journal

メイン

<< previous next >>  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  |  67  |  68  |  69  |  70  |  71  |  72  |  73  |  74  |  75  |  76  |  77  |  78  |  79  |  80  |  81  |  82  |  83  |  84  |  85  |  86  |  87  |  88  |  89  |  90  |  91  |  92  |  93  |  94  |  95  |  96  |  97  |  98  |  99  |  100  |  101  |  102  | all

August 5, 2008

『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー
宮一紀

 一組の父と子が核戦争後と思しき灰燼と化した大地を延々と歩き続ける。空は暗澹たる分厚い雲に覆われ、そこに鳥の姿などあろうはずもない。寒冷化が進み、灰色の海の水は冷たい。もちろん魚など死に絶えているだろう。どうやら世界には〈道〉だけが残されたようだ。とても危険な〈道〉である。〈悪い者〉が出るかもしれないからだ。それでも彼らはひたすら〈道〉を南下して進んでゆく。多くの絶望的な光景に接しながら、父と子は...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:58 AM

『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』古澤健
田中竜輔

 現在の日本映画の実製作にかかわる状況というものがどのようなものなのか、映画監督でも何でもない一観客である私が知る由もないが、莫大な予算がかけられた信じ難い作品の予告編に対し、ただ呆然とすることにさすがに飽きてきた。もちろんそういった作品の多くを実際に見ていない怠惰故に、作品自体を全否定することなど許されるはずもないのだが、しかしそれら作品の多くに数億円という金額が費やされていると言われてもまるで...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:19 AM

August 1, 2008

『告発のとき』ポール・ハギス
高木佑介

 ダグラス・サーク特集にせっせと通う傍ら、気がつけば終了間際になってしまっていた『告発のとき』を見に行く。トミー・リー・ジョーンズの息子がイラク戦争から帰還したのち、謎の失踪を遂げたことが冒頭で知らされ、物語は終始その事件の捜査という一点に絞られる。ほどなくして失踪事件は息子のバラバラ焼死体の発見によって殺人事件へと発展し、元軍警察トミー・リー・ジョーンズの異常な活躍ぶりで事件の真相が明らかにされ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:23 PM

『レディ アサシン』オリヴィエ・アサイヤス
結城秀勇

『クリーン』の冒頭を飾る工業地帯の夜景に打ちのめされて以来、アサイヤスの映画を見直してそこに映り込むインダストリアルな美しさを持ったものたちを再発見するたびに、愛としか言いようのない感情に心打たれる。たとえば『感傷的な運命』における、陶器という工業製品がそれを作った人間の手に柔らかに包まれる時。あるいは『夏時間』の、すべての身の回りのものがアノニマスな他と交換可能なものへ取り換わっていく中、主を...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:12 AM

『レディ アサシン』オリヴィエ・アサイヤス
田中竜輔

 『デーモンラヴァー』のコニー・ニールセン、『CLEAN』のマギー・チャン同様、『レディアサシン』のアーシア・アルジェントもまたひとりぼっちだ。夥しい物量と運動に支配されている都市の空間の中で、彼女たちは自分自身を証明することができない。自分がどこに属していて、そして自分を護ってくれるものがどこにあるのかを、彼女たちは知ることができない。状況は彼女たちに無関心でありつつ彼女たちを束縛していて、彼女...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:44 AM

July 29, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
結城秀勇

 科学の教師であるマーク・ウォルバーグが(その設定が既に驚きなのだが)、授業の中で子供たちに原因不明のミツバチの失踪について語っている姿は予告編でも見ることができる。恥ずかしながら、私は数年前から実際に世の中を賑わせているこの事件についてまったく知らなかった。Colony Collapse Disorderと呼ばれるこの現象は、『ハプニング』の中で語られるとおり、ミツバチの群れががある時突然一匹の...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:32 AM

July 28, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
宮一紀

 前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、驚くほど何の確証もないままに、「他のどこでもないここ・他の誰でもない君」という、あらかじめ取り決められた予定調和の世界を彷徨するフィルムだった。まるでロール・プレイイング・ゲームででもあるかのように事件が起き、物語が進展する様を、私はただじっと傍観するより他になかった。  常に「ここではないどこか」を目指し、「ここにはいない誰か」を欲している点で、『ハプニ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:16 AM

July 27, 2008

『奇跡のシンフォニー』カーステン・シェリダン
結城秀勇

 予告編を見て、『ボビー・フィッシャーを探して』に近い映画に違いない、見に行かなきゃなと思いつつも、同様に予告から『スリーキングス』だと判断した『ハンティング・パーティ』がそれほどそうでもなかったので、足がなかなか向かなかった『奇跡のシンフォニー』を終了間際になってやっと見た。  チェスと音楽というそれぞれの題材の映像的な処理の面では『ボビー・フィッシャー』に及ばないとはいえ、『奇跡のシンフォニー...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:44 AM

July 12, 2008

『歩いても 歩いても』是枝裕和
梅本洋一

 これまで是枝裕和のフィルムとは、とても相性が悪かった。それどころか、彼のフィルムには、映画のエッセンシャルな要素だとぼくが考えてきたことを裏切る何かがあると感じられ、それを強く批判さえもしてきた。  だが『歩いても歩いても』を見る限り、かつてぼくが批判してきた彼のフィルムに関わる要素は、かなり稀薄なものになってきている。これは「『カポ』のトラヴェリングだ」と批判した死を超自然的な美意識に溢れた映...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:02 AM

July 5, 2008

レーモン・ドメネク留任!
梅本洋一

 イタリアではドナドーニが解任されマルチェロ・リッピが再任されたというのに、フランスでは、レーモン・ドメネクが代表監督として留任した。ユーロのグループCを最下位、しかも得点1,失点6という最悪の成績であるにも関わらず、昨日フランス・フットボール協会のジャン=ピエール・エスカレット会長はドメネクの留任を発表した。ぼくも含めて誰でもが、すんなりディディエ・デシャンにその任が任されると考えていたのに、フ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:13 AM

<< previous next >> all |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  |  67  |  68  |  69  |  70  |  71  |  72  |  73  |  74  |  75  |  76  |  77  |  78  |  79  |  80  |  81  |  82  |  83  |  84  |  85  |  86  |  87  |  88  |  89  |  90  |  91  |  92  |  93  |  94  |  95  |  96  |  97  |  98  |  99  |  100  |  101  |  102