journal

メイン

<< previous next >>  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  |  67  |  68  |  69  |  70  |  71  |  72  |  73  |  74  |  75  |  76  |  77  |  78  |  79  |  80  |  81  |  82  |  83  |  84  |  85  |  86  |  87  |  88  |  89  |  90  |  91  |  92  |  93  |  94  |  95  |  96  |  97  |  98  |  99  |  100  |  101  |  102  | all

August 25, 2006

『水の花』木下雄介
梅本洋一

 PFF出身の俊英の新作。俳優の演出の面でぎこちなさは残るが、このフィルムを弱冠24歳の監督が撮影したとはやはり俄には信じがたい。父母の離婚後、父の許に残った女子中学生が、ひょんなことから父との離婚の原因になった母の子に出会い、ふたりの奇妙な時間が過ぎていく。それだけの話だ。だが、フィックスのショットに収まった中学生の揺れが正確に伝えられている。その主題、その方法の面で、この作り手は明らかに映画作...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:06 AM

August 17, 2006

『叫』黒沢清
梅本洋一

 ここには『回路』がある。ここには『CURE』がある。ここには『降霊』がある。そしてここには孤独な刑事がいる。だからここには『カリスマ』もある。だから、『叫』で黒沢清はそれまでの自らの集大成を行っているのかもしれない。映像や演出の面でも話法の面でもそれは確かだ。だが、それ以上にこのフィルムには地霊が棲みついている。かつて鈴木博之が書いた書物に『東京の地霊』(文藝春秋)があった。東京から選ばれた13...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:32 AM

アジアカップ予選 日本対イエメン 2-0
梅本洋一

 引いた相手をどう崩し、どうやって点を取るのか? 力が上のチームの永遠の課題だ。ワントップを残し、常に9人で自陣に立て篭もるイエメン。ほぼポゼッションは8割。だが、なかなかゴールを割れない。もちろんチャンスは多い。バーやポストに嫌われたシュートが2本。キーパーの好セーヴに阻まれたシュートが2本。ペナルティエリア近くで得たFKも3本がゴールをかすめた。どれも入っていれば単に圧勝のゲームだった。だが、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:28 AM

August 10, 2006

キリンチャレンジカップ 日本対トリニダード・トバゴ 2-0
梅本洋一

トリニダード・トバゴのメンバーがベストではないことを差し引いても、新生日本代表の動きは溌剌としている。W杯で決勝トーナメントに残らなければならないとか、自らの進退とか、そういった抑圧から一切自由になり、純粋にフットボールがうまくなりたいという若者たちの欲求が伝わってくるからだ。負けてもいいんだ、良いフットボールをやろうよ。良いフットボールは、ピッチの中をボールと人が縦横無尽に動き回るフットボール...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:02 AM

ダニエル・シュミット追悼
梅本洋一

 朝刊の死亡記事でダニエル・シュミットの死を知る。  ぼくがダニエル・シュミットに初めてあったのは今から24年前のことだった。当時は東京のシネフィリーが突然発酵し、アテネフランセに長蛇の列ができた時代だった。そのきっかけのひとつがダニエル・シュミット映画祭だった。シュミットの映画──特に『ラパロマ』──が極め付きのシネフィル映画ではなかったが、彼が導きの糸のような存在──そうPasseurだ──に...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:00 AM

August 3, 2006

『ゆれる』西川美和
梅本洋一

 多くの観客を集めている、この兄弟の愛憎劇をようやく見た。水曜日ということもあってか、映画館は1時間前に満員札止め。観客のほとんどは20代から40代の女性だった。  残念ながら処女作の『蛇イチゴ』は未見だが、西川美和に才能が備わっていることは事実だ。  写真家として仕事をする弟が母の死をきっかけに久しぶりに山梨の実家に帰り、そこで実家のガソリンスタンドを経営する兄と会う。ガソリンスタンドではかつて...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:08 AM

July 28, 2006

『東京物語』小津安二郎
田中竜輔

 ようやく夏がやってくるらしい。梅雨空が続いた7月の下旬、シネマヴェーラ渋谷では「いつもと変わらぬ103回目の夏」という素晴らしい副題のつけられた監督小津安二郎特集が始まっている。そのなかで久し振りに『東京物語』を観た。夏の映画だ。 『東京物語』を初めて見たのは冬だった気がする。スクリーンではなく自宅の小さなモニターで「見た」はずの『東京物語』と、スクリーンで、複数の観客と共にシートに体をうずめて...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:16 AM

July 25, 2006

『2番目のキス』ファレリー兄弟
須藤健太郎

 ロブ・ライナーの新作がつい1ヶ月ほど前に封切られていたことを何人ぐらいの人が覚えているだろう。かく言う私も気付いたときはすでに公開は終わっており、あっさりそれを見逃したのだから、偉そうなことは言えない。主演のケイト・ハドソンがめちゃめちゃ可愛かったとはいえ、前作『あなたにも書ける恋愛小説』にはやはりいまいち乗れなかったので、秘かに新作を期待していたのだったが……。いまはどこかの二番館に回ってくる...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:39 PM

July 24, 2006

『カポーティ』ベネット・ミラー
須藤健太郎

 フィリップ・シーモア・ホフマン好きの人には、とにかく見ることを勧めたい、そんな映画である。『カポーティ』は、フィリップ・シーモア・ホフマンの映画以上でも、またそれ以下でもないからだ。ポール・トーマス・アンダーソンやトッド・ヘインズなどの若手監督たちにほのかな愛情をもって起用され、名バイプレーヤーの地位を築きつつあった彼が製作総指揮を務め、主演を果たしたのが、この『カポーティ』なのである。伝記を読...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:56 PM

July 21, 2006

『こおろぎ』青山真治
梅本洋一

 映画について考えられるいくつかの言辞。たとえば音声と映像でつくられている映画は、嗅覚と触覚を直接示すことはできない。映画から匂いも香りも生まれない。映画で人と人の接触を見せることはできるが、その感覚を共有するためには想像力が必要だ。たとえば極めて具体的に事物を映し出す映画が、抽象性に向かおうとするとき、そこからは人名、地名などの固有名が脱落し、人は、「男」だったり、「女」だったり、「若い人」とか...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:06 PM

<< previous next >> all |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  |  67  |  68  |  69  |  70  |  71  |  72  |  73  |  74  |  75  |  76  |  77  |  78  |  79  |  80  |  81  |  82  |  83  |  84  |  85  |  86  |  87  |  88  |  89  |  90  |  91  |  92  |  93  |  94  |  95  |  96  |  97  |  98  |  99  |  100  |  101  |  102