデザイナー展@ShiodomeItaliaクリエイティブセンター
梅本洋一

「AERA」のムック本と協賛して、「ニッポンのデザイナー展」が開催されている。建築家、プロダクトデザイナー、アートディレクター、インテリアデザイナー、デザインカンパニーなどデザインに関わる「ニッポン人」の多種多様な作品が展示されている。先日見た「柳宗理生活のデザイン展」の通り一遍の展示ではなく、それぞれの展示にも適切な解説が加えられ、ひとつひとつの展示物が興味深い。それに、もしレヴェルという言葉が...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:29 PM

February 25, 2007

『ブラッド・ダイヤモンド』エドワード・ズウィック
松井 宏

 その30前後という実年齢のせいだろうか、あるいは単にその童顔ゆえか。レオナルド・ディカプリオの「永遠の息子」ぶりを我々はここ数年とみに目撃している。スコセッシとのコンビがもっともわかりやすい。ディカプリオを迎えた最近3作はいずれも(『アビエイター』におけるママとの関係も含め)「息子ディカプリオ」の肖像だ。最新作『ディパーテッド』を見ながらなぜにスコセッシはいまさら、彼のキャリアのなかでありえなか...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:25 PM

February 24, 2007

『ディパーテッド』マーティン・スコセッシ
梅本洋一

『ディパーテッド』をとても面白く見た。このフィルムが『インファナル・アフェア』のリメイクだということで、まだ見ていなかったアンドリュー・ラウの『インファナル・アフェア』を見てみた。 物語上の差異は『ディパーティド』では、レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが同じ女性(ヴェラ・ファーミング)を愛してしまうのだが、『インファナル・アフェア』だと同じ女性ではないこと。そのくらいの差異しかない。どん...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:15 PM

February 19, 2007

『ロッキー・ザ・ファイナル』シルヴェスター・スタローン
松井 宏

 初めて親同伴なし友達だけで映画館に見に行ったフィルムが『ロッキー5/最後のドラマ』だったという小学6年の個人的な些事は措いておくが、しかしこの『ファイナル』を見たとたん驚愕するのはそこにある「救い難さ」だ。なにもフィルム自体が救い難い出来だというのではない。そこで冒頭から描写されてゆくロッキーの姿、その周囲、そしてフィラデルフィアの街があまりに救い難い様相を呈しているのだ。  ここでロッキーの言...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:15 PM

February 18, 2007

『恋人達の失われた革命』フィリップ・ガレル
槻舘南菜子

 初めて見たのはパリだった。映画館から一歩踏み出した街路に広がる石畳。ルイ・ガレルとクロティルド・エスムもそんな街路をすり抜けていった。だが、薄暗くなり始めた空を少し見上げると視界に入るエッフェル塔、賑わうカフェ……街路から見渡すことのできるそれらの光景はガレルの画面には決して現れてはこない。  彼のフィルムの空間を覆う街路と、緩慢な時間を過ごす古びたアパルトマン、そこは確かにパリだ。彼は『秘密の...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:41 PM

『ヘンダーソン夫人の贈り物』スティーヴン・フリアーズ
月永理絵

第二次世界大戦下のイギリス、未亡人となったヘンダーソン夫人が買い取った小さな劇場を舞台にしたこの映画には、ひとつの絶対的な決まりごとがある。それは、どんな演目であれ必ず「裸の女たち」が舞台のトリを飾ること。戦争に疲れた兵士たちは、そのお約束を信じて、毎日劇場につめかけ、オーナーであるヘンダーソン夫人もまた、彼らに「裸の女たち」をプレゼントするためにだけその劇場を買い取り、上演を続けている。映画は、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:09 PM

February 14, 2007

『魂萌え!』 阪本順治
槻舘南菜子

 風吹ジュンの束のような白髪。深く刻まれた頬のしわ。フライパンを擦るもう若くはない手。それらの部分には、一人の女性の生きた時間が確実に刻み込まれている。彼女の時間の集積、老いを、まざまざと映し出す所からこのフィルムは始まるのだ。  夫の死後、風吹ジュンは夫の過去を辿るのと同時に、過去は形を変えて彼女を襲いにやってくる。夫に十年来の愛人がいたこと、彼が杉並蕎麦の会に通っていたこと、ゴルフクラブの会員...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:17 PM

東京工業大学緑が丘1号館 レトロフィット
梅本洋一

 職場の建物が耐震改修工事に入るので、その工法のワーキンググループの主査を言い渡され、その一環として、大学の建物の耐震改修工事としては話題の東工大緑が丘1号館を見学に行った。同行者は、北山恒さん、下吹越武人さん、田井幹夫さん、耐震の専門家である田才晃さん、そして勤務先の学部長、そしてぼく。  東急大井町線の中からすでにレトロフィットと命名されたファッサードが個性的なその全貌を見せていた。なんだかポ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:20 AM

February 13, 2007

アイルランド対フランス 17-20
梅本洋一

 前評判の高い事実上の今年のシックスネイションズ決勝戦。だが、アイルランドはオドリスコル欠場。ランダウンズ・ロードが改修中でクローク・パークというどでかいスタジアム。リオかサンパウロのサッカー場のように立錐の余地もない。  対イタリア戦快勝に気をよくしたラポルトは、故障者以外ほとんど面子を入れ替えず、ハーフ団もミニョーニ=スクレラをそのまま起用。クローク・パークについては小林深緑郎さんの蘊蓄を聞き...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:46 AM

February 9, 2007

『エレクション』ジョニー・トー
梅本洋一

 この人のフィルムの評価が異様に低いのはどうしてだろう。まだ封切られて3週間目だというのに、テアトル新宿は、昼間1回しか上映がなく、しかも明日(9日)まで。いわゆる「香港ノワール」ファンしかこのフィルムを見に来る人はいないのだろうか。確かに、終映後、テアトル新宿の地下から1階への階段を上がっていると、隣に老夫婦がいて、ダンナの方が、「何かなんだかぜんぜん分からなかった。こんな映画見せるんじゃない!...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:34 AM

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