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July 28, 2008

『ハプニング』M・ナイト・シャマラン
宮一紀

 前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、驚くほど何の確証もないままに、「他のどこでもないここ・他の誰でもない君」という、あらかじめ取り決められた予定調和の世界を彷徨するフィルムだった。まるでロール・プレイイング・ゲームででもあるかのように事件が起き、物語が進展する様を、私はただじっと傍観するより他になかった。  常に「ここではないどこか」を目指し、「ここにはいない誰か」を欲している点で、『ハプニ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:16 AM

July 27, 2008

『奇跡のシンフォニー』カーステン・シェリダン
結城秀勇

 予告編を見て、『ボビー・フィッシャーを探して』に近い映画に違いない、見に行かなきゃなと思いつつも、同様に予告から『スリーキングス』だと判断した『ハンティング・パーティ』がそれほどそうでもなかったので、足がなかなか向かなかった『奇跡のシンフォニー』を終了間際になってやっと見た。  チェスと音楽というそれぞれの題材の映像的な処理の面では『ボビー・フィッシャー』に及ばないとはいえ、『奇跡のシンフォニー...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:44 AM

July 12, 2008

『歩いても 歩いても』是枝裕和
梅本洋一

 これまで是枝裕和のフィルムとは、とても相性が悪かった。それどころか、彼のフィルムには、映画のエッセンシャルな要素だとぼくが考えてきたことを裏切る何かがあると感じられ、それを強く批判さえもしてきた。  だが『歩いても歩いても』を見る限り、かつてぼくが批判してきた彼のフィルムに関わる要素は、かなり稀薄なものになってきている。これは「『カポ』のトラヴェリングだ」と批判した死を超自然的な美意識に溢れた映...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:02 AM

July 5, 2008

レーモン・ドメネク留任!
梅本洋一

 イタリアではドナドーニが解任されマルチェロ・リッピが再任されたというのに、フランスでは、レーモン・ドメネクが代表監督として留任した。ユーロのグループCを最下位、しかも得点1,失点6という最悪の成績であるにも関わらず、昨日フランス・フットボール協会のジャン=ピエール・エスカレット会長はドメネクの留任を発表した。ぼくも含めて誰でもが、すんなりディディエ・デシャンにその任が任されると考えていたのに、フ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:13 AM

June 27, 2008

成城コルティ
梅本洋一

 成城学園駅で降りたのはほぼ30年ぶりのことだ。目的は世田谷美術館分館清川泰次記念ギャラリーで開催されている、抽象画家・清川泰次が学生時代に撮影した「昭和十五年十一月十日.東京,銀座」の写真展を見るためだった。  だがせっかく成城学園で本当に久しぶりに降りたのだから、まずここで昼食を、と考え、「とんかつ椿」へ。東京の5指に入るこのとんかつの名店は、北口から徒歩10分ほどの完全な住宅地の中。おかげで...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:01 PM

June 24, 2008

『最後の抵抗(マキ)』ラバ・アメール=ザイメッシュ
結城秀勇

 積み上げられた無数のフォークリフト用パレットが赤く視界を染める。そこはパレットの修理とトラックのメンテナンスを行う工場だ。輸送の根底に関わるその場所には、しかしながら流通の主体となるようなものはない。パレットはあってもその上に乗せる商品はなく、壊れたトラックはあってもそれが商品を積んでどこかへ流れていく姿はない。ここで働く人々を含めこの作品に現れるすべてのものは、工場の狭い敷地内で修理と再配置を...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:54 PM

『イースタン・プロミス』デヴィッド・クローネンバーグ
高木佑介

 床屋で男が豪快に首を掻っ切られる光景を観て、まだ記憶に鮮明に焼き付いている『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を思い出した。ティム・バートンと同じく、クローネンバーグの新作もロンドンがその舞台となっている。そして『イースタン・プロミス』の始まりを告げるべく男の首を掻っ切ったのは、もちろんジョニー・デップではなく、ロシアン・マフィアと関係を持つ怪しい人間たちである。  このフィルムに...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:00 PM

June 18, 2008

『イースタン・プロミス』デヴィッド・クローネンバーグ
梅本洋一

 このフィルムの中盤に知的障害の16歳の少年が、チェルシー戦のチケットを手に入れてとても喜ぶシーンがある。スタンフォード・ブリッジと思われるスタジアム近辺にはサポーターがたくさんが詰めかけている。おそらくチェルシー対アーセナルのロンドン・ダービーだろう。  物語と骨相とほとんど関係のないこのシーンは、実へこのフィルムにとってとても重要なものだ。クローネンバーグは、スティーヴン・ナイトによるシナリオ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:49 AM

June 15, 2008

『ミスト』フランク・ダラボン
結城秀勇

 どこかからほとんどなんの理由もなく異生物がやってきて人々が右往左往するこの映画を見て、『クローバーフィールド』を思い出した。この2本を私はまったく評価しないけれど、私たちがなにを見ているのかを(逆説的に)考えさせられた。  閉鎖空間となったスーパーマーケットの、ファサードに貼りめぐらされたガラス越しに襲来する怪生物を評して、女性教師は次のようなことを言う。それらはいるはずのないもの、私たちの知る...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:23 AM

June 14, 2008

『ぐるりのこと』橋口亮輔
梅本洋一

 『ハッシュ』以来6年ぶりの橋口亮輔の新作。『二十歳の微熱』以来、彼のフィルムを見続け、当初はどうしても目を背けたくなるようなナルシズムに閉口したこともあったが、それが次第に稀薄になり、「登場人物」という映画において必須の他者に眼差しが向かうようになる様を観察してきたつもりだ。  『ぐるりのこと』のすべては、子どもを失ったカップルの欠落と再生までの長い道程である。このフィルムを見終わって多くのこと...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:39 AM

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